経産省前脱原発テント座り込み日誌2024年7月4日版

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Jul 7, 2024, 11:51:30 AMJul 7
to 藤原節男
BCC各位(拡散希望)
from 藤原節男(原子力ドンキホーテ改め原子力ガリレオ、原子力公益通報者)
件名:経産省前脱原発テント座り込み日誌2024年7月4日版

お世話になっています。頭書の件、フェイスブック投稿で人気の記事です。メーリングリストでも配信します。

【拡散希望】経産省前脱原発テント座り込み日誌2024年7月4日版

経産省前テントひろば、脱原発テント設置日(2011年9月11日)から1807日目(2016年8月21日)にテント強制撤去。2024年7月4日は、座り込み4,681日目。これは、マハトマ・ガンディー「非暴力、不服従」の実践です。

◎ 韓国では日本の脱原発の住民の動きを注視している 6月28日(金)前半
  2週続けての大雨の座り込みだった。事務所を出るときから、雨が降り続けている。経産省正門前に着いて、セッテングを始めてもなお、雨の勢いが止まない。今日は一日、覚悟をしなくてはならないかなと考える。そういう中でも、イロハのメ ンバーの女性達は、7月にある大間グロックに参加するので、話題は専らそちらの方に集中している。
午後1時少し過ぎたころ、AWCのSaさんが女性を連れてやって来た。聞くところによると、韓国のヨンドク市から来た女性でパク・ヘリョンさんと言って、反(脱)原発の活動家だと言う。福島原発の事故以来、脱原発の運動をしているそうだ。13年前の事故をテレビで見ていて、1週間、涙が止まらなかったそうだ。それ以降、韓国でも反原発の運動が盛んになったそうだ。ちょうどその時、彼女の地元で原発建設計画が発表されたそうだ。建設計画反対の住民投票が行われ圧倒的な勝利を収めたそうだ。その時以来原発建設計画は声を潜めたそうだ。ただ、現在の 保守政権は建設計画は諦めていないようだ。
そんな中、「韓国では、日本の反原発の住民の動きを注視している」と言う。「日本に来て首都東京のど真ん中でこんなふう に座り込みを続けている人々がいると聞いて、びっくりしている。しかも、雨の日も、風の日も暑い夏の日も、寒い雪が降る日も続けている皆さんのことお手本にして韓国でも頑張っていきます」と言う。韓国では60歳過ぎると、皆、運動から退くそうです。そして、その下の世代が現れるそうだ。でも、日本に来てこの座り込みをしている人たちを見て驚いた。日本では80歳を過ぎても第一線で活躍されている。このことは本当に素晴らしいことだと褒められた。実をいうと、日本では若い人がなかなか運動に参加していない現実があるのが・・・・この後、議員会館でシンポジュウムがあるので、そちらに参加するとのことだった。
沖縄から奥間さんという活動家がやってきていて、話は聞けなかったが、午後5時からの抗議集会では発言があるそうだ。東京での運動も国外からも関心持たれていると聞き、今後も頑張らなくてはと思った座り込みだった。

◎ 沖縄の怒り、岸田政権への怒り、都知事への怒りが雨を吹っ飛ばす 6月28日(金)後半(K.M)
 梅雨前線が居座って、徐々にリュックに水が沁みてくる強い雨の中、「脱原発、使用済み核燃料を増やすな、使用済み核燃料の行き場が無いぞ、これ以上核のゴミを増やすな、原発推進を止めろ、全ての原発を廃炉にしろ、経産省は嘘をつくな、安全・安い・クリーン・グリーンは嘘だ、原発無くても電気は足りている、再稼動反対、運転延長反対、命を守れ、地球を守れ、未来を守れ、…」のコールで抗議行動を開始。
K.Mから一週間の振返り:再稼働阻止全国ネットワークパンフレット「知っていますか?使用済み核燃料の危険」を紹介、火曜の東海第二防潮堤と40年+20年老朽原発延長問題の院内ヒアリング集会で規制庁を攻めた報告、水曜の原子力規制委員会抗議行動とアメリカ大使館前一人抗議、佐藤保さんが6月の経産省申し入れを提出、木曜夜遅くに請戸テントの方たちとZOOM会議で放射能測定の学習、本日は「柏崎刈羽原発の再稼動を許さない!首都圏行動」(午後に院内集会と夜に東電抗議行動)。
高瀬さんが、沖縄で昨年12月24日に16歳未満の少女が米兵に性暴力を受け、本年3月に米兵の身柄を日本に引き渡し、これらのことを日本政府と駐米大使と話しながら、政府が県知事に隠していた、戦後ずっと続いている、エマニュエル米国駐日大使からは謝罪の一言も無い、怒りが止まらない、沖縄の人の人権を尊重せよ、今動かなければならない。K.Mが、1995年の少女暴行事件、県民大会、辺野古基地建設、普天間はずっと使用、県議選の間隠していた岸田政権。
橘さんが、ハンセン病の為に来た奥間政則さんを紹介。奥間さんが、1995年の3名の米兵の少女暴行事件、再度起こった米兵による少女暴行事件、県議選の間岸田政権が隠していた、岸田よ沖縄を占有するな。
「辺野古に基地基地を造るな、米兵による少女暴行事件反対、普天間を直ちに閉鎖しろ」コール。守屋さんが、県議選まで少女暴行事件を隠していた自民党政権を責め「座込め、ここへ」と「水に流すな」を歌う。
平岡さんが、経産省が原発推進、小池百合子のカイロ大卒業問題、世論調査は厳しい、みんな選挙に行こう、原発推進を止めよう、岸田政権は対米従属政権、と。
K.Mから、都議会質疑で自分で答えない知事、都の官僚に答えさせているがまともに答えない、まるでファシズム。
奥内さんが、青田恵子さんの詩「一万円」を詠む。
<…、一万円とはずい分少なく見積もってやっちまったものだ、領収書出せなんておどすものだからこっちから東電さオマケして安くしてやったのだ、どこまで欲深であさましいやつらなんだ、ああ!いらねえ いらねえ、一万円なんていらねえ、そのかわり”3・11”の前の福島さ戻してくいろ、早春の阿武隈の峰より注ぐあのオレンジ色の残照に包まれたオラのふる里を返してくいろ>。
続いて、奥間さんが、岸田政権が我々の税金を使って沖縄の基地化を進めて戦争国家化が進めていると警告、経産省は原発推進を止めろ。
K.Mから、日本の原発を止められない理由がぶら下がっている企業・人が多いから、世界でもウクライナ戦争・ガザ虐殺で軍需産業がほくほく、軍需産業が戦争を起こすことを許すな。NOWAR、NONUKES、軍需産業反対、憲法9条を実現しろ、すべての原発を廃炉にしろ、死の灰をこれ以上増やすな、…のコールで終了。
片付けをイロハネットの3人の女性の献身的な応援を得て行い、最後の仕上げをお任せして私は東電に向かう。(K.M)

◎ ガザ日記を読んでいる 6月29日(土)(O・O)
・都知事選
全候補者を見渡せば、まさに真贋一堂、玉石混交。多くに感じる東京=都会という意識が残念。在日米軍、政府、大企業に対しては沈黙、注視、立ち止まっている都政。首都防衛と言いつつ、待てば海路の日和あり。 多摩格差については礎を築いたと自画自賛のようだが、23区には23ヵ所ある保健所は多摩地区には7ヵ所しかない。多摩府中保健所にいたっては6市104万人を管轄。24市3町1村もあるのにまだ礎。そんな公約は額に貼っておいて欲しい。
・ガザ日記
1週間で、やっと半分まで読んだ。文字数からすればとっくに読み終わっている筈なのに。2023年10月7日土曜日、海からの艦砲射撃、F16戦闘機のミサイル攻撃による軍事侵攻が始まった。これはガザに約3ヶ月とどまった著者が現地から出版社に送り続けた日記だ。そのほんのごく一部だけ紹介する。
著者の子息ヤ-セルがラジオのニュースでジェノサイドという言葉を聞き著者に質問する。「ジェノサイドって何?」著者が答える。「いま私たちのまわりで起きていることさ」
ヤ-セルは15歳、これまで二度しか戦争を体験していないが(著者がそう書いている)、2014年の戦乱の記憶が心の傷になっている。そのとき7歳だったが、彼はすべてを鮮明に覚えている。
著者と子息はラファ国境検問所からエジプトに脱出することも可能だったが、父や兄弟や親族を残してガザを去ることなどできず残ることに決めた。ヤ-セルは一緒に残ると言ってきかなかった。イスラエルは軍事侵攻するときは決まってラファの国境検問所を最初に空爆する。結局は、彼の主張を聞き入れるしかなかった。
あとひとつ。家族のほぼ全員を殺された親戚の女性が著者に尋ねた。「この戦争は私が悪いの?」
著者 ア-ティフ・アブ-・サイフ
地平社より 2024.5.29 初版 2800円+税(O・O)

◎ 脱原発青空川柳句会が開かれた 6月30日(日)(S.E.)
正午より脱原発テントひろば座り込み開始。「脱原発テントひろば青空川柳句会」は、乱さんの体調不良により、今回、休会予定でしたが、常連参加者の海の民さんの発案で、自主的に川柳を作ろう!という事になりました。急遽、自分たちで席代を「熱中」「恥」と決め、川柳を作っていると、13時過ぎに、乱さんが「足慣らしに」と、ちょっとほっそりして、経産省前に見えたので、選者をお願いしました。
雨もパラつく曇り空、蒸し暑い一日でしたが、風があったので、比較的過ごし易く、句会の参加者は5名。14時15分投句締め切り、14時30分より入選者の発表、披講となりました。
選者の乱鬼龍氏により入選句が読み上げられ、入選者へ、りんごや喜多方ラーメン、ヨーグルト、コーヒーゼリーなど海の民さん提供の様々な商品が手渡されました。簡略版ではありましたが、いつものように乱さんに川柳を選んでいただけて良かったです。入選句は以下の通りです。
「熱中」の特選
・民不在 アピール熱中 選挙戦 - 芒野
「熱中」の秀句
・能登地震 伸介熱中 再稼働 - 海の民
・逃げること ただ逃げること 熱中す - 芒野
・修繕費 株につぎ込む 病める国 - ふ64
・世直しに 熱中時代の 青年たち - ふ64
・熱中す 今だけ金だけ 自分だけ - 原子力ガリレオ

「恥」の特選
・恥さらし ガラガラポンで ザルが出た - 海の民
「恥」の秀句
・裏金は 戦争と武器に 化けまくり - 海の民
・金貸しと 観光の国に 誰がした - ふ64
・知事選が 学級崩壊さ ながらに - 芒野
・人愛す ノーニュークスに 恥は無し - ふ64
・裏金が 無いのは 恥と 本音言い - 原子力ガリレオ
次回の脱原発青空テントひろば川柳句会は2024年7月28日(日)12時より開催いたします。是非ご参加ください。
7月に入り夏本番はこれからです。皆さまお体ご自愛のうえお過ごしください。(S.E.)

◎ テントひろばには多くの人が訪れる 7月1日(月)(保)
家を出る時には止んでいた雨が、地下鉄六本木駅を降りて地上に出たら、強めに降っていたので、ビックリした。しかし、この雨は、事務所近くでバスを降りたら止んでいたので助かった。
  事務所に着いてすぐ、冷房を入れて相棒のSaさんが来るまで、おにぎりを食べて過ごした。Saさんは、先週、熱中症気味だったので心配したが、元気そうだったので安心した。しかし、相変わらず「夜はほとんど寝られてない」との事。経産省前の工事は作業日だったが、先ほどまでの雨の影響なのか、やっていなかった。午後1時過ぎから始まった作業も削岩機は使わずコンクリート面の溝に木枠をあてて測量をしている程度に終始していた。外部から見ていると何をやっているのか判らない。
  テントひろばに初めて来た人がいた。職業は自称パパラッチ。初めはバナーなどを眺めていたが「俺も原発には初めから反対だ」と言って、カンパしてくれた。テントニュースを渡しながら話し込む。「大通りの反対側の財務省に入って行った人物の監視をしたいので端っこに居ていいか」というので、座り込み者も少ないのでOKした。そのまま終わりまで座り込んでいた。
午後2時前に一瀬弁護士が寄ってくれた。二週間前に右翼に妨害された時に間に入って頂いたので、その後どうなのか心配してのものだった。今週も英語講師のAさんが時間まで寄ってくれました。朝から雨が降っていたので、氷水は入らないと思って用意しなかったが、事務所に帰って来たら、かなり疲れているのを自覚したので、夕方の防衛省抗議集会には参加せずに帰宅した。(保)

◎ 暑さの中、続く座り込みを自負していいと思う 7月2日(火)(旭凡太郎)
曇り、日照もそれほど強くない中で、経産省前座り込みは行われた。座り込みの正面(経産省門正面)では、下水道工事が行われていて、たて2m、横7mの塀が建てられ、中で工事がおこなわれている。先週来たときは、中で何人か労働者が作業をしていたが、今日はしていなかった。座り込みの正面での工事ということで、座り込みの妨害かとも思われたが、別に工事が行われたからといって、座り込みに支障がおきるということもない。
  経産省前は.2011年のテント設置以来13年、4000日強、われわれでも想像を越える長期のテント、座り込みの持続だった。その期間、日本社会も混迷と自壊の続く期間だった。日本社会は1980年代以降、雇用の非正規化が進行し、今や全労働者の3分の1が非正規という差別、分断、貧困という構造の社会となってしまった。若年層では45%、半数近くが非正規という構造である。同じく労働分配率は1990年代以降減り続け、98年70・9%から2006年61・7%まで下落している。(「反貧困」岩波新書)
  原発という日本破壊の危機とともに、この差別・分断の構造は、日本社会の自壊の危機をも意味している。われわれは13年強、反原発のテント・座り込みを闘ってきた。それは日本社会の格差・貧困・分断との闘いとセットの闘いでもあった。そうした厚みのある闘いを経産省前テント、座り込みとして13年、4500日以上続けてきたことは大きな意義があったと自負できるのではないだろうか。それは我々の責任でもあり、脱原発まで座り込みを続け、拡大してゆくという課題を今後とも背負ってゆくことだと運命づけられている、と座り込みながら考えさせられた。(旭凡太郎)

◎ 裁判に関わる人が多いのを実感する 7月4日(木)(M.U)
Inさん、Yoさんと3人で交差点沿いに設営。日差しが強く猛烈な暑さだ。乱さんんが作ってくれた大きなうちわであおぎながら溢れ出す汗をぬぐっていると、男性が1人立ち寄り「ここでお昼食べてもいいですか?」と聞いてきたので「どうぞ」と言って座っていただいた。
「今日は、日の丸君が代裁判の傍聴に来て、午前の意見陳述が終わり、昼休みに入ったところだ」という。続いてKaさんがいつもの「あきらめないせんべい」を持って現れた。Kaさんも男性と同じ裁判の傍聴に来られたという。
13:30 Okさんが参加。男女の2人組が立ち寄り「写真を撮らせてください」と言ってきたので一緒に写真撮影した。自分たちが関わる裁判のために大阪から出て来られたという。地元では福島からの避難者の支援活動もしているそうだ。お互い頑張りましょうとエールを交換し見送った。後半担当のSuさん、Taさんが到着したのでバトンタッチした。(M.U)

=========投稿1=========
経済産業大臣 齋藤 健様   経済産業省の皆様
資源エネルギー庁長官 村瀬 佳史様  資源エネルギー庁の皆様
 経産省は福島第一原発事故を教訓として全原発廃炉に転換せよ!
  2024年6月26日 「経産省前テントひろば」有志

福島原発事故から13年経過したがあの時の事は昨日の事のように思い起こされる。国民は決して忘れない。13年前に起きたマグニチュード9.0の巨大地震と津波により福島第一原発は4基のうち3基で過酷事故を起こして日本中を恐怖に陥れた。これを経験して日本中が原発はすぐに廃炉にしなければならない、と思った。しかし、経産省はそれとは真逆の方針―原発再稼働に邁進している。これは許されることではない。福島第一原発事故の教訓に立ち返り全原発廃炉に直ちに転換すべきである。
能登半島地震の教訓。元旦に起きた能登半島地震にはビックリした。地形的にかなり特殊の地震かと思っていたが、地震学者の話だと「あの地形は日本中どこにもみられるものでどこで起きても不思議ではない」とのこと。「半島沖の地形は波に浸食されてしまうのでどういう状況になっているのかの判断が難しい」とのこと。そうだとすると日本中どこでも能登半島地震が起きてもおかしくない所に我々は住んでいることになる。能登半島地震が起きたら自衛隊でも被災地に行くことは困難で、着いても機械が使えないので無力。被災地の人々は自力で何ヵ月も生活していかなくてはならない。全原発廃炉に直ちに転換すべきである。
連絡先 〒105-0003 港区西新橋1-21-8 新虎ビル2F 経産省前テントひろば 佐藤保  

=========投稿2=========
経産省・エネ庁は「今だけ、金だけ、自分だけ」の大嘘つき! その223
核燃料サイクル破綻を認めよ、戦前の商工省と同じ過ちを繰り返すな
~山本義隆「核燃料サイクルという迷宮 核ナショナリズムがもたらしたもの」から~ (投稿)
7月5日  木村雅英
 「核燃料サイクル」破綻を多くの識者が認め多くのメディアで報道されている。にも拘らず、岸田政権・経産省は全くそれを認めない。山本義隆「核燃料サイクルという迷宮 核ナショナリズムがもたらしたもの」(みすず書房)からその背景を紹介する。

1 戦前の商工省の電力「国策民営」と戦後の通産省=経産省の核政策の「国策民営」
 1936年に発送電事業の国営化案。1938年の状態では、「当時電力会社は日本の総資本の25%を占めており」電力は主要に軍需産業の基盤を形成するためのもの。
 電力問題は単なる経済問題ではない。本質的には国家の浮沈に関はる国防問題。
 庶民が敗戦で体制が変わったと早合点したが、軍国を陰で支えた官僚は生き残り、経済成長に狙いを絞って統制的手法を再起動させた。
 原子力は、支配体制を再構築するには絶好の標的だった。

2 核兵器の為の核(原子力)発電
 軍事力に直結している先端科学技術の所有こそが「一等国・一流国」の証であるという、明治のナショナリズムと同様のメンタリティが、戦後の復興期にも脈打っていた。その目標は、明治にあっては軍の近代化・兵器の国産化であったが、戦後の時代にはとく核技術の習得だった。
 先端的科学技術の保有こそが第一義的に政治的なそして同時に軍事的な意味を帯びていた。
官僚と官僚機構とともに、戦前の財閥系軍需産業も、人材や施設とともに実際には生き残っていた。
 対米戦争で大儲けした旧財閥系の企業グループが、米国企業と提携しつつ日本の原子力産業界を形成し、原子力に群がることによって完全に蘇った。

3 誰も言い出せなかった敗戦・降伏、誰も言い出せない再処理破綻
戦後日本の「国家事業」として日本の原子力政策の柱をなしている核燃料サイクル・プロジェクトは、政治家も所轄官庁の官僚も財閥メーカーも電力会社もすべてが、すでに「死に体」のそのプロジェクトに群がり、国民から集めた税金や電気料を投入しつづけ、将来的に実現できるかのようにふるまうことによって、命脈を保っている。
かつて大日本帝国は、アジアの盟主という思い上がりと「資源立国」の強迫観念にとらわれて、大陸の地下資源、とりわけ鉄鋼と石炭の収奪のために「満州国」を捏造し。そこから「日満支経済ブロック」の形成へ、そしてさらに南方の石油を求めて「大東亜共栄圏」の確立へと野望を広げ、東アジアの諸国を軍事侵略していった。
そしてアジア太平洋戦争において、すでに勝利が見通せなくなった時点においても「神州不滅」の神話にもたれかかり、敗戦の受け容れを先送りしつづけ、「カミカゼ」が吹くのを待望して、破滅までつき進んだ。
同様に戦後もまた、核ナショナリズムと「資源小国」の観念にとらわれて、核燃料サイクルという迷宮にはまり込んでいった。核発電の「安全神話」は、福島の破局をもたらすことになった。さらには、「無限のエネルギー資源」という核燃料サイクルの「増殖神話」も、日本社会の破局をもたらしかねない状況にある。ここで立ち止まらなければ、「いったん開始した研究の見通しがないときに、これを捨て去ることができない日本は、第二次大戦を自ら止めることのできなかった旧軍と、同じ病に侵されていることになる」のである。
一刻も早く核燃料サイクルの迷宮から脱出しなければならないのだ。そしてその脱出は、根本である核政策そのものの廃棄、核発電そのものの放棄によってしか可能にならないであろう。(「第3章 核燃料サイクルをめぐって」の章末から)

以上、戦前の商工省から戦後の通産省、今の経産省が、核発電(原子力発電)と核兵器をにらんだ愚かな政策を、税金と電力料金を好き勝手に使って続けているのだ。
私たちはこれらの歴史的事実を念頭において、経産省・資源エネルギー庁を核とする原子力ムラと闘っていかねばならない。皆さんにも同書をぜひ読んでいただきたい。

=====添付資料=====
原発週報2024.6.26~7.2 編集:漆原牧久

=========デモ、集会==========
◆ 7月10日(水)原子力規制委員会抗議 12時~13時 規制委員会前(毎週)
◆ 7月12日(金) 17時~18時 経産省前抗議集会(毎週)
経産省前テントひろば経産省正門
(注)経産省前の座り込み行動は、平日:12~16 時(月 ~木)、13~17時(金) 土・日・休日:12~15時
◆ 7月14日(日)諸戸川河口で魚釣り(検体収穫)と海浜バベキュー
◆ 7月15日(祝)海の日アクション2024年海と命を守る集い
  三崎公園野外音楽堂(いわき市小名浜下神白大作)
  JR泉駅からタクシーで20分
◆ 7月19日(金) 総がかり行動 18時~19時30分
   衆院第二議院会館前
◆ 7月30日(火)月例祈祷会「死者の裁き」 午後2時30分より

========【書籍紹介】========
◎渕上太郎遺稿集 発売中
経産省前テントひろばで販売しています。
書名:「脱原発 経産省前テント ここに在り!」
発売元:情況出版 価格:1500円のところを500円

========【書籍紹介】========
◎米国の対中国戦争戦略と日米安保体制(辺野古新基地建設のほんとうの目的は、日本を犠牲にして米国の安全を守ることだ) 著者:武峪真樹
以下のURLを開けば、全文pdfがごらんになれます。URL画面右上のアイコンをクリックすれば、全文pdfのダウンロードも可能です。ぜひ、ごらんください。なお、単行本は、一冊定価200円のところ、100円で、配布しています。原子力ガリレオ(藤原節男)にご連絡ください。
https://bund.jp/wp-content/uploads/2020/06/beityu2.pdf

========【書籍紹介】========
◎西尾正道著「被曝インフォデミック~トリチウム、内部被曝―ICRPによるエセ科学の拡散」
3.11から10 年後に発売された同書は、2020年12月22日に開催した院内ヒアリング集会<放射能汚染水「海洋放出」の実害~トリチウムは危険~で、お話いただいた西尾正道さんの最新刊。
ICRP(国際放射線防護委員会)が原子力政策の推進を目的とする民間の組織で信用できない、
放射線による健康被害を軽視・無視してはいけない、
特に内部被曝の恐ろしさを軽視してはならない、
トリチウムの健康被害・人体影響は無視できない、
2011年3月14日午前11時01分の福島3号使用済み燃料プールでの爆発は「核爆発」
と訴える警告の書です。
経産省前テントひろばでも販売しています。経産省本館前、座込みの場でお求め願います。
価格は「本体1100円+税 =¥1,210」のところを、著者西尾正道さんのご好意により、「100円(DVD「原子力ガリレオ」添付)」で、お譲りします。アマゾンでも、¥1,210で手に入ります。⇒ http://amzn.to/3rUeXFO

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【転送歓迎】藤原節男(原子力公益通報者、原子力ドンキホーテ改め原子力ガリレオ)のキャンペーン

◎「福島3号核爆発」の根本原因は、日米安保条約、および日米原子力協定
https://groups.google.com/g/nuclear-whistlebiow-in-jnes/c/ye8KuxX5GAQ?hl=ja

2011年3月14日午前11時01分に福島3号使用済み燃料プールにて、核爆発があった。この「福島3号核爆発」の根本原因は、日米安保条約、および日米原子力協定である。その説明は、次のとおり。
【「福島3号核爆発」の根本原因は、日米安保条約、および日米原子力協定】
(1)日米安保条約のもと、原子力平和利用推進のため、日米原子力協定(注1)が締結され、軽水炉技術(PWR,BWR技術)が米国から導入された。しかし、原爆技術は、原子力平和利用には関係ない軍事機密情報として、技術導入されなかった。原爆技術には、「プルトニウム240の高速中性子による核分裂断面積等の特性データ」がある。このデータは、原子力平和利用には関係ない軍事機密情報とした。これは米国でもおなじことで、軍事機密情報は、米国における軽水炉の安全審査でも用いられなかった。
(2)「福島3号核爆発」は、「プルトニウム240の高速中性子による核分裂断面積等の特性データ」が関係する。福島3号使用済み燃料プールの未臨界性確保の安全審査(設置許可申請)で、東電が原子力安全委員会に提出した資料では、「プルトニウム240の高速中性子による核分裂断面積等の特性データ」が欠如していた。つまり、「福島3号核爆発」は、原爆技術(プルトニウム240の高速中性子による核分裂断面積等の特性データ)がなければ、予想できなかった。それで、想定外の「福島3号核爆発」事故となった。なお、原子力安全神話では「低濃縮ウラン燃料は、核爆発を生じない」となっており、いまだに、東電は「福島3号水素爆発」を主張している。
(3) 「福島3号核爆発」のあと、2015年11月06日、日比谷コンベンションホール(日比谷図書文化館地下1F)にて開催された「ND日米原子力エネルギープロジェクトシンポジウム」にて、ブルース・グッドウィン氏(ローレンス・リバモア国立研究所LLNL
国家安全保障政策研究所副所長、原爆の専門家)の講演(注2)があった。この講演により「プルトニウム240の高速中性子による核分裂断面積等の特性データ」が明らかになった。
(4)話がそれるが、この講演により、「核兵器を、原子炉級プルトニウムを使って作ることができる」と判った。高速増殖炉「もんじゅ」は、「持続的な原子力平和利用のために必要である」とされていたが、一方「日本が核兵器の潜在的保有国であるためには、兵器級プルトニウムの量産が必要である。軽水炉では、原子炉級プルトニウムしかできない。そのため、兵器級プルトニウムの量産ができる高速増殖炉の開発が必要」という考えもあった。しかし、この講演により、核兵器の保有に、兵器級プルトニウムの必要性が無くなった。それで「もんじゅ」の廃炉が決まった。

(注1)日米原子力協定の経緯(ウィキペデア)⇒
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E7%B1%B3%E5%8E%9F%E5%AD%90%E5%8A%9B%E5%8D%94%E5%AE%9A
1955年11月14日、アメリカから日本へ濃縮ウランを貸与するための日米原子力研究協定(昭和30年12月27日条約19号「原子力の非軍事的利用に関する協力のための日本国政府とアメリカ合衆国政府との間の協定」)がワシントンD.C.で調印され、同年12月27日発効した。研究原子炉用に20%濃縮ウラン235を6 kgを限度に賃貸すること、使用済み核燃料のアメリカへの返還、貸
与燃料を目的どおり使用すること、使用記録を毎年報告することがとりきめられた。この協定に基づいて、日本最初の原子炉として日本原子力研究所に二つの研究炉(JRR-1、JRR-2)が導入された。
1958年6月16日、日米動力協定(昭和33年12月5日条約第13号「原子力の非軍事的利用に関する協力のための日本国政府とアメリカ合衆国政府との間の協定」)が調印され、研究、動力試験炉(JPDR)用に濃縮ウランの供与が約束された。動力協定は1958年10月9日および1963年8月7日に改正された。1968年7月10日旧協定発効、1973年一部改正。
1988年7月17日、現行の改定協定発効。有効期間は30年で、2018年7月に満期を迎える。有効期限の6か月前から文書で通告することによって協定を終了させることができるが、この事前通告がなされない限り協定の効力は継続する。

(注2)ND日米原子力エネルギープロジェクトシンポジウム で使用したOHPの公表2015/11/14
https://groups.google.com/g/nuclear-whistlebiow-in-jnes/c/U66721VhXjo
https://www.nd-initiative.org/event/2079/
https://www.youtube.com/watch?v=hjLekaInw-Q&feature=share
○核爆発装置における 原子炉級プルトニウムの有用性
ブルース・グッドウィン氏(ローレンス・リバモア国立研究所LLNL 国家安全保障政策研究所副所長)
• 第一世代の核兵器(長崎)に使われたものと同程度設計及び技術を使った潜在的核拡散国家又は国家レベル以下の集団は、1キロトン又は数キロトンの威力を確実かつ信頼性のある形で生みだす(そして恐らくはそれよりも相当高い威力を生み出す)核兵器を原子炉級プルトニウムを使って作ることができる。
• 米国やロシアのような進んだ核兵器国は、新型の設計を使うことによって、兵器級プルトニウムから作られた核兵器とほぼ同等の威力、重さその他特性を持った核兵器を原子炉級プルトニウムから作ることができる。

◎フェイスブックグループ「福島3号核爆発!」
https://www.facebook.com/groups/2286440331615868/
 ガリレオ・ガリレイは、カトリック教会の「天動説」に異を唱え、「地動説」を主張した。私(藤原節男)は、政府、東電の「福島3号水素爆発説」に異を唱え、「福島3号核爆発説」を主張している。「核爆発」となれば、それは、明らかな東電の規制基準違反(東電の犯罪)となり、欠陥原子力発電所が、業務上過失の事故を起こしたということになります。現在、福島原発事故は、規制基準違反を明確にせず、「異常に巨大な天災地変による事故」に準ずる事故、つまり、「想定外事故」ということで、東電存続となっている。しかし、明確な「業務上過失事故」となれば、原子力事業者には無限責任が適用される。つまり、東電は破産、または会社更生法による会社再建となる。欠陥原子力発電所の再稼働など、もっての外です。政府、東電の「福島3号水素爆発」は、責任をあいまいにして、東電を破産させないための姑息な方便(ウソ)なのです。福島原発事故被害者への賠償金を少なくするための姑息なウソなのです。欠陥原子力発電所再稼働のための姑息なウソなのです。今は、この「福島3号水素爆発」というウソが、まかり通っています。
原子力損害の賠償に関する法律⇒ http://bit.ly/2MbkLsY
 問題解決は、姑息なウソがまかり通る安倍政治を阻止することです。司法、行政、立法の国家組織に、安全マネジメントシステム(品質マネジメントシステム、信頼性マネジメントシステム)を適用することです。議事録など、全ての情報を記録として残し、監査、審査、検査組織を正常機能に戻すことです。骨抜きとなっている「公益通報者保護法」を正常機能に戻すことです。

◎原子力公益通報および「原子力ドンキホーテ」単行本全文掲載⇒ https://bit.ly/3QdoTpK

◎北海道大停電、真のリスクは泊原発「チェルノブイリ級核爆発」だ⇒ http://bit.ly/2FketTm

【原爆と原発の原理は同じ。福島3号機で核爆発!】
 2011年3月8日、いつまでも公益通報を記事にしない経産省記者クラブの記者たちに、藤原節男は「このまま公益通報を記事にしないで、無視している状態が続けば、明日にでもチェルノブイリ級の大事故が生じる。すぐに記事にしてください」と警告メールを送った。東日本大震災、そして福島原発事故が発生したのは、その3日後、3月11日のことだった。3月14日午前11時01分の福島3号核爆発は、まさに原子力公益通報[泊3号減速材温度係数測定検査]と同じ原理であった。福島原発事故は、天災や想定外の事故ではなく、東電の規制基準違反、業務上過失の事故である。

【福島3号核爆発の理論】
産経デジタル「iRONNA(イロンナ)」2018/09/12 ⇒
https://groups.google.com/g/nuclear-whistlebiow-in-jnes/c/U3UFG7lB9eo

 福島3号使用済み燃料プールは、満水状態で未臨界となるように設計していた。しかし、沸騰状態で臨界になる欠陥設計であった(上図のとおり)。最適臨界点に到達するまでは、軽水のボイド(気泡)反応度係数は正(プラス)。最適臨界点に到達した後の、軽水のボイド反応度係数は負(マイナス)。欠陥設計は、使用済み燃料稠密(ちゅうみつ)保管、ボロンステンレス(またはボロンアルミニウム)採用、MOX燃料保管にも関係がある。

 実際に発生した現象は、以下のとおりだ。

(1)全交流電源喪失により、使用済み燃料プール冷却用ポンプが作動しなくなり、使用済み燃料からの崩壊熱除去ができなくなった。それで使用済み燃料プール水は、崩壊熱により、沸騰を始めた。
(2)徐々にボイド率が増し、A点(臨界)に達すると、使用済み燃料からの崩壊熱に、核反応熱が追加となり、ボイド率がすぐにA点からB点に移行して、安定的な遅発臨界状態となった。これは、以下に示す図1での「原子炉の固有の安全性(自己制御性)あり」の状態である。
(3)福島3号5階(オペレーションフロア)では、水の放射線分解による水素ガスが蓄積してきた。原子炉格納容器からの水素ガス漏れも追加されたと推測される。その水素ガスが発火して、水素爆発が生じた。発火原因は、制御用直流電源と制御装置スイッチ作動と推測される。
(4)水素爆発により、急激な圧力が使用済み燃料プール水面から水中に向かい発生した。そのため、急速にボイドが減少し、反応度が急激に増加した。反応度が増加して発生熱が増えても、深さ10mの水の慣性により、臨界場所の圧力は減少しなかった。さらに圧力が増加して、さらにボイドが減少し、最適臨界状態に近づいた。このため、即発臨界(核爆発)となった。これは、図1での「自己制御性なし」の状態である。

(注1) ボイド率:
気体が VG、液体が VLの体積を占めている場合、
気液混合体のボイド率 α は、α= VG/(VG+ VL)

(注2)
反応度 (原子力) - Wikipedia⇒ http://bit.ly/2Fhzm1j

中性子増倍率 κ
 原子炉内の核分裂によって発生した高速中性子は、減速材によって減速されて熱中性子になり、他のウラン235原子核に吸収されて核分裂反応を起こさせる。核分裂反応で発生した高速中性子 n1個が熱中性子になり、次の
核分裂反応を起こさせて n2 個の高速中性子を発生させるとする。この時、κ= n2/n1を中性子増倍率と呼ぶ。 κが 1 未満の時、発生する中性子は時間の経過と共に減ってゆき、や
がて連鎖反応は停止する。 が 1 より大きい時、中性子は急激に増えてゆき、連鎖反応が増大してゆく。κ=1 の時、中性子の増減はなく、連鎖反応は持続する。この状態を臨界と呼
ぶ。
 実際の原子炉では発生した全ての高速中性子を核分裂反応に使用することができない。発生した高速中性子の一部は、減速材、制御棒や原子炉構造物へ吸収されたり、周囲のウラン238に吸収されたり、原子炉の外へ飛び出したりする。したがって中性子増倍率は、κ にある係数をかけた実効(中性子)増倍率 κeff として考えねばならない。

反応度 ρ
 実際の運用に当たっては実効増倍率 κeffを、以下の式によって反応度 ρ に変換して使用する。
ρ= (κeff-1)/κeff
ρ=0 の時、原子炉は臨界状態であり、正の値の時は臨界超過、負の値の時は臨界未満と考えることができる。原子炉の制御に当たっては、この反応度を用いて臨界状態を制御する。
反応度は中性子増倍率の比率であり、実際の値をそのまま使用する他、「余剰反応度は20%」のように百分率で表されることもある。

反応度係数
 原子炉内での過渡変化に伴う反応度の増減効果を正または負の反応度効果と言い、その増減率を反応度係数と呼ぶ。例えば沸騰水型原子炉において、減速材の温度上昇に伴う蒸気の泡(ボイド)の発生量の増加現象は、減速材の密度低下による中性子減速効果の減少をもたらすので、負の反応度効果である。すなわち温度が上がってボイドが多くなると核分裂が減って温度が下がる。また燃料集合体の温度上昇はウラン238の中性子吸収確率を増加させる(ドップラー効果)ので、やはり負の反応度効果である。すなわち燃料ペレットの温度が上がるとドップラー効果で核分裂が減って温度が下がる(自己制御性)。
 原子炉の温度変化に伴う反応度係数を反応度温度係数と呼び、通常は温度係数と略称される。温度係数には燃料の温度変化による燃料温度係数、減速材の温度変化による減速材温度係数、ボイド発生量によるボイド係数がある。その他には原子炉出力による反応度出力係数や反応度質量係数などがある。
 原子炉を安全に運転するためには、原子炉全体の出力の増加に伴う反応度出力係数が負の値となるように原子炉が設計されていなければならない。旧ソ連のRBMK-1000型原子炉は正の出力反応度係数を持つ原子炉であったため、常に何本かの制御棒を原子炉内に挿入しておく必要があった。そのため規定以上の数の制御棒引き抜きは禁止されていて、運転規定にも明記されていたものの理由の説明が操作員に徹底されていなかった。蒸気タービンの惰力運転試験のために操作員が原子炉出力を上げようとして規定以上の数の制御棒を引き抜いたことがチェルノブイリ原子力発電所事故の原因とされる。

 沸騰水型原子炉で、主蒸気の流れが遮断され原子炉圧力が急上昇した場合には、ボイドがつぶれ、正の反応度が添加され、原子炉出力が急上昇する。この場合、実際の運転では、制御棒、タービンバイパス弁、主蒸気逃がし安全弁を作動させて、原子炉圧力の急上昇を防止する自動制御が行われる。この自動制御に失敗すると、沸騰水型原子炉でも核爆発の可能性がある。福島3号使用済み燃料プールは、自動制御装置のない沸騰水型原子炉となっていた。

◎大阪大学「報道の自由とは何か」講演会( 2016年9月13日)第一部:藤原節男「原発報道の虚偽と真実」映像⇒ https://www.dailymotion.com/video/x4xl345
藤原節男「原発報道の虚偽と真実」資料⇒ http://bit.ly/2TIWmzi
 2016年9月13日、岸井成格講演会「報道の自由とは何か」が大阪大学学生会館にて開催され、第一部として、藤原節男が講演「原発報道の虚偽と真実」を行った。講演では「言論の自由」と「報道の自由」が、民主主義の両輪であること、また、福島3号機で核爆発があり、広島、長崎に次ぐ原子爆弾であったこと、原発が原爆になったことが、一切、報道されていないと訴えた。

【藤原節男講演の主旨】
★日本国憲法第二十一条
• 集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する。
• 検閲は、これをしてはならない。通信の秘密は、これを侵してはならない。
★日本国憲法第十二条
• この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によって、これを保持しなければならない。
• 又、国民は、これを濫用してはならないのであつて、常に公共の福祉のためにこれを利用する責任を負ふ。
★憲法では、言論の自由、表現(報道)の自由を謳っている。「言論の自由」と「報道の自由」が民主主義の両輪。これは、国民が、不断の努力で勝ち取るもの。裁判官にゆだねてはいけない。
★「言論の自由」とは、権力の不正を告発、通報する自由であり、「報道の自由」とは、告発、通報された権力の不正を広く国民に知らせる自由。
★公益通報(内部告発)は、憲法21条「言論の自由」の根幹、しかし、保障されていない。権力は、公益通報者を黙殺、排除する。組織改革(是正処置)を実施しない。


◎ウィキペディア「科学的方法」⇒ http://bit.ly/2F8mlGi
 科学的な方法の古典的な基本は、17世紀にデカルトが『方法序説』で示した以下の原則である。

★明瞭判明の規則:明らかに真理と認められたものだけを判断の基準とする。
★要素分解:解決可能な要素に分解して考察する。
★具体から抽象へ:単純なものから複雑なものへと順番に認識をすすめる。
★総合:見落としがないことを十分に確かめて、完全な列挙と再構成により全体を再構成する。

 映像証拠こそ、「明らかに真理と認められたもの」であり、映像証拠を判断の基準とすることが、科学的な方法である。

◎映像証拠キャンペーンについて:
 NHKドキュメンタリ番組【映像の世紀】でも明らかなように、映像証拠が真実を語り、世界を動かします。
【映像の世紀】第11集 JAPAN 世界が見た明治・大正・昭和⇒ https://www.dailymotion.com/video/xts54f
映像証拠を見ないと、だまされます。「沈黙の羊たち、Silent sheep」になってしまいます。みなさん、ぜひとも、映像証拠をごらんください。真実を知ってください。ぜひとも、以下の【映像証拠キャンペーン】に賛同署名ください。大拡散してください。みなさんの一人一人が、世界を動かします。
「民」という字の語源は「目を針で突いて目を見えなくした奴隷」⇒ http://bit.ly/2TXD7kE
自灯明、法灯明⇒ http://www.jyofukuji.com/10zengo/2011/01.htm

【映像証拠キャンペーン】最高裁は、アメリカにお伺いを立てる裁判方針を止めてください。また、裁判官人事操作による日本中の裁判官統制、裏金作りを止めてください。⇒ http://bit.ly/2Tdc3cV

【映像証拠キャンペーン】福島3号核爆発⇒ http://bit.ly/2FcljJh
 福島3号爆発は、チェルノブイリ爆発と同じ核爆発。設計ミスによる原子炉格納容器外の核爆弾、使用済燃料プールでの核爆弾。原発が原爆になった。広島、長崎に次ぐ原子爆弾。「福島3号核爆弾の論拠集および証拠集(word版)」は、次のURL⇒
http://bit.ly/2THSu1r
映像証拠は、以下のURLです。

(1)【映像証拠】仏独共同の国営放送局ARTE 「フクシマ-最悪事故の陰に潜む真実」
Part3/4⇒ http://www.dailymotion.com/video/x41nwqg

(2)【映像証拠】福島3号核爆発の新証拠、セシウムホットボール⇒ http://bit.ly/2Y5eDVW
 雨あがりに発生する「虹」の理論は「空中の水蒸気が温度低下で凝縮し、表面張力で真球の水滴となり、その透明な真球がプリズムとなって、反射する太陽光に分光(光スペクトル)が生じ、虹が発生する」という理論です。これと同様に、「10000℃以上の核爆発で、核燃料がガス化プラズマ化し、核爆発後は、内部温度が断熱膨張で、10000℃以上から5000℃以下に下がり、凝縮し、表面張力で真球のセシウムホットボールができた」と考えるのが、自然です。真球のセシウムホットボールは、核爆発以外では生じない。

(3)【映像証拠】福島3号核爆弾の証拠集⇒ http://www.dailymotion.com/video/x41nzc3

【映像証拠キャンペーン】市民が目指す司法改革:映画「日独裁判官物語」⇒ https://www.youtube.com/watch?v=FLbp39nxlw4&t=34s
https://www.dailymotion.com/video/x200bke

【映像証拠キャンペーン】憲法上、原子爆弾だって問題ない。ワイマール憲法から学ぶ自民党憲法草案緊急事態条項の危うさ⇒ http://bit.ly/2Cp1v4N ⇒ http://bit.ly/2Fiviho

 次の関連キャンペーンもよろしくお願い致します。
【映像キャンペーン】広瀬隆「二酸化炭素によって地球が温暖化しているという説は、科学的にまったく根拠がないデマである」
 20220127 UPLAN 【総集編・全編6時間】⇒ https://www.youtube.com/watch?v=K14tki8e2Ck

【キャンペーン】オリバー・ストーンと語る 核兵器廃絶⇒ http://bit.ly/2CnJXWU

【キャンペーン】自民党改憲案21条2項は、現憲法の「言論の自由」を否定。98条、99条(緊急事態条項)は、人権侵害。⇒ http://bit.ly/2FisEbG

【キャンペーン】安保法制違憲訴訟の原告に加わりませんか⇒ http://sogakari.com/?p=1331

【キャンペーン】戦争法の廃止を求める統一署名⇒ http://bit.ly/2F9PfFT

【キャンペーン】川内原発を止めてください⇒ http://bit.ly/2Y5cEks

【キャンペーン】集団的自衛権を容認する解釈改憲に反対/戦争を助長する武器輸出に反対⇒ http://bit.ly/2UBcm2G

【キャンペーン】集団的自衛権という罠に嵌ってしまった時代錯誤の政治家達!!⇒ http://bit.ly/2Fhc6R6

【キャンペーン】秘密保護法廃止⇒ http://bit.ly/2ObR1dR

【キャンペーン】原子力公益通報⇒ http://bit.ly/2HqxZ2J ⇒ http://bit.ly/2HrVWa4

◎核爆弾大量製造は、プルサーマルだけで可能、もんじゅ不要⇒ http://bit.ly/2UNZgz2

◎脱原発ドンキホーテ⇒ http://bit.ly/2HrW3T2

◎「原発と民主主義」講演会資料⇒ http://bit.ly/2F8nu0y

(関連URLs)
原子炉級プルトニウムで核兵器⇒ http://bit.ly/2ClyoiQ
日本が核を持つのは朝飯前⇒ http://bit.ly/2O9Iacy
爆縮レンズ:プルトニウム原爆の課題⇒ http://bit.ly/2CmIm3y
爆縮レンズ開発⇒ http://bit.ly/2HtlPpL
水素爆弾ウィキペディア⇒ http://bit.ly/2XXkcFU
経産省前テントひろば 反原発美術館(Occupy Kasumigaseki Anti-nuclear Tent
Museum)
⇒ https://www.facebook.com/antinuketent2015/?pnref=story
原発いらない女たちのテントひろば⇒ http://fukusimatotomoni.blog.fc2.com/
経産省前脱原発テントホームページ⇒ http://tentohiroba.tumblr.com/

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【藤原節男が行った4件の原子力公益通報】
(1)泊原発3号機使用前検査での記録改ざん命令について
(2)その記録改ざん命令の是正処置を行わず、問題を放置したJNES(原子力安全基盤機構)組織のあり方について
(3)1999年に敦賀2号機で起きた再生熱交換器連絡配管破断事故の原因究明をめぐる問題について
(4)JNES(原子力安全基盤機構)において、検査ミスを報告する際に本来の報告書を使わず、簡略化した書式(裏マニュアル)で済ませていることについて

 福島原発事故以前、私(藤原節男)は、2009年3月の「泊原発3号機使用前検査での記録改ざん命令」拒否事件を切っ掛けに、上記4件の原子力公益通報を行った。これら公益通報は、JNES(原子力安全基盤機構)原子力発電所検査員職務を全うするためであった。しかし、公益通報は、原子力村組織により、ないがしろにされ、結局、それがために、職を追われるという不利益を被った。そこで「これは大変。このままの原子力村組織では、いずれ、チェルノブイリのような大事故が生じるにちがいない」と考え、120%敗訴を覚悟で、原子力公益通報裁判に訴えた。
 2011年3月8日、いつまでも公益通報を記事にしない経産省記者クラブの記者たちに、私は「このまま公益通報を記事にしないで、公益通報(内部通報)が無視されている状態が続けば、明日にでもチェルノブイリ級の大事故が生じる。すぐに記事にしてください」と警告メールを送った。東日本大震災、そして福島原発事故が発生したのは、その3日後、3月11日のことだった。福島3号核爆発は、まさに原子力公益通報[泊3号減速材温度係数測定検査]と同じ原理であった。
 福島原発事故以降は、日本最強の脱原発弁護団(海渡雄一弁護士、光前幸一弁護士、日隅一雄弁護士、只野靖弁護士、中川亮弁護士)を擁して、東京地裁から、東京高裁、最高裁へと闘った。しかし、如何せん、行政府に支配された裁判所では、健闘虚しく全面敗訴という結果に終わった。これら全ての経緯は、私の著書「原子力ドンキホーテ」に、実名記録として、まとめている。⇒ http://bit.ly/2ObyTAA

◎原子力安全に万全を期す⇒藤原節男の公益通報
 妄信的原子力推進でなく、原子力安全(原子力品質)に万全を期すのが私の考え、私の立場であった。そのための原子力公益通報であった。しかし、今の日本株式会社原子力村支社では、公益通報が排除されることがわかった。原子力事故の怖さを知り、職業倫理観を持っている技術者が排除されることがわかった。原子力村は「赤信号、みんなで渡ればこわくない」の体質であり、今の原子力村技術者は、上司の言いなりで「組織の歯車」に成り下がっていることがわかった。(安全)品質マネジメントシステムが機能していない。事故再発防止システムが機能していない。すなわち、PDCA(プラン、ドゥ、チェック、アクション)が機能していない。国際原子力機関(IAEA)も、プルトニウム不拡散(NPT)の機能だけに特化しており、原子力安全には役に立たないことがわかった。現状は、脱原発しかない。

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【なぜ #秘密保護法 が悪法なのか】
(1) 原発の不正/汚染データの捏造/福島原発事故真相の隠ぺいに悪用される:
 今まで、原発事故の実態は、心ある一般市民の独自調査や、原子力村内部の公益通報者によって不正や真相が明らかになった。情報が市民に届き、さまざまな対策がなされてきた。しかし、秘密保護法施行により、原子力村や政府の不正がすべて保護される。正義の「公益通報」が犯罪として処罰される。秘密保護法により福島原発事故の真実解明/責任追及/安全対策/放射能汚染の実態や健康被害の追及、調査は不可能となり、真相を公開すると処罰される。

(2) 日本の軍国化と戦争に悪用される:
 記憶に新しい韓国軍への弾薬提供など、憲法違反の戦争行為や軍需産業の暗躍について、その実体が全て隠される。国民が政府の実体行政の是非を問い、評価するチャンスが失われる。国民を置き去りにした軍事国家への暴走を許すものとなる。秘密保護法により、日本が攻撃されずとも他国を攻撃できるようになる集団的自衛権行使が実現し、日本は人道を無視した「死の商人=武器輸出国家」へと成り下がる。
 秘密保護法は、安倍自民・原子力村・軍需産業による不正行為や憲法違反を無条件で隠ぺい・保護する悪法中の悪法。公益通報を抑制し、公益通報者を罰する、市民弾圧のための悪法。秘密保護法で得をするのは、原子力産業の利権、軍需産業の利権に関わる犯罪者ら。

◎ 集団的自衛権行使/武器輸出には秘密保護法が必要、秘密保護法が施行されれば、#公益通報 が犯罪になり、#脱原発 には公益通報による #福島原発事故 真実解明が必要
という相関関係です。日本のみなさん、原子力公益通報にも賛同ください。 原子力村のみなさんは、自ら公益通報を実施ください。公益通報が世界を救います。ぜひ、以下の5-URL全てをクリックして賛同署名ください。
http://bit.ly/2UBcm2G ←「#集団的自衛権を容認する解釈改憲に反対/#戦争を助長する武器輸出に反対」キャンペーン
http://bit.ly/2Fhc6R6 ←「集団的自衛権」という罠に嵌ってしまった時代錯誤の政治家達!!キャンペーン
http://bit.ly/2ObR1dR ←「#秘密保護法廃止」 キャンペーン
http://bit.ly/2OcB33g ←「#さようなら原発1000万人アクション 」キャンペーン
http://bit.ly/2HqxZ2J ←「#原子力公益通報」キャンペーン

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◎ 真実は光明。福島原発事故原因究明の真実も光明。暗い世界を照らす光明。南無阿弥陀仏と理念が同じ。

☆光明遍照 十方世界 念仏衆生 摂取不捨 至心帰命 南無阿弥陀仏

[現代語訳] 光明は、あまねく十方世界を照らし、念仏の衆生を摂取して捨てない。心から念仏をして、全てを仏さまにおまかせする。

[意訳] 真実は、古今東西、全ての世界を照らし、明るい未来を約束する。真実を述べる人々は、ことごとく見つけ出され、見捨てられることはない。ウソをつかず、隠さず、心から真実のみを述べると、みんなが幸せになれる。
 中世でも、ナチスドイツでも暗黒時代は長く続いた。「いつかよくなる」を待っていてはダメ。真実を求める人々がいなければダメ。Yes-manはダメ、No-manもダメ。But-manがよい。good-manには、active-goodmanとpassive-goodman (別名:沈黙の羊たち、Silent
sheep)
がいる。しかし、bad-manには、active-badmanしかいない。passive-goodman (別名:沈黙の羊たち、Silent sheep) は、active-badman に負ける。active-goodmanでなければならな
い。

真実を求める運動が大事。南無阿弥陀仏と同じように、みんなで「福島3号核爆発」「福島3号ピカドン」と唱えよう。真実が、古今東西、全ての世界を照らし、明るい未来を約束する。

☆真実遍照 十方世界 真実衆生 摂取不捨 至心帰命 福島3号核爆発
☆急げ解明、福島3号核爆発、真実を信じる者こそ救われる
  (原子力ガリレオ)

☆問題に沈黙するとき、我々の命は終わりに向かう。
☆最大の悲劇は、善人の沈黙。沈黙は、悪人の暴力と同罪。
☆沈黙、服従は、安易な道。しかし、卑怯者、犯罪者への道。
☆隣人、友人の沈黙は、我々が、いつまでも覚えている。
☆自由は、虐げられた我々が勝ち取るもの。圧制者は与えない。
マーティン・ルーサー・キング・ジュニア
(Martin Luther King, Jr., 1929年1月15日~1968年4月4日)

【3.11以降、わかったこと】
  国は国民の命より経済を優先すること
  国は国民を簡単に見殺しにすること
  国は放射能をばら撒くこと
  国は都合の悪い人間を逮捕すること
  国は法律を守らないこと
  検察官、裁判官もグルだったこと
  マスコミは嘘の情報を流すこと
  マスコミは洗脳の道具だったこと
  重要な情報は隠ぺいされること
  国民は簡単に騙されること
  命より原発の利権を優先する輩が大勢いること
  政治家は嘘しか言わないこと
  政治家は保身の為なら何でもすること
  政治家はただのあやつり人形だったこと
  選挙結果は改ざんされること
  日本は民主国家ではなかったこと

 これらは、法規制が必要な社会的犯罪。法規制を確立するため、脱原発党を立ち上げよう。

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◎お金ができる仕組み。銀行の詐欺システム money as debt (日本語字幕版)
⇦2012/08/04 に公開
https://youtu.be/PnVBwrXA990 ⇦⇦ 現代貨幣理論(MMT)の原典
国際金融資本の知られざる詐欺的お金の仕組みを丁寧に教えてくれます。

◎【日本の財政課題、経済学の地動説】現代貨幣理論(MMT):三橋貴明⇒ケルトン教授が明かした政府支出と税金の真実、ウォーレン・モズラーの名刺【拡散希望】
http://bit.ly/2ZfeWx2
三橋貴明が、明快に、現代貨幣理論(MMT)の解説をしています。【Youtube動画】の最初から10分後の映像には、ケルトン教授による「ウォーレン・モズラーの名刺(租税貨幣論)」の解説があります。⇒ http://bit.ly/2OO6816
この租税貨幣論が、一番わかりやすい現代貨幣理論(MMT)の解説です。現代貨幣理論(MMT:Modern Monetary Theory)は、日本の最重要財政課題「経済学の地動説」です。現代
貨幣理論(MMT)によると、公共投資などで「お金(貨幣発行残高)=財政赤字(政府の債務)=国民黒字(国民の債権)」を適度に、増大させれば、日本が経済成長して、インフレが徐々に進み、税の増収につながる。消費税(消費の罰金)は、デフレ、経済縮小につながる亡国の政策です。
ステファニー・ケルトン教授と三橋貴明の特別対談動画の詳細は、コチラから▼
第一回:概論 MMT(現代貨幣理論)(2019/7/17配信)
https://youtu.be/sJG7gqRbsAI
第二回:MMTと日本経済の謎(2019/7/19配信)
https://youtu.be/1GmSBTFKeKo
第三回:MMTポリティクス(2019/7/22配信)
https://youtu.be/6NeYsOQWLZk
姑息なウソがまかり通る財務官僚放置国家の実態について、藤井聡の解説はコチラから▼
三橋TV第43回【元内閣官房参与から見た財務省の闇】
https://youtu.be/8OXObV55imQ
三橋TV第44回【評論家の9割がデマを流す理由】
https://youtu.be/fe9Wz5ryVow
三橋TV第45回 【日本経済に明るい4つのニュース】
https://youtu.be/7GK9EeW-M_c
【三橋貴明×山本太郎】Part1 絶対にTVでカットされる国債の真実
https://youtu.be/ynVn-3tLhj4
【三橋貴明×山本太郎】Part2 「日銀破綻論」の大嘘〜御用学者が増税したい本当の理由、そして財務省の裏工作
https://youtu.be/FP3RyPpewvs
【三橋貴明×山本太郎】Part3 日本人を貧困に突き落とす東京大学名誉教授〇〇〇
https://youtu.be/9rF05-miTV8

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官僚放置国家:
「著作権侵害などの非親告罪化」は、公益通報者保護法(内部告発者保護法)の精神とは相いれない。現在より、さらに、企業秘密漏洩防止法、著作権侵害防止法に阻まれ、公益通報(内部告発)がしにくくなる。真実を明らかにする公益通報(内部告発)が刑罰の対象となる。憲法、法律、規則違反など、政府、企業にとって不都合な事実(例:公害の事実、福島原発事故原因究明に必要な事実など)の隠ぺいに利用される。軍国化、秘密国家化が、この「著作権侵害などの非親告罪化」によって加速される。
追伸)
現在の公益通報者保護法(内部告発者保護法)は、「あらゆる法令違反行為が対象となっているわけではないし、倫理違反行為が対象となっているわけでもなく、刑罰で強制しなければならないような重大な法令違反行為に限られる」ので、この法律で保護された公益通報者は、まったくないといってよい。つまり、無力化された条文となっている。
以下のURL参照。
http://bit.ly/2JkKVcb

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【経産省前脱原発テントひろばでの座り込み活動について】

 経産省前脱原発テントひろば( http://tentohiroba.tumblr.com/ )では、2011年9月11日、脱原発テント設置日から、福島原発事故に関する国(行政府、経産省)の不当行政に抗議して、リレー形式で連綿と座り込み活動を実施しています。これは、マハトマ・ガンディー「非暴力、不服従」の実践です。2016年8月21日未明、経産省前脱原発テントが強制撤去された後も、次のとおり、座り込み活動を実施しています。参加、および、協力ください。

☆経産省前脱原発テント強制撤去後の座り込み活動
月曜日~木曜日
12時00分~16時00分
金曜日
13時00分~17時00分、(注)17時00分~18時00分は金曜集会
土曜日、日曜日(注:日曜日は藤原節男の座り込み当番)
12時00分~15時00分

☆脱原発テント強制撤去までの経緯
 2015年2月26日、国が脱原発テントの撤去を求める訴訟の東京地裁判決があった。被告訴人および、座り込み活動者たちは、経産省空地(ポケットパーク)に、昼夜座り込むことは、憲法21条「表現の自由」で保護される宿営権(The Encampment
Rights)の行使、「宿営型表現活動」、デモの一形態であると主張し、また、憲法12条「この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によって、これを保持しなければならない」の規定に保障されている正当な「抵抗権」の行使にあたると主張して、東京高裁に控訴した。しかし、東京高裁で敗訴となり、さらに、最高裁に上告したが、上告棄却となった。それでも、脱原発テントの座り込みを続けた。脱原発テント座り込みの途中、2016年8月21日(日曜日)午前3時、1807日目にして、経産省前脱原発テントは、予告なく、強制撤去されてしまった。座り込み活動支援者たちが集まれない時間帯を狙った前代未聞の強制撤去であった。

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☆座り込み以外の活動:
★毎週金曜日、午後5時から経産省正門前での抗議行動。

【座り込み以外の個別活動】
★隔週木曜日には、ロックシンガー浦邉力の「霞ヶ関の中心で愛を叫ぶ」コンサートをやっていた。「デッドマン⇒ https://www.youtube.com/watch?v=Kglvl1GnFRk 」を紹介します。

★定期的に、乱鬼龍さんを中心とした、脱原発川柳句会(月例)。

★脱原発活動映写勉強会、講演会
 毎週金曜日の夜は、小出裕章氏(http://bit.ly/2U2RvoG )、島村英紀氏(http://shima3.fc2web.com/
)、小野俊一氏(http://onodekita.sblo.jp/ )などの講演録画を題材にして、大画面40インチテレビ使用の脱原発活動勉強会をやっていた。また、フリージャーナリスト中田潤さん(http://bit.ly/2EfbkSY )の生講演、脱原発ソング[忌野
清志郎のサマータイム・ブルース http://youtu.be/A9vnBJ7pLHE 、Long Time Ago
https://www.youtube.com/watch?v=43OLpwTZ5uY 、オラシャヤーン(あきらめない)
https://www.youtube.com/watch?v=dkw-EFApR1s など]をやっていた。
 全国どこでも、出張して、脱原発活動プロジェクター映写勉強会、講演会をします。申し出ください。

★ 最近、私(藤原節男)は、64ギガバイト容量USBメモリを、頒布価格500円にて、皆さんに配布しています。これまで、100円DVDとして6種類(福島3号核爆発、731部隊、日独裁判官物語、脱原発ソング、事故解析例、「気候変動の宇宙物理学」広瀬隆)を配布してきましたが、この64ギガバイトUSBメモリには、それらDVD6枚を含むDVD 11枚分、55ギガバイトのデータが入っています。400時
間以上の動画が入っています。ちょっとした図書館です。もちろん、上記の藤原節男キャンペーンのデータも入っています。ぜひ、ご入手、ご活用ください。ご住所を連絡ください。代金振込(700円送料込み)を確認次第、USBメモリを配布します。なお、経産省前脱原発テントひろばでも、USBメモリを配布しています。
⇒ E-mail: fujiwara_...@yahoo.co.jp ⇒ 藤原節男の携帯電話:090-1793-4404(ワンギリで折り返し電話します) 
よろしくお願い致します。

=-=-=-=-=-=-=
藤原節男(Fujiwara Setsuo、原子力公益通報者、原子力ドンキホーテ改め原子力ガリレオ)
◎原子力公益通報および「原子力ドンキホーテ」単行本全文掲載⇒ https://bit.ly/3QdoTpK
◎北海道大停電、真のリスクは泊原発「チェルノブイリ級核爆発」だ⇒ http://bit.ly/2FketTm
元原子力安全基盤機構検査員
元三菱重工業(株)原発設計技術者
〒279-0021千葉県浦安市富岡
TEL&FAX: 047-351-7497
携帯電話: 090-1793-4404
E-mail: fujiwara_...@yahoo.co.jp
Facebook:原爆と原発の原理は同じ。福島3号機で核爆発!⇒  
https://www.facebook.com/groups/2286440331615868/
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Twitter: http://twitter.com/#!/setsuo2004
原子力公益通報 in JNES: http://bit.ly/1ckclY2
原子力ドンキホーテ: http://bit.ly/2HrW3T2

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テントニュース292号.pdf
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