高山様
そうなんですよね。
ただ新しいユーザーはどんどん入ってきていて、どちらかというと
新しいMacユーザーのほうがこの手のことに戸惑ってしまうので、
早めに手を打ったほうがいいかのかな、という気もしています。
どこかの段階で、切り替えないといけないと思いますから……。
韓国のMacユーザーの掲示板では、毎日のように新しいユーザーから
「言語切替ができない……。」という質問が上がって、それに古参の先輩が
答えながらKarabinerのパッチ(private.xml)を提供する、ということが
行われています。
ただ、El Capitanに合わせるとすると、新規ユーザーはいいとして、
既存のユーザーには言語切替のショートカットを変更させなければいけないのですが、
El Capitan Macでは、入力ソース切替ショートカットのデフォルト設定がSpotlightと
かぶっているというおかしなことがおこっていてやっかいなのです。
まず言語切替のショートカットでは、初期設定・デフォルトともに
「 前の入力ソースを選択 ⌃ スペース」
「入力ソースの次のソースを選択 ⌃⌥スペース」
になっているので、既存のユーザーがアップグレードでEl Capitanに
していたばあい(⌘スペースを使い続けていた場合)でも
「デフォルトに戻す」を押すとこの設定になるのにもかかわらず、
Spotlightの設定がこれとかぶります。
Spotlightでは、El Capitanの初期設定では
「Spotlight検索を表示 ⌘スペース」
「Finderの検索ウインドウを表示 ⌘⌥スペース」
となっているのにも関わらず、「デフォルトに戻す」を押すと、
「Spotlight検索を表示 ⌃ スペース」
「Finderの検索ウインドウを表示 ⌃⌥スペース」
に変わるのです。初期設定とデフォルト設定が違うという
わけのわからないことになっています。
(アップグレード・クリーンインストールともに、デフォルト設定が言語切替と
かぶるようです。)
というわけで、
スポットライトのデフォルト設定が「⌃ スペース」になっているのはバグだとしても、
言語切替のショートカットはEl Capitanユーザーなら「デフォルトに戻す」を押して
くださいと言えば更新は終わりますが、
もともと「⌃ スペース」になっていた既存ユーザーのSpotlightショートカットは
スイッチひとつでは「⌘スペース」には変わらないので、手動で「⌘スペース」あるいは
好きなショートカットに切り替えてもらうようにアナウンスする必要があります。
まあ、しょうがないですね。