[with Rael's comment] ソビエト時代の退役将校が核戦争回避で受賞

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SelectedByRael

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Mar 2, 2012, 3:42:32 PM3/2/12
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ラエリアン・ムーブメント
未来を恐れない人々へ : http://www.rael.org

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弥勒菩薩ラエルのコメント:意識を持つことができる軍人もいます。すべての
軍人は、学校や訓練で意識について知らされるべきです。残念なことに、同様
な状況では、ほとんどの米国兵はすぐに発砲したがるカウボーイのように反応
していたことでしょう。


RAEL'S COMMENT: Some military people can have consciousness. All
military personnel should be informed about consciousness in schools
and in their training. Sadly, in similar circumstances, most American
soldiers would have reacted as trigger-happy cowboys.



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■ソビエト時代の退役将校が核戦争回避で受賞
(Retired Soviet officer rewarded for averting nuclear war:2月27日英語版配信分)


Source: http://rt.com/news/soviet-nuclear-petrov-stanislav-221/

2012年2月25日


たいてい人々は何か事を成し遂げて英雄になる。ところがスタニスラフ・ペト
ロフ氏は、核戦争に発展する脅威に直面し、何もしない勇気をもつことでその
一人になった。

その退役したロシアの中佐は、破局的な全面衝突が起き得る事態を防いだこと
で、人道主義を賞賛するドイツのメディア賞に選出された。過去の受賞者たち
の中には、ネルソン・マンデラ氏、コフィ・アナン氏、ダライラマ氏もいる。

▼危機に瀕する

1983年9月26日、スタニスラフ・ペトロフ氏はモスクワ近郊にある早期警戒非
核センターで当直に就いていた。

時刻が真夜中にさしかかった頃、耳をつんざくような警報サイレンが鳴り始め
た。

当時、ソビエト社会主義共和国連邦が韓国の旅客機を撃墜してから1ヶ月と経
たない時期であり、冷戦の緊張状態が何年にもわたって極度に高まっていた。

ペトロフ氏のコンピューターには、米国がソビエト連邦に向けて弾道ミサイル
を発射したことが表示されていた。数秒間でさらに数発が現れた。

ペトロフ氏はRTとのインタビューの中で次のように述べている。「自分がして
いること事について考えたり、記録をとる時間すら私にはありませんでした。
即座に決断を下さなければならなかったのです」

ペトロフ氏の仕事は、脅威が確かなものかどうかを判断し、ソビエトの老指導
者たちへ直接情報を伝達する上官たちに報告することだった。

「私はその情報をもった存在で、私の反応が行動計画を決定することになって
いました。もしそれが攻撃だと上官たちに告げたなら、彼らがこの事を受け入
れ、とやかく言うよりそれに応じて行動するのはもっと容易だったでしょう。
そしてニワトリ小屋の中のようにパニックが広がったことでしょう」とペトロ
フ氏は述べる。

何千発という核弾頭を備える米国が、その内のわずか数発だけで攻撃し始めて
くることに、ペトロフ氏は奇妙さを感じた。早期警戒システムを導入して間も
ない事もあり、ペトロフ氏はあまり信頼を置いていなかった。しかし理屈がど
うであれ、彼が何よりもしなければならなかったのは勘に頼ることだった。

「怖かったのは私も認めます。自分の指先にのしかかる責任の重さはわきまえ
ていました」

スタニスラフ・ペトロフ氏は、第三次世界大戦が始まったとは報告しなかった。
その代わりに、上官たちを呼び、これは誤警報であることを彼らに告げたのだ。
他の管制局では発射が確認されず、防衛体制は解除された。

▼遅すぎた褒賞

結局のところ、ソビエトのスパイ衛星が雲に反射した太陽光を、米国の基地か
ら打ち上げられた弾道ミサイルと誤認していたのだ。

しかし、ペトロフ氏の適切な対応は褒賞されなかった。

彼は次のように説明する。「調査委員会が誤警報の原因を調査し始めた時、早
期警戒システムに潜んでいた沢山の欠陥に直面しました。そのため私の上官た
ちは非難を浴び、誰かが何か功績を上げたということを認めたがりませんでし
た。その代わりに、責任をなすりつけることにしたのです。」

このすべての出来事は高度な機密扱いにされ、スタニスラフ・ペトロフ氏の名
前さえも、1993年のソ連崩壊まで公にされなかった。

以来、おもに海外からではあるが、彼は無数の報告書の題材にされ、多くの賞
を受賞している。退役後、田舎地方の家でシンプルな生活を送り続けている彼
は、1983年9月26日の出来事を誇りに思っているが、執着はしていない。

「これらのテレビ報道で私を英雄扱いし始めている、と住民たちから最初に聞
いた時は驚きました。自分のことをそんな風に思ったことはありません。私は
ただ自分の仕事をそのまま行っていただけなのです」


-Igor Ogorodnev, RT



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弥勒菩薩・ラエルからの注意:
知性を最大限に活用しない人々に告げますが、一部の記事にある『selected
by RAEL』という標題は、その内容に同意したり支持していることを意味す
るものではありません。『selected by RAEL』は、人々が考えたり行ってい
ることについて、この惑星の人々が知るべき重要なものであると思うもの、
ということであり、たとえ彼らが考えたり行動していることが、まったく愚
かで私たちの哲学に反する場合であっても、ということです。アメリカでの
雨乞いという愚かなキリスト教原理主義についての記事を私が過去に選出し
た際、天気を変えるために祈ることを私が支持している、と考えるほど愚か
なラエルサイエンスの読者が一人もいないことは、私も承知しています。で
すから、薬物や反セム主義、反ユダヤ主義、人種差別主義、修正主義、ある
いは宗教団体に対する憎悪感の扇動、などを支持する記事や、その他一切の
愚かな記事を私が選出する際は、私がそれらを支持しているということを意
味するものではありません。それは単に、すべての人間が知っておくべき重
要なもの、ということを意味しているだけです。常識、これは通常は私たち
の読者の間でとてもうまく働いているものですが、それを使えば理解するに
は十分です。薬物の非犯罪化に関する最近の記事のように、さらにはっきり
とさせる必要がある際にはコメントを加えますが、今回の場合はとても明確
なものでした。つまり、私はすべての薬物の非犯罪化を支持します、という
のも、意気消沈して悲しみに暮れる人々(意気消沈して悲しみに暮れる人々
だけが薬物を使用するのですから)を刑務所に送り込み、犯罪歴を残して彼
らの人生を破滅させるのは愚かな事だから、ということです。それは、医療
目的を除いていかなる薬物も使用してはならない、とはっきり述べている
“メッセージ”に修正を加えることを意味するものではありません。同様の
事は、絶対的なものでなければならない表現の自由についてもあてはまりま
す。改めて言いますが、反ユダヤ主義、反セム主義、人種差別主義、あるい
は一切の反ラエリアン主義に私が同意する、ということを意味しているの
ではもちろんありません。しかし、価値観に異を唱える人々や敵を知ってお
く事で、彼らと闘うためのより良い準備を整えておく事ができます。もちろ
ん、愛と尊重、そしてフランスの哲学者であるボルテールの素晴らしい文を
心に秘めながらです。『私はあなたの言うことには同意しませんが、あなた
がそれを言う権利は、死ぬまで守るつもりです』


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『倫理』とは、神を信じる保守主義者や伝統的宗教が、科学と新しい技術に対
する大衆の恐れを上手く煽ることによって、人類を無知と蒙昧の中に囲い込も
うとする最後のあがきにすぎません。

私たちの祖先が歴史と呼ぶものには輝かしいところは何もなく、それは過ちと
非寛容と暴力の寄せ集めでしかありません。

その反対に、拘束に囚われない新しい技術と科学を信奉しましょう。それらは、
架空に過ぎない神話・昔からある恐れ・病気・死・そして労働の汗から人類を
解放するのです。

弥勒菩薩ラエル
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