スタンフォード白熱教室

T.Tarumoto

未読、

2011/05/01 13:19:352011/05/01

To: AgileUCDja - Agile UCD Japanese Study Group

樽本です。

マイケル・サンデルでブームを起こしたNHKの「白熱教室シリーズ」ですが、
５月１日から新シリーズが始まりました。

◆スタンフォード白熱教室
http://www.nhk.or.jp/hakunetsu/stanford/archive.html

起業家育成プログラムでイノベーションやデザイン思考を教えるコースです。
（ただし、d.schoolではなく、工学部のコース）

スタンフォードの授業を"無料"で"通訳付き"で覗き見できて、とてもお得です。
特に「教え方」は参考になります。

- 学生２０名強に対して講師陣はインストラクター１名＋アシスタント２名。
- 講師は「語り」と、学生との「対話」に集中。
- 脱パワポ。原則、資料は見ない、見せない。
- 板書はアシスタント２名が担当（ファシリテーション・グラフィックス）
- 学生はスクール形式ではなく、車座になる。ノートテイクしない。
- タイムボックス（5分、15分）重視。

全８回のコースです。
第１回は「ブレーンストーミングで可能性を探れ！」でした。
第２回目の来週はダーティ・プロトタイピングをやるみたいですよ。

ところで、インストラクターのTina L. Seeligは子供向けの「教育ゲーム」の
開発者としても有名らしいですね。
さらに驚いたことに、彼女の学位はメディカルスクールのPhD！
（ニューロサイエンス専攻）

学生だけでなく教師も「多様」なんですね。