【YR:Vol.908】 ■第1回日本GRサミット開催のお知らせ■

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吉田雄人

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Aug 13, 2019, 7:46:11 PM8/13/19
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【YR:Vol.908】
2019年8月14日
吉田雄人のユーティングレポート

■第1回日本GRサミット開催のお知らせ■

「市長を退任して次に取り組みたい活動はなんですか?」と聞かれたら、『GR』に関する活動を真っ先に挙げています。すでに辞めてから2年が経過しましたので、改めてこの機会に整理してご報告いたします。

ということで、少し長くなりますが、ご容赦ください。

まず、そもそも論として、行政は市民からの税金を使って市民に代わって課題解決をする組織で、政治(議会)はその課題設定をする機関だと思っています。けれども課題は山積するばかりで、「課題先進国」などと呼ばれるようにまでなりました。この背景としては、行政の財政難・職員減・ノウハウ不足があります。行政だけでは手に負えない課題が、残ってしまって山積みになっているということです。
いっとき、行政の仕事を民間にやらせよう、というブームがありました。公園の管理を任せたり、大きな施設を運営させたりすることで、行政のコストは随分と減ったのではないかと思います。まだまだ減らせるはず・・・という議論はさておいて、行政コスト削減のための取り組みには一定の効果があったと思います。けれども、それは地域課題の解決とは別の文脈でした。
行政だけで解決できずに残っている課題には、例えば次のようなものがあります、
福祉では、一人暮らし高齢者の見守り・障がいのある方の自立支援・医療介護予防・国民健康保険会計の健全化、子育てでは、待機児童対策・ひとり親支援・児童虐待防止、教育では、英語教育・プログラミング教育・放課後児童対策、都市計画の分野では、空き家空き地対策や道路・トンネル・橋などの老朽化・耐震化、防災では、大規模災害対応・高層マンション防災・原子力災害対応、環境領域では、地球温暖化対策、自然エネルギー活用、プラごみ対策などなどです・・・。
上記は、決して網羅的ではありませんし、思いつくままに挙げた課題です。ただ、お気づきになったかもしれませんが、1960年代には課題として認識されていなかったようなものばかりではないでしょうか?
時代の流れが浮き彫りにし、その流れに対応しきれない行政では対応できない課題が、山積しているのです。これを、民間のノウハウ(KnowHow)やドゥハウ(DoHow)を使って取り組むべきではないか、ということです。そして民間にとっては、それがビジネスのシーズやニーズになることもあり得ます。
しかし、残念ながら、行政も民間も「一緒に課題解決に取り組む」という手法に手練れているわけではありません。行政はまちづくりを市民と一緒に行う(市民協働)ことがようやく定着してきた状況で、民間企業や団体との連携はまだそれほど慣れていません。また民間サイドも、行政がパートナーとして認識されるケースは少なく、最近少し目にするようになった連携協定なども中身なく締結されるものも散見されます。
そこで、大事なのが、GR:ガバメント・リレーションズという手法なのです。談合のような個別利益の最大化とか、圧力団体による既得権益の保護とか、そういうのではなく、地域課題解決のための良質で戦略的な官民連携の手法です。このGRを広めることにより、地域の課題解決は前に進むはずですし、成功事例や失敗事例をオープンに学ぶことで、官民両サイドに共通認識が広がるはすですし、さまざまなセクター間でプレーヤーが繋がることで、連携しやすい環境が作られるはずです。
そんな場と機会を提供しようとするのが、今回の『日本GRサミット』です。

冒頭の問いに戻りますが、市長を辞めた後の活動としては、このGRというものを通じて官民の垣根を下げて課題解決しやすい世の中の実現に取り組んでいきたいと思っています。また、私にとっての「現場感」も大事で、それは特に「NPO法人なんとかなる」で取り組む「家で暮らせない施設を出た若者の自立支援」で、本当は行政が解決しなければいけない課題だったかもしれませんが、若者の成育背景の複雑化などで行政では手に負えないような案件ばかりが残っている現状です(人数は減っているのですが・・・)。ぜひこの課題についても民間の立場から、GRの手法を使って取り組んでいきます。

・・・ということで、ぜひ「日本GRサミット」、ご来場をお待ちしています! 

■日 時:2019年9月23日(月・祝)13:00〜17:30(終了後、懇親会あり)
■場 所:東京ミッドタウン日比谷 6F BASE Q HALL2
■対象者:
・行政との良質な連携を模索しているベンチャー企業経営者
・政策推進にあたり、官民連携の必要性を感じている公務員
・既存の形態による行政からの受注とは異なる形での連携を求めている大企業社員
・地域課題の解決に真っ向から取り組んでいるNPO職員
・市民と行政のパイプ役を任じている地方議員/国会議員
・官民連携に関心を持つメディア担当者/記者
■参加費:3,000円(懇親会費含む)
■申し込み:https://gr-summit1.peatix.com/



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