区民総会で判った屋久島気質

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yona

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Apr 24, 2011, 10:58:50 PM4/24/11
to 屋久島再生
昨日、原集落で区民総会が開かれました。
数日前に配られた資料を見てたくさんの疑問を持ったので出席しました。
その中で、特に問題だと思ったことをご紹介します。
特に原区運営の千尋滝「げじべえの里」売店についてです。

説明の中に「基金」という言葉がさりげなく載っていました。
ところが決算報告のどこにも、貯金とかがあるなどの記述がありません。
組合長にこれは何かと聞くと、しぶしぶといった感じで貯金を認めました。
ではいくらぐらいあるのかと聞くと、これもしばらく口ごもった後、
しばしば増減があるが、250万円くらいだというです。

これは大きいですよ。いつの間にどうやって貯めこんだのでしょう。
しかもほとんどの人はこの存在を知らないのです。
もし組合長が勝手に使い込んだとしてもまず発覚しないでしょう。

なぜ報告書に載せないのかと聞くと、
煩雑になるから、とかむにゃむにゃ言っていました。
馬鹿な、たった一行追加するだけでしょう!
これでは誰が見ても意図的な隠蔽です!
しかも増減があると言っているのに、
決算の収支項目のどこにもその出入りが載っていないのです。
これでは決算書そのものの信憑性すら疑われます。

理事の一人が、区事務所に行けばすべての書類がある、
自分で調べればよいではないかと発言しました。
それでは何のためにこの総会があるのでしょう。
区民にすべてを公明正大に判ってもらうためではないですか。

さてもう一つ、今年度の収支計画です。
何とか基金を取り崩さずに済むよう計画を立てられたと書いてあります。
では、売り上げ計画の根拠となる顧客数について、
どのような予想をしたのかと聞きました。
何と昨年と同等だと言うのです!
まさか、屋久島の観光客数は毎年低落傾向にあるところに持ってきて、
この大災害です。
屋久島中のすべての観光業者が2割、3割、人によっては5割減を覚悟しています。
昨年と同等とするなど、たぶん日本中でも「げじべえの里」くらいでしょう。

これを言うと、組合長はあっさりそうかもしれないと認めました。
その上で、しかし最初から赤字の計画を立てるより、
希望を持った計画を立て、その実現に努力する方がよい、と言うのです。
とんでもない、最悪を予想して、
それにも耐えられる計画を立てるのが経営というものです。
甘いことを考えていたから、福島原発は取り返しが付かなくなったのです。

上記の2点、こんなことが暴露されたら、
普通の社会だったら非難の声で満場騒然となるはずです。
ところが驚いたことに、ヤジも拍手もなく、ほとんどの区民は無言です。
そして「理事たちは一所懸命やっているんだ」といった発言が出てきます。
とんでもない、世の中、特に経営は結果がすべてでしょう。
個人のことなら努力したんだからと自分を慰めてもよいですが、
たとえば東電の社長が「努力しました」と頭を下げても誰も許しません。

私はこれだけ正論を吐いているのに、全く孤立無援を感じていました。
考えてみれば、これは屋久島町全体に共通しています。
どんなに赤字が膨らもうと、福利厚生が低下しようと、
町長はよい人だ、一所懸命やっている、で済まされてしまう。
そして本当のことを言う人はただ白い目を向けられるだけ。
ああこれが屋久島気質なんだと、再確認した次第です。

tami yakuno

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Apr 25, 2011, 8:10:28 PM4/25/11
to 屋久島再生
屋久島の島民は、本人がいない場所や個人的には
あれこれ、陰口や問題を口に出すのに、公の場ではほとんど
といっていいほど発言などはしませんね。

それが、狭いコミュニティで生活していくための手段だったのでしょう。
村八分にされないため、口を閉ざすのです。
どこでどう自分が攻撃されるかが怖いのだと思います。
また、自分の家族や親戚がその害を被るのを嫌がる傾向が強いですね。

でも、島民でもyonaさんの言っていることをちゃんと理解している人もいますので、
言い続けたほうがよいと思います。
集落の中には味方は少なくても、その事実を知っている集落外の私達のような者が、
その組合長や理事に対して、外からいろいろと影響を与える事ができますからね。

場合によっては、利権の仲間に引き入れようとしてくるかしれませんね。
私も過去にものを言いすぎて、それを煙たがった方々から利権の仲間に引き入れよう
という接触を受けました。もちろんきっぱりと、つっぱねましたが……

とにかく、住民に良い事はいっしょになってやる!
駄目な事はダメ!とはっきりとした意思と表現が必要ですね。

yona

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Apr 25, 2011, 10:12:02 PM4/25/11
to 屋久島再生
tami yakunoさん、ありがとうございます。
まったくの孤立無援ではなさそうですね。
また、屋久島の人は裏ではさんざん陰口を叩くのに表立っては何も言わない、
これ本当に実感します。
今回も、「げじべえの里」について、特に組合長に対して、
集落の中でいろいろ批判や反感を聞いていたので、
一言くらい援護射撃があるかと期待していたのですが。

ところで「一所懸命やっているからいいんだ」とするここの人たちは、
では、何のために、誰のために一所懸命なのかは考えないのでしょうか。
町長が財政赤字を膨らませるのは、絶対に住民のためではありません。
職員の給与を県下有数にするのも住民のためではありえません。

「げじべえの里」について見ますと、
その設立目的の第一は、事業を立ち上げて区の収入を増やして、
屋久島一高い原区の区費を下げようということにあったのです。
しかしこの事業はずっと赤字基調です(ある理事の発言)。
そしていよいよ今年、大きな赤字が出て、
それを区民が負担しなければならない恐れが出てきてしまったのです。

何年か前の会議で、組合長は私が意見したことに対して、
ここは利潤追求の場ではないと言い切りました。
つまりこの人は設立目的にそもそも反しているのです。

また組合長は、出品者を増やしたいと毎年言い続けています。
しかしそのための具体的な行動は一切していません。
そして出品者は減り続けています。
この原因の一つに、敷居の高さがあります。
出品者は毎年、5000円を事前に納めなければなりません。
しかし、住民がちょっと何か作ったくらいではそんなに利益は見込めません。
売れるかどうかも判らないのに、まず5000円払えというのでは、
多くの人が躊躇するのは当然です。
しかもこれは当初3000円だったのを途中で値上げしているのです。
組合長は「多くの区民が一品でも持ち寄るようにしたい」と、
この総会でも発言していました。
よくもまあ、こんなに空々しいことを言えるものだとあきれてしまいます。

では誰が利益を得ているのでしょうか。
事業としては赤字でも、組合長ともう一人が、
100万円をはるかに超える売り上げを得ています。
(3年前の実績。昨年の実績は頼んだけどなぜか入手できなかった)。
また組合長の奥さんが販売員として何十万かの給与をもらっています。
たとえ今年「げじべえの里」は大赤字になっても、
この個人の収入はあまり変らないでしょう。
これなら現実を無視して「希望のある計画」を立てたり、
彼らが一所懸命な理由はよく判りますね。

そしてこうした事実を、程度の差はあれ、
多くの区民が知っているのです。
だから口火を切ったら、続く人たちがいるかと期待したのですが。

yona

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Apr 26, 2011, 10:04:25 PM4/26/11
to 屋久島再生
区民総会で私が提案したことの一つに、環境美化作業に関することがあります。
毎月早朝に実施されていますが、夕方版も用意してほしいということです。
早朝というのは、私にとってとても出にくい時間帯なのです。
(最も頭がよく働く時なので、たいていパソコンに向かっています)。

集落のほとんどが農家であった時代は早朝がよかったのでしょう。
しかし今は人々の生活は多様化しています。
夕方の方が出やすいという人もかなりいるのではないかと思います。
勤め人など、たまの日曜日ゆっくり寝ていたいと思うでしょう。
早朝と夕方と、隔週かあるいは各月に交互に実施して、
どちらか片方に出るようにとすれば、全体の出席率向上が期待されます。

数年前の区長のとき、出ろ出ろとずいぶんうるさかったものでした。
こんな命令ばかりしないで、どうしたらみんなが出られるようになるか、
相手のことも考えて、いろいろ工夫してみる必要があるだろう。
夕方にもやってくれというのは、私は以前から話していたのですが、
埒が明かないので、この際きちっと提案してみたのです。

区長は新任ですが、こうしたことに理解があるようで、
うれしそうな顔をしてうなづいていました。
しかし驚いたことに出席している区民の反応がないのです。
表情も変えずに黙っているだけです。

そのうち地元の農家の一人が、ちょっと憎々しげな表情で、
夕方など出られるわけがないと発言しました。
しかしこれは全くお門違いです。
農家の方は今まで通り早朝にやればよいのです。
私はただ選択肢を作ってくれと言っているだけですから。

どうも発言すること自体に反感があるようです。
ヨソモノは黙れ!ということでしょうか。
あるいは規則というのは黙って従うべきもので、
変えることなどまかりならぬという考えでしょうか。
たぶんその両方が、屋久島の人々の意識の根底にあるのでしょう。
私は、ものごとはすべて移ろい行くもの、
それに合わせて我々も変化し進化しなければならないと思っているので、
根本的に相容れないのかもしれません。

yona

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Apr 29, 2011, 10:32:27 PM4/29/11
to 屋久島再生
さてこの総会の出席者は60名ほどと発表されていました。
会場はまあ閑散とは言わないけれど、決して盛況ではありません。
ところで驚いたことに、最後に新区民紹介があり、
10名近くが挨拶したのです。
ほとんどは小学校の新任の先生たちでした。
何だ、この人たちがいなかったら間違いなく閑散だったな、
それに当惑したような顔で黙りこくっていたのも当然かなと思いました。

世帯数は200ほどですから結局出席率は1/4ほどということです。
このくらいだと、その多くは何らかの役員になっていたりするので、
一般区民の出席者などきっとごく少数なのでしょう。
役員などはいわば体制側で、提出された議案には責任もあるので、
ここで反対意見など言えるわけもありません。
つまり総会と言っても、事前に決めた議案に、
ただお墨付きを与えるだけの儀式の場でしかなかったのです。

議長が最後に、議事運営の不手際で、
総会が長引いてしまって申し訳ないと挨拶していました。
これはただ、私を黙らせなかったことを詫びているということです。
いったいこの人たちは、
げじべえの里には250万円の隠し財産があることが判った、
また今年の売り上げ予想が単なる希望的ものでしかないことが判った、
こうしたことと、総会が一時間延びたことと、
いったいどちらが重要だと思っているのでしょう。
事実が隠されていれば、結局自分たちがお金を失うことになるのですが。

ところで総会では、意見を出しても、
議案は前もって提出されていなければならない、とか
内容に入る前に、まず議案として取り上げるかどうかの決を採る、とか
ちゃんとした条文の形で提出されなければならない、
などと言われて、押さえ込まれてしまいます。
しかしこれらはまったく根拠がありません。
原区において、議事進行規定など何も定められていませんし、
区民に対し前もって議案の提出を呼びかけたこともありません。

競争の激しい民間会社の会議では議事運営は極めて自由です。
本当のこと、斬新な考えなど出なければ潰れてしまうからです。
責任追及や罵り合いもあったりして、とことん続けます。
突拍子もないことを言う方が評価されます。
全く新しいアイディアを即断即決で大筋決めて、
その上で担当者を決めて後で詳細を詰めさせます。

ここの議事進行は地方議会のやり方を踏襲しているようです。
しかしそれは、決して正当と言えるものでも唯一無二でもありません。
もともと議会も、民間会社と同様激しいもので、
灰皿が飛び交ったり、深夜まで延々と続いたりしていたそうです。
それに困った体制側が、議会を骨抜きにするために作った規範が、
今の議会運営規則になっているだけです。
したがって各地の議会改革では、まずこの改定から着手しています。

さて、この総会で意見を出したのはほとんど二人だけでした。
聞くところによると、以前にはもっと意見を言う住民はいたそうです。
しかし何を言っても駄目、もうどうしようもないということで、
あきらめてそっぽを向くようになってしまったそうです。
私もそうした先輩たちと同じ道を歩むことになりそうです。
そのとき、同じ思いの人たちはその意思表示として、
出席だけでなく委任状も出さず、
総会そのものを不成立に追い込む方がよいかもしれません。

yona

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May 1, 2011, 10:05:38 PM5/1/11
to 屋久島再生
私がげじべえの里の問題点を指摘した時ですが、
そんなに言うなら自分で組合長をやればよい、と発言した人がいました。
それに対して周りから軽く拍手もありました。
もちろんこの発言者は皮肉を言ったつもりでしょうが、
拍手の方には、本当にそう思っている人も少しはいたかもしれません。

ところでここの理事は立候補して方針を述べるとかは一切なく、
ただみんなが勝手に名前を書いて投票するだけです。
そのためいつもほとんど同じ人が選ばれ続けています。
もちろん私など入り込める余地はありません。

ただ私は少し出品をしているので出品者代表として出る道はあります。
実は以前、出品者会議で名乗り出てやろうかと思ったことがありました。
しかし司会をしていた理事が、いかにも迷惑そうな顔つきだったし、
一人乗り込んでも多勢に無勢、不愉快な目に会うだけだと止めにしました。

しかしもし単なる理事ということでなく、
組合長にしてやるということだったら引き受けますね。
まず年6万円という報酬を無料にします。
こんなのボランティアの範囲でやるべきだと思っていますし、
変に勘ぐられたくないからです。

そしてなにより赤字対策に取り組みます。
そもそもこんな屋久島の中でも最高の立地で、赤字という方がおかしい。
小売業というのはやり方次第で売り上げも利益も、
2倍3倍の差がすぐつく世界です。

出品を始めた頃、こんな展示にしたらどうかと意見を言ったことがあります。
そのとき血相を変えて食って掛かってきた販売員がいました。
そんな権限はない、すべて理事たちの決めることだと言うのです。
その瞬間、ああこの店は駄目だな、と確信しました。

日本の産業界の強さは現場力にあるというのは常識です。
現場に権限を与え、やる気を出させ、自由に工夫させる。
現場にいつもいるわけではない上司はそれを見守り後方支援に徹する。
特に小売業など、ほとんど現場が勝負です。
売り方次第で同じ商品でも何倍も売り上げの差が付きます。

ところで後で、この販売員が組合長の奥さんだと知って唖然としました。
そしてあれからずいぶんたって、販売員は次々に入れ替わりましたが、
この人だけは最初からずっとそのまま居続けています。
販売員と組合長は、いわば部下と上司と関係ですから、
これでは管理や指導が厳正に行われ得るはずがありません。
これは規約がどうのこうのという以前に、客観的に見ておかしいのですが。

さて、こんな昔の共産圏の店を彷彿とさせるようなところの改革は、
もう民間に販売の業務委託をするしかありません。
すぐに売り上げ倍増が期待できるし、最低でも固定した賃貸料が入るので、
原区が赤字になることはありえません。

総会で私がそう発言したとき、それも検討していると組合長は言っていました。
各種改革案を今年検討して、来年の総会に諮るのだそうです。
今年大赤字が出るかもしれないのにですよ!
このスピード感覚は信じられません。
赤字からの脱却は経営において至上命令であり緊急課題です。
私なら1、2ヶ月で決めて、必要なら臨時総会を開いて承認をもらいますね。

ところで、業務委託先を決めるとき、
まず地元企業ということで(有)「原の里」は候補になるでしょう。
しかし今は「原の里」の役員が組合長を始め何人も理事にいますから、
候補に上げることはできません。
自分で自分を審査する、そして自分と自分で契約するなんて、
公共の場において、社会常識からして許されることではありません。
私なら厳格公正に審査する、そして原区に最も有利な契約条件にする、
そういうことには最適任者だという自信があります。

しかしこの人たちは強引に押し切るつもりかも知れません。
そもそも最初からそれを狙って「原の里」を作ったのかもしれません。
どんなに常識違反でも、また客観的におかしくても、
どうせ区民は表立っては何も言わない、
そして同じ理事たちを選び続けるだけだと高を括っているのでしょう。

考えてみればこれはこの屋久島町全体に共通していることです。
町がどんなにおかしなことをしていても、
住民は同じ町長や議員を選び続けるだけです。
これが屋久島人気質なのでしょうね。
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