penaさん、私は大和市に友達が住んでいて何度も訪ねています。日曜ばかりでなく平日にも数回行きました。やはり騒音のことは結構話題になります。飛行機の離着陸が近くで見える場所です。「どうしてこんなところに家を建てる気になったのか」と聞くと、「特に気にならない。子供の勉強に支障が出るとか、夜眠れないとかいうのはオーバーな表現だ。」といいます。3年前に騒音被害の補償として自宅の防音工事を無償でやって貰ったが、新築当時のように家が綺麗になったと喜んでいました。地元民にとっては騒音は大きく騒がれるほうが良いにきまっているといいます。
おそらく貴方が働いておられた仕事場は、滑走路の延長の真下ではないかと推測します。
もう一人の友達で、航空自衛隊の隊員に聞いたら、自分は百里基地の官舎に住んでおり、飛行場は目の前にある。普通の鉄筋コンクリート製で特別な防音施工はしていない。しかし、省エネで真夏に窓を開けていると離陸時にアフターバーナーを吹かせるときなど腹に響く。一番うるさいのは一回では済まないエンジンテストだが、基地内にあるサイレンサーに機体を突っ込んでやれば基地内で座学の授業を受けても全く気にならない。
基地周辺の住民への騒音補償は騒音測定をして、評価に基づいて処置されるから、ただ「うるさい」と言っても、根拠なく税金を投入するわけには行かないのだと言います。与那国島の町長さんのように、沿岸警備部隊のための土地購入に、べらぼうな金額を「迷惑料」として吹っかけても、国民の税金をハイハイとは出せないのでしょう。
厚木飛行場から横浜まで15キロぐらい、全く騒音は聞こえません。馬毛島から屋久島まで40キロ、西之表まで15キロぐらい。また、南種子のロケット基地からあの巨大なロケットを宇宙へ向けて発射しても、騒音と感じる音響はせいぜい南種子町内でしよう。ロケット打ち上げの音を騒音と思う人が屋久島に何人いるのでしょうか?
夏の夜、蚊のなく音が気になって眠れないことがよくあります。あれほど腹の立つ音はないものです。蚊は俺の地を吸う、痛いやつだから心底憎い奴なのです。自衛隊も米軍も蚊のような連中なのでしょうかね。
◎わが肘を食らひて肥りし蚊は何処に居るかと探すぬばたまの夜
2011年6月20日月曜日 10時01分07秒 UTC+9 yona: