屋久島を襲う大震災被害

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yona

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Mar 27, 2011, 1:55:35 AM3/27/11
to 屋久島再生
屋久島には津波も来なかったし、震災被害はないと思われているようですが、
実はこれから大震災の2次被害、3次被害に見舞われることが予想されます。

まずは観光客の激減。
当然被災地やその周辺からは誰も来ません。
被災地でなくとも、旅行などに行く気分になれない人がほとんどでしょう。
東北や首都圏近辺で、すでに旅館などの倒産が始まったそうです。
屋久島でもこのゴールデンウィークはかなり減るはずです。

この状態は少し待てば回復するでしょうか。
いや放射能汚染は東京にまで届く可能性は高いし、
首都圏の電力不足は当分解消できそうにありません。
そんなこんなで日本経済の大混乱は数年は続くでしょう。
それどころか今の政府の体たらくでは、
二度と立ち上がれなくなると危惧するほどです。
職をなくす人、それは免れても収入はがた減りする人、
とても旅行などには行けなくなる人が大半になるかもしれません。

この島の主力産業は観光ですから、このままでは住民総所得は激減します。
島でも食べていけなくなる人がかなり出てくる可能性があります。
そして町は支出ばかりが増えて、税収入は激減します。
まあ自主財源など、職員給与すら賄えないくらいだから、
今さら問題ないと思われるかもしれません。
しかしそれを補っていた頼みの綱の交付税や補助金などが、
国庫の逼迫で、これから大幅に減ることは間違いないでしょう。
しかもこの町は鹿児島県随一の借金王です。
その借金の返済は待ってくれません。

これが鹿児島県本土だったら、放射能の心配がないということで、
農水産業振興のチャンスになり得ました。
しかしここでは贈答品や嗜好品の作物が主力になってしまっています。
その需要は、経済の停滞で当然先細りです。

観光は、もし縄文杉ロープウェイなど観光施設が充実していたら、
外国の富裕層を呼び込んで外貨を稼ぐことができました。
しかしこの島に来る外国人は、自然愛好のヒッチハイカーくらいです。
観光振興における無為無策の付けが回ってきたわけです。

こんな危機が目前に迫っているというのに、
町には全く危機感もなく、前もって対策を考えようともしていません。
先日閉会した3月議会でも、そんな話は一切出ることもなく、
ただいつもの通りの予算を執行部提出のまま承認しただけです。
これがこの島のリーダーたちの実態です。
今度の大津波で、リーダーの機転で救われた人たちが大勢います。
この島は全員大津波に巻き込まれるのをただ待つだけのようです。

yona

unread,
Mar 28, 2011, 9:14:14 PM3/28/11
to 屋久島再生
もうじき収入が減る、来年はがた減りしそうだ、と判ったら
我々はまず何をするでしょうか。
少ない収入でもやっていけるよう、すぐに倹約を始めるはずです。
それは町でも同じこと、真っ先に行財政改革に取り組む必要があります。

まずは職員給与。この町は借金は鹿児島県一なのに、
職員給与は県下で、上から何番目という水準です。
これは客観的に見れば、住民の名前で借金をして、
それを役場職員たちが山分けしているということです。
ここの住民たちは、よくもまあこんなことを許してきたなとあきれます。

庁舎の統合や組織の簡素化もすぐにやるべきです。
もともと町の合併の狙いの一つはそこにあったはずなのに、
4年も経って、全くと言っていいほど効果が上がっていません。

日高十七郎町長は、危機が目前に迫っているのに、
その時はその時、後は野となれ山となれ、
としか思っていないようです。
それは個人の生活ならそれぞれの勝手だし、
この島の気風は全般にそんなものだそうですが、
みんなの生活や財産を預かる人にとっては許されることではありません。

町長も役場も議会も、また町議選立候補予定者たちも、
大津波が目前にきているのに、
みんなで目をつぶっていれば大丈夫と思っているようです。
せめてこの秋の町長選には、目の開いた人を選ばなければなりません。
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