さあ！屋久島の行政改革をどうする？

[tami yakuno]

他の行政の姿を見て、行政長の意見を聞いて、私達の地域の行政の姿を考える。
さて、屋久島の行政は今のままでいいのでしょうか？

橋下知事の発言（行政長としての意識・姿勢）
http://www.youtube.com/watch?v=5UgE57h3lXM&feature=related

行政給与のカラクリ
http://www.youtube.com/watch?v=brwsTU_TAcA&NR=1

橋下知事の発言（行政職員が議員をだます？）
http://www.youtube.com/watch?v=zxL3ZxHjSX0

橋下知事の発言（権利ばかり主張する組合）
http://www.youtube.com/watch?v=fb2aMqc3XR4

橋下知事の発言（政治活動をやる公務員）
http://www.youtube.com/watch?v=t8CYHpS9QE0&feature=related

[yona]

tami yakunoさん、皆さんのために問題点を要約して、
何が大阪と共通なのか、屋久島の問題は何なのか、
そしてどうすればよいかなど、言及してください。

私は、屋久島の問題は大阪などとはレベルが違うと考えます。
なによりトップに改革の意欲がない、方針を示していない、
何の働きかけもしていない、
つまり全く資質のない人がトップになっていることが、
屋久島の根本問題なのだと考えます。
これは橋下知事とここの町長と比べてみたら一目瞭然です。

大都会と離島のど田舎と比べるのはおかしいですか。
いや、トップの条件やリーダーに求められるものなどは、
組織の大小を問わず、どこでも共通ですよ。

私だったら、職員全員に「もしドラ」を読ませますね。
（もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら、
尾之間図書室にありました）。
そしてお互いに話し合いをさせますね。
組織論など、難しい話はいくらでもありますが、
真髄はこの漫画みたいな本で十分描かれています。
そもそも一番読ませたいのは現町長ですが。

[yona]

阿久根の竹原信一元市長のことですが、
あれだけ、ある意味でたらめをやって、
それをマスコミなどに総攻撃されて、
それでも、負けたとはいえあれだけ票を集めたのだから、
住民の改革への期待は極めて大きいことは確かです。
屋久島の住民の多くに、それだけの気持ちや自覚はあるのでしょうか。

ところで彼がもしこの「もしドラ」を読んでいたら、
状況はずいぶん変っていたのではないかと思います。
いくら立派なことを言っても、最後は職員ひとりひとりが、
現場で仕事をしなければ絵に描いた餅です。
いかにひとりひとりを動かすか、その心を掴むか、
その重要性というものは民間企業の経営者か、
少なくとも管理職の経験者でないと判らないのかもしれません。
（それも失敗した経験が必要のようです）。

[yona]

ここで話題にした「もしドラ」、
何とアニメになって、NHKで放送されるそうです。
それも教育ではなく総合でです。
3/14（月）夜10:55～、平日2週間連続で全10話とのこと。
役場も民間も、組織に関わる人は必見ですよ。

[tami yakuno]

屋久島と大阪府の行政とその長の比較から、私達の行政のあり方を考える。
屋久島の問題点、大阪府の行政との共通点などについて、まず自分で考えてみてください。

そのための素材が次の動画です。橋下知事のタウンミーティングの映像です。
行政長、議会議員、行政職員の権限やあり方から、日本の政党の現状、課題など
わかりやすく話をされています。

最近では、屋久島の北部地区（旧上屋久町）でも、現町長の票獲得の思惑があらわになった
優先順位がめちゃくちゃな公共工事（ビジョンがない）がいたるところで始まっています。

屋久島をどうするのか、現状をしっかりと見つめていない現在の行政長と一部の議会議員、
そして行政職員……

まだ、票獲得のための余計な公共工事中心の政治で行くのか、それとも本当に住民を育てる意識をもって
必要な政治を行うのか、今度の選挙はその分かれ目でしょう。

屋久島のコミュニティは小さいです。そのため表立っては動けない方々が多いのもよくわかります。
そこで今回は、屋久島の現行政長と一部の議会議員、そして行政職員に対して、住民の怒りを面従腹背で乗り切り
、それを選挙で表明しましょう。

名古屋、大阪、そして東北でも、住民の怒りは議会解散や行政長のすげ替えにつながって、その波がさらに広がりつつあります。
それが、現在の体たらくな行政職員とそのシステムを作り変えることにつながると、住民は気が付いたのです。

屋久島が変われるかどうかの瀬戸際だと思ってください。


（橋下知事　タウンミーティング　於　大阪市中央区 2011.2.5　1/4）
http://www.youtube.com/watch?v=oqOvxD2zxWU

（橋下知事　タウンミーティング　於　大阪市中央区 2011.2.5　2/4）
http://www.youtube.com/watch?v=FI4n1KsgGCg

（橋下知事　タウンミーティング　於　大阪市中央区 2011.2.5　3/4）
http://www.youtube.com/watch?v=0FCmtefg4m4

（橋下知事　タウンミーティング　於　大阪市中央区 2011.2.5　4/4）
http://www.youtube.com/watch?v=WOu3IJkMOIY

[yona]

北部の票目当ての優先順位がめちゃくちゃな公共工事、
具体的な事例をいくつか教えてもらえませんか。
陳情書や監査請求など、エスカレートする手段もありますから。

ところで今度の町長選挙、住民の日々の暮らしや、
この島の将来にとって極めて重大なのは判っても、
それを委ねるべき候補者がいません。
これでは住民の怒りを選挙で表明できません。
差し迫った県議選も同様です。

橋下知事とは比べようはなくても、
それなりに改革を期待できる人は誰かいないのでしょうか。
投票したい候補者がいなければ、選挙も実質無益です。
どこにも人材がいない、それもこの島の悲しい現実でしょうか。

[tami yakuno]

私が優先順位がおかしいと思っている公共工事についてですが、
宮之浦にある総合グラウンドの事です。

以前に多少の悪天候でも使用ができるようにするための補修工事で、
グラウンドの土の入れ替え、外周箇所のラバー舗装がされました。
そして、トラックと外周部分の間にもきれいに芝生も植えられました。

その後、グラウンドの進入路の変更工事や、駐車場の整備が行われました。

そして、いま行われているのは本部席周辺の工事ですね。
これ、はっきり言って税金を使って今すぐにする必要があるのかが疑問です。

しかも、せっかく綺麗に定着してきた芝生とか、土の入れ替えをしたコース内、ラバー舗装面
に鉄板をかぶせて工事車両を進入させています。
なるべく敷地を傷めないように鉄板をひいているのでしょうが、どうして土の入れ替えや芝生を植える前に
本部席の工事をしなかったのでしょうか？
なんの構想もない継ぎ接ぎだらけの町政運営をして、行政職員をぬるま湯につからせているから、
こんなお粗末な状況でも気が付かないのでしょうね。
さらに、グラウンドへの道路周辺も雑木林を整地して、何か工事をさらにやろうとしているようです。

そもそも安房にもグラウンド作っていますよね。
ここの整備も中途半端ですよね。
こんな中途半端な整備をおこなって、町長はいったい何がしたいのでしょうか？
予算編成については、町長が行い、それを議会が承認したのでしょう……

議員定数の削減、町長以下、議員の給与、役場職員給与やボーナスなどを半額にして、浮いた費用で
整備をするというなら、それはそれで納得ができる部分もあります。

しかし、どう考えてもただの現町長の票集めの公共工事にしかみえません。
いくら、弁明したとしても町民である私にはそのようにしか見えません。

残念ながら、現町長には何も期待できないのです。

[yona]

これは分析すると、その工事は必要なのか、ということと
もし必要だったら、計画性を持って執行されたか、
の二つの問題点があるようですね。

たぶんどちらもノーで、ただ年度末の予算消化で、
現町長の票になるところにばら撒いたのでしょう。
同様に、この島では今、あちこちで道路工事が行われています。
昔は本土でも同様でしたが、住民の批判でずいぶん抑えられてきています。
ここでは数十年ほど遅れているようです。

ところで安房の運動場、今年度だけでも1億円以上投資して、
すばらしいものができていますよ。
7面のテニスコートに、国際規格のトラック、
どんな国際大会を誘致するつもりなのでしょうね。
まず島の人たちにはとても使いこなせません。

宮之浦にもあるし、見直すべきだと陳情書を出したら、
どうするかは作った後で決めることだ（満園明議員）、
議会が作ると決めたのだから見直すべきではない（日高豊議員）、
ということで不採択にされてしまいました。
その理屈ではあまりにも非常識だと指摘して再度提出したら、
荒木博武議長に審議不要と片付けられてしまいました。

住民が片付けなければならない人たちが大勢います。

[tami yakuno]

さあ、いよいよこれまでの地方公務員の仕組みが大きく変わろうとしています。
国家公務員も制度的にはリニアな関係になっているため、日本の制度が今まさに変化しようとしています。

これまでの体たらくな行政のあり方にくさびを打ち込み、待ったなしの屋久島の状況を変革する必要性があると思います。
屋久島もこのような改革を実行できる首長、またその可能性を一番持っている人を選ぶべく、
ただの名前の連呼や、これまでどおりの政策を主張する方は選ばず、具体的な政策を主張する人を選ぶべきだと思います。

先日、地域のじいちゃん、ばあちゃん達が、
「こんままじゃなんも変わらんねぇ～」「ちっとは新しかしぃがでっくればよかとにねぇ」
「いままでのしぃ～はもうよか」「我がたちのことばっかりやがね」と言っていました。
（ふとした時に聞いたのですが、じいちゃんらもちゃんと今の行政の姿を見ていることに正直驚きました……）

ちゃんとした具体的な政策を掲げる、道路や建物の公共工事ばかりを主張する古い政治ではない、
新しい政治家を屋久島は求めているのだと思います。

今回全国に先駆けて、大阪府知事がその土台を作ってくれましたよ。
大阪府知事の仕組みを利用して、公務員制度の改革を屋久島で主張し、実行してくれる方や興味のある方はぜひ以下の動画をごらんください。


大阪府知事の「公務員のわたり、昇格しなければ給与は延びない仕組み案」
http://www.youtube.com/watch?v=MCWRgy6Mtis

大阪府知事の「現給保障を廃止、今までの人には今まで通り制度を廃止案」
http://www.youtube.com/watch?v=LWz_BBACO-g

大阪府知事の「わたり是正で下がった給与額を特例減額で保証案」
http://www.youtube.com/watch?v=rG3K6FkmX08

大阪府知事の「新潟州構想、人口規模だけで権限と財源を配分 政令市制度
http://www.youtube.com/watch?v=kEFuekNJU6Y

[yona]

「名前の連呼」って、これは有権者は馬鹿だと言っているのと同じです。
お菓子や洗剤などと同様、名前を徹底的に繰り返しさえすれば、
消費者の頭に刷り込まれて、みんなが買ってくれるという戦法なのですから。

「具体的な政策を主張する人を選ぶべきだ」、
本当にそうですが、悲しいかな、具体的な政策を主張する人が、
一人も立候補していないのです。

私は現状を批判するだけでなく、
ではどうすればよいか具体策をいろいろ提案しているつもりです。
しかし行政も議会も立候補者たちも、全く聞く耳を持たないですね。
先日、議会の定数削減問題について書かれたものがありましたが、
議員たちはただ世間体に合わせることしか考えていないようです。
本来は、議会のあり方、議員の仕事の根本的見直しが必要で、
議員数はそこから適正数を導き出すべきものなのですが。
住民の不満は議会のすべて、その存在意義そのものにあり、
単に議員数だけいじくれば済むというようなものではないのです。

まあこうなってしまったのも、多くの住民が選挙で、
親戚や知人、地元、またお金をくれる人に投票してきたからです。
それをずっとやってきたはずのじいちゃん、ばあちゃん達が、
このままでは駄目だと気付き出したのなら希望が持てます。