GNOME環境からのログアウト時のエラーについて

[dummy...@gmail.com]

お世話になっております、黒川と申します。

xrdp 0.9.19 + xorgxrdp 0.2.18 + pulseaudio-module-xrdpを

CentOS 8 Streamにインストールし利用致しております。

Windows 11のmstsc.exeからxrdpのセッションに接続し、

その後Gnomeからログアウトすると、

「

リモート デスクトップ接続

リモート デスクトップ サービス セッションが終了しました。

おそらくネットワーク接続の問題が原因で、リモート コンピューターへの接続が失われました。リモート コンピューターへの接続を再試行してください。問題が解決しない場合は、ネットワーク管理者またはテクニカル サポートに問い合わせてください。

エラーコード: 0x904
拡張エラーコード: 0x0

」

のエラーが表示されます。

エラーが表示されてもログアウトは正常に行われていましたので

今までは気にしてはいませんでした。

ですが、詳しく調べてみましたら、

上記のエラーが発生するとxrdp-sesmanのプロセスが残ってしまうらしく

XRDPのセッションを切ってローカルでログインしても

XRDP_PULSE_SINK_SOCKET、XRDP_PULSE_SOURCE_SOCKET、XRDP_SESSION、XRDP_SOCKET_PATH

などのsesman/env.cで定義されている環境変数が

ローカル環境下においても定義されてしまっています。

なお、OSをリブートしてXRDPセッションに一度も接続していない状態で

ローカルでログインした場合には上記の環境変数は定義されません。

この障害に関連して、

XRDPのセッションに接続したあとでローカルにログインした場合に

pulseaudioがローカルのサウンドを正しく認識しなくなる障害も発生しています。

具体的には、ローカルでログインしているにもかかわらずxrdp-sinkが認識されており、

代わりにPC本体のサウンドカードは認識されません。

pactl load-module module-udev-detect

を手動実行すればPC本体のサウンドカードを認識しますし、

/usr/libexec/pulseaudio-module-xrdp/load_pa_modules.sh

にDISPLAY環境変数の値が10よりも小さい場合には

何もせずに終了するような処理を書き加えると

ローカル接続時にmodule-xrdp-sinkはロードされなくなります。

しかしながら、これらの対処法は本質的な解決策ではないように思えます。

これらの事象について、原因や解決法等ご存じでしたらご教授お願い致します。