fedora23(xrdp v0.9.0)で、「変換」キーと「無変換」キーがリモート側で反応がなかったので、
調べたところ km-0411.ini 等の4つのファイルについて書き換えたところ動作しました。
◇対象ファイル
/etc/xrdp/km-0411.ini
/etc/xrdp/km-e0010411.ini
/etc/xrdp/km-e0200411.ini
/etc/xrdp/km-e0210411.ini
◇書き換え内容
Key129=0:0 から Key129=65315:0 へ
Key131=0:0 から Key131=65314:0 へ
しかし、
https://xrdp.vmeta.jp/キー配列について
の記事にて「v0.6.0以前のノウハウ」とされている
http://w.vmeta.jp/temp/km-0411.ini
を見ると[altgr]のセクションだけ「Key129=0:0」となっており、
意図がわからないでおります。
xrdpはよく知らないため、上記修正内容で問題ないか、
どなたかレビューいただけませんでしょうか。
問題なければ本家にPullRequestしたく思います。
私はあまり日本語配列を使わないので、その辺の動作は見落としていました。
AltGはヨーロッパ圏のキーボードに存在するキーですね。ヨーロッパ圏のキーボード
では日本語キーボードでいうところの右AltキーがAltGrになっています。日本語
キーボードの場合はAltGrキーがなく、左右ともAltキーですので気にせず他のセクション
と合わせてしまっても大丈夫ではないかと思います。
ご存知かも知れませんがキーマップファイルはセクションに分かれていて、各セクション
は以下の様な意味になっています。
[noshift] 単独押下時
[shift] Shift+
[altgr] AltGr+
[shiftaltgr] Shift+AltGr+
[capslock] CapsLock on時にキーを単独押下
[capslockaltgr] CapsLock on時にAltGr+
[shiftcapslock] CapsLock on時にShift+
[shiftcapslockaltgr] CapsLock on時にShift+AltGr+
変換と無変換キーはShiftなどと一緒に押すことはないので最低限[noshift]セクション
だけを書き換えれば変換・無変換キー単独では動作するようになります。ただ、敢えて
他のセクションをそのままにしておく理由もないのですべてのセクションについて Key129=65315:0, Key131=65314:0 とするのが妥当でしょう。
プルリクエストを送ったら +1 しておきますね。
2016年1月30日土曜日 21時08分16秒 UTC+9 竹腰彰成:
Key129=65315:0
Key131=65314:0
とする内容でプルリクエスト済みでしたので、これで問題ないという旨
コメントしておきました。
altgrは英語圏のキーボードなのですね。
となれば変換キーとの組み合わせはあり得ないので、
過去バージョンでも使われていなかったのだと納得しました。
PullRequestの後押しコメントありがとうございます。