みなさま
日頃よりお世話になっております。映像作家・文化人類学者の太田光海です。恐れ入りますが、この場をお借りしていくつかの告知を行わせていただくことをご了承ください。
映画『カナルタ 螺旋状の夢』全国公開について
この度、私がマンチェスター大学グラナダ映像人類学センター博士課程の卒業作品として制作した映画『カナルタ 螺旋状の夢』(2020年、日英合作)が全国の劇場で公開されることが決定しました。先日公開に向けたプレスリリースが解禁され、いくつかの媒体でお取り上げていただいたので、掲載記事をご紹介させていただきます。
・映画ナタリー:
https://natalie.mu/eiga/news/434988
・
CINRA.NET:
https://www.cinra.net/news/20210701-kanartafilm
・映画.com:
https://eiga.com/news/20210701/26/
・EYESCREAM:
https://eyescream.jp/art/96739/
・ルーフトップ:
https://rooftop.cc/news/2021/07/01140000.php
・ムビコレ:
https://www.moviecollection.jp/news/91195/
また、現在確定している公開日程は下記の通りです。
東京 イメージフォーラム 10月2日(土)〜
名古屋 伏見ミリオン座 10月29日〜
大阪 シネ・ヌーヴォ 11月〜
京都 出町座 11月〜
神戸 元町映画館 11月〜
他、全国数十館と上映に向けて協議中です。
本作では、アマゾン熱帯雨林に住むシュアール族を追いながら、彼らが森とともに築く関係性や現代に生きる先住民としての葛藤や課題と向き合う姿、そしてクリエイティブに自己を更新していく様子を描いています。映像人類学やドキュメンタリーを基盤に置きながらも、サウンドやナラティブ構成、編集などで実験的な試みも行なっている作品です。ぜひ、みなさまにご覧いただければ幸いです。
個展「Wakan / Soul Is Film」開催について
また、映画公開のスピンオフ企画として、写真と映像インスタレーションを用いた個展「Wakan / Soul Is Film」を昨日より開催中です。映画『カナルタ』からこぼれおちるものを別視点からすくい取り、私のアマゾンでのフィールド経験を脱/再構築する試みです。
会期;7月16日〜7月24日(延長の可能性あり)
開館時間;13時〜19時30分
場所;The 5th Floor
会場は東京都台東区・根津の新進キュラトリアル・スペース「The 5th Floor」です。若手キュレーター集団主導の大胆かつ緻密な展示を提示し続けることで、近年美術界で注目されているスペースです。本展示は、映画のスピンオフ企画としてのみならず、人類学的表現をコンテンポラリーアートの文脈に接続するという観点からも、重要な意味を持っていると私は信じています。以下に、今回出展している映像インスタレーションのティザー(予告編)と、個展の詳細に関するリンクをお貼りいたします。
ティザー:
https://vimeo.com/575067422
個展詳細:
https://ja.the5thfloor.org/wakansoulisfilm
以上、大変な長文を失礼いたしましたが、映像人類学を始め、写真や現代アート、広い意味での映像表現にご関心のあるみなさまにはぜひとも個展、映画ともにご覧いただくことができれば幸いです。私自身、18日を除いて出来る限り在廊する予定ですので、お越しいただいた際にはお声がけいただければとても嬉しいです。それでは、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。