TIPS画面のリスト表示と詳細表示を統合した画面のサンプルを作成しましたので、添付のパッケージファイルを適用してください。
(ダウンロードした添付ファイルの拡張子が *. gzになっている場合は、*.unitypackageに変えてからプロジェクトに適用してください)
この変更は、次回の宴のアップデートにも反映させる予定です。
パッケージを適用すると、
Assets/Utage/Sample/Scripts/TipsMasterDetail/ フォルダ以下に、サンプルスクリプトとひな形となるプレハブが追加されます。
追加されたコンポーネントは、基本的にはサンプルなのでコピペして自作コンポーネントにしてアレンジしたものと入れ替えるか、そのまま使用するかはお任せします。
●TIP画面の作成
SampleTipsMasterDetail.prefab がUI画面用のプレハブになります。
宴のサンプルのプレハブを直接編集してしまうと宴をアップデートすると元に戻ってしまうため、独自に扱えるようにする必要があります。
・シーン内のCanvas-AdvUi以下にドラッグアンドドロップして、インスタンス化(シーン内のGameObjectとして実体化)
・シーン内に作成されたSampleTipsMasterDetailオブジェクトを右クリックして、「Prefab>Unpack Completry」にして、プレハブとのつながりを解除して、普通のGameObjectにする。
SampleTipsMasterDetail > Scroll View-NameButtons > Viewport > Content-NameButtons > TipsNameButtonを
ProjectWindowの自分のプロジェクトフォルダ以下に、ドラッグアンドドロップしてプレハブ化し(プレハブ化すると青くなります)
そのプレハブを、SampleUiTipsMasterDetailコンポーネントの「Prefab Tips Button」に設定してください。
サンプルTIPS画面のフォントやSE、画像はサンプルシーンのものを使っているため、独自プロジェクトのものに入れ替えてください。
●TIP画面への遷移処理を設定しなおし
AdvEngine>TipsManagerの「AdvUguiTipsUiController」を削除してSampleUiTipsMasterDetailUiControllerに入れ替え、
MainGame、Title、TipsMasterDetailの各オブジェクトを設定してください。
ドキュメント内の、メッセージウィンドウやタイトル画面などからTIPS画面を開く処理を新しく設定しなおします。
AdvUguiTipsUiControllerを使っていたところを、上記のSampleUiTipsMasterDetailUiController経由の処理に変えてください。
●TIPSデータの設定
エクセル上でのカテゴリの追加は、
Category列を追加して、TIPSごとに任意のIDを割り振ってください。
シーン内に追加したTIPS画面の、Scroll View-CategoryButtons以下が、カテゴリボタンの一覧になります。
デフォルトだと11個のボタンがありますが、設定したカテゴリの数に応じて手動で増やしたり減らしたりしてください。
また、各ボタンの「SampleUiTipsMasterDetailCategoryButton」の「Category Id」には、「カテゴリID1」~「カテゴリID11」が割り振られていますが、これも使用する自作のカテゴリに合わせて設定してください。
表示テキストは、カテゴリIDがそのままが表示されるのではなく、各ボタンのLabelオブジェクトのテキストのほうが表示されるので、これも任意に設定してください。
完成した画面としては以下のような形になるかと思います。
2025年4月9日水曜日 7:05:19 UTC+9 Gmax: