ノベルゲーム内からだけではなく、UnityのUI上のシーン内からも使用するアセット(BGMやテクスチャ)があった場合、それらのリソースは全てStaticAssetManagerに設定してください。
ノベルゲームは、通常のゲームと違って大量のアセットをロード、アンロードを繰り返す必要があり、宴はそれを前提とした仕組みになっています。
通常のUnityのシーン内から使用するように設定しているアセットは、シーンがロードされたときに一緒にロードされて、そのシーンが終わるまではアンロードされないのですが、
宴のアンロード処理は、そういったシーン内で使用しているアセットもアンロードしてしまいます。(結果、音が鳴らなくなったりします)
StaticAssetManagerに設定することで、「これはシーン内でも使用しているのでアンロードしない」という区別が付くようになり、宴が自動的にアンロードしてしまうことを防げます。
UnityはResourcesというフォルダ以下にあるアセットであれば、ゲームの途中からでもロードできる仕組みを持っています。
逆に言うと、Resources以下にないアセットはロードできないのですが、
StaticAssetManagerに設定しているものは、シーンを起動した時点でロードされているため、Resources以下に置かなくてもロードできます。
(この場合、サウンドシートに設定したファイルパスは無視して、ファイル名が一致するものをStaticAssetManagerを探してきます)
Resourcesフォルダ以下から「移動してもいい」というだけで、Resourcesフォルダ以下に残しても問題ありません。
アセットバンドル関係などの、ファイル管理の都合上Resourcesフォルダから移動させたい場合は、任意の場所に移動してください。