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[G-BRAIN 5653] shukan Nuts NO.243

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Hiroyuki Takenaga

unread,
Nov 5, 1998, 3:00:00 AM11/5/98
to
竹永@ニューヨークです。

今週のNutsです。
お読みください。

さて、アメリカの選挙、「ELECTION 98」が完了いたしました。

結果としましては、「民主党は意外にがんばりましたな」という感じでしょ
うか。ニューヨークの上院議員選も、18年のベテラン上院共和党議員を下
院からくら替えした民主党議員が破りまして、民主党ひいきのうちのかみさ
んも大喜びでした。

かみさんの場合、ニューヨーク市の公務員でして、当然のように組合に入っ
ておりまして、今回も組合からのニュースレターに「わしらが応援する候補
たち」リストみたいなものが載っておりましたね。

まあ、どちらにしろ、うちのかみさんは民主党一歩ヤリですから、投票の際
は簡単ですわな。

それにしても、上記のニューヨークの上院選はスゴかったですねえ。ほとん
どお互いの悪口の言い合いでした。

ただ、その悪口の言い方というのがおもしろくて、

「こいつはあの法案に"イエス"と投票しやがったんだぞー」

とか

「あいつはせっかく出した例の法案に"ノー"票を入れたんだぞー」

「この野郎は、〇〇回も法案のための投票を欠席しちゃったんだぞー」

などのように、「法案」や「政策」を軸に文句言うところが、やはりアメリ
カらしいかったですね。

実をいいますと、わたくし、生まれてこのかた、選挙したことがないのであ
ります。

20ちょっとで社会からの逃亡生活に入りまして、その間、沖縄の離島とか
アジア各国をプラプラしてたせいで、選挙する機会に遭遇しなかったのであ
ります。

その後、東京にしばらく住んでいたのですが、まあ社会復帰するのに忙し
く、選挙どころではありませんでした。

で、ニューヨークに流れてきて、投票したくなったときには選挙権ないじゃ
ないの、じゃあ投票できるようにしよかと在外投票運動を始めたのですね。

ですから、私がよ~く知ってる選挙運動というのはアメリカ版でありまし
て、日本版についてはあんまり知らんのであります。

ははははは。

一度、日本の選挙をじっくりのぞいてみたいですね。

というわけで、自民党の皆さん、解散しましょか。
(そういう問題じゃないですね。)

今週はこんなもんで。

では。

                   ひろ

********************

@@@@ ニューヨーク発「週刊Nuts」 11月3日号 NO.243 @@@@

http://www.interport.net/~hiro/Nuts/

目次

*『Nuts TV作戦7』

*『英語Nutsの可能性7』

*『NY病でおま3』

*『編集後記』

*『グリーンカードへの道・第55話』

*『今週の歌』

********************

『Nuts TV作戦7』

 さて、久々の「Nuts TV作戦」なのであります。今回も「”パブリック・
アクセス”リポート」の続編をお届けします。

 前回までのあらすじを少しご説明しますと、午後6時半から始まったオリ
エンテーションは、一応前半のレクチャーを終え、これから後半戦に突入し
ようとしております。今回の場面は、その間の休憩時間の風景です。

 それでは、お楽しみください。

                   Nuts電電映営部

    *     *     *     *

『”パブアク”リポート』~炎のオリエンテーション6~

 トイレに行きたくなった。

 私たちがいるミーティング・ルームの入口のすぐ横にトイレがあった。す
でにビジネスマン風ジューイッシュのおじさんが、ドアの前で自分の番が来
るのを待っている。私もその後ろに並んだ。

 おじさんの頭にチョコンと乗っかってる黒い小さな帽子を眺めながら、私
はこのジューイッシュ男性が作ろうと企んでいるテレビ番組のことを考えた。

 「さっきの質問の内容から考えると、かなりオタッキーな番組になるはず
やね。コワイなあ。観たかねえなあ」

 しかし、である。

 「でも、オタッキーな番組を作っちゃダメなんて、ここでは誰も言えない
わけだし、好きな人が好きなモノを作れるっていうのが一番大切なんだか
ら、それはやっぱ尊重しなくちゃいけないよなあ。中にはオタッキーな作品
が大好きな人間も必ずいるはずだし、それを”オメエのは単なるマスター
ベーションじゃねえか”とバッサリ斬っちゃって、”そんな番組なんか作ら
せねえ”なんて言う権利は誰にもねえしなあ。ここはお金が目的の商業テレ
ビ屋さんじゃないしね。ただ、そうは言っても、このジューイッシュおやじ
が画面から語りかけるのを凝視するのには勇気いるわな」

 Tシャツ姿の白人男性がトイレから出てきた。次はおじさんの番だ。彼は
右手にバッグと紙袋を持ってトイレの中に入っていった。

 「カチン」とロックする音がした。

 私はまだ考え続けている。

 「”表現する”っていうのは、基本的にいいことだし、それにこんなふう
に映像で自分を表現できる場があるっていうのは、日本人からしたら、やっ
ぱうらやましいわな。”下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる”って感じで、要は
撃ってみなきゃしょーがねえしねえ。それを”下手だから撃つな”っていう
のは、ちとばかりココロが狭いよな。うむ~、いつから私はこんなに逆太っ
腹な人間になってしまったんだ。そういえばガキの頃から妹と激しくオカズ
の取り合いとかやってたよな。自分より先に妹に”彼氏”ができた時は、悔
しくて夜中に妹の部屋にもぐり込んで、寝てる妹の鼻に自分の肛門をこすり
付けたりしたしなあ・・・・・あんまり関係ないか」

 ジューイッシュのおじさんは、なかなかトイレから出てこなかった。その
ドアの前には、”ウンコ中”の気配がみなぎり始めていた。

                     ひろ

*********************

『英語Nutsの可能性7』

 さて、「英語Nutsの可能性7」なのであります。

 今回の本題に入る前に復習の意味も込めて、この「英語Nutsの可能性」話
の目的みたいなことをちょっとだけお話ししたいと思います。

 タイトル通り、このネタは「Nutsの英語版の発行」を究極の目的としてお
るのですが、同時にその裏には、「在米日本人がアメリカで英語の出版物を
発行することの意義」てな感じのカタそうなネタを読者の皆さんにもわかっ
てもらいたいわね、という希望も静かに隠れておるのであります。

 以前にも書きましたが、最近は日本でもインターネット、特にホームペー
ジを使った英語による情報発信が激しく行なわれておりますね。

 すばらしいことです。

 というわけで、その流れからいきますと、「アメリカに住む私たちも同じ
ようにインターネットを使って英語でモノを言い始めよか」となりそうなと
ころなのですが、私たちNuts軍団は、「それだけじゃちょっともったいない
んでないの」と考えておるのであります。

 インターネットを使った情報発信というのは、どこでだってできるので
す。アメリカに住む日本人がやらなくてはならないのは、日本の人たちには
できない、アメリカという実空間での情報発信じゃないかしらと私たちは思
うのであります。

 例えば、日本関係のホームページを訪れるアメリカ人というのは、すでに
日本にある程度関心のある人たちがほとんどです。でないと、日本のホーム
ページなどに飛んだりしませんからね。

 つまり、そういう「自分でやって来てくれるお客さん」に対しては、日本
からでも情報発信できるのです。なぜなら彼らは、自分の意志で探して、自
分の意志でわざわざ来てくれるからです。

 問題は「自分でやって来てくれないお客さん」になります。

 ホームページは、基本的には「待つ」場です。「来ない客」を捕まえて、
無理矢理ホームページまで連れてくることはできません。確かにEメールなど
の情報を相手に投げるカタチも存在しますが、それが使えるのは投げ先が明
らかな場合のみになります。

 ですから、日本からこの「来ない客」にアプローチするのは、かなりむず
かしいのであります。

 そこで、アメリカに住む私たちの登場です。

 私たちのまわりには、その「来ない客=日本に大して興味のないアメリカ
人」というのが実際にウジャウジャおります。手を伸ばせば触れる位置に彼
らがいるのです。

 ならばですよ、サイバー・スペースではなかなか出会えない彼らを実空間
で捕まえてしまえばいいのです。言い換えますと、それがアメリカに住む私
たちの役目なのです。

 別に道端でチラシ配ったっていいじゃないですか。その辺のランドリーな
んかに無料紙を置く方法もありますよね。

 私たちは物理的にアメリカにおります。それを十分活用しようではあーり
ませんか。

 というわけで、この辺で今回の本題に入りたいのですが、スペースがなく
なったので来週お話しすることにします(なんじゃそりゃ)。

 では。

                 「週刊Nuts」編集部

*******************

『NY病でおま3』

 さて、「NY病でおま」の第3弾なのであります。

 今週は、「どんな人がNY病にかかりやすいのかしら」ということについて
お話ししたいと思います。

 私たちNuts軍団の観察によりますと、以下の分類のNYJJ(ニューヨーク
在住日本国籍日本人)は、NY病にかかりにくいようなのであります。

・日本人駐在員及びその家族

・ニューヨークに来たばかりの日本人

・短期滞在型日本人

・その他「まったく躊躇なくいつでも日本に帰れます」型日本人

 逆に、NY病の症状が最も顕著に現われるのが、「ローカル組」、つまり自
分の意志でニューヨークに住み、あるいは残り、勉学or仕事に励む人たちな
のであります。

 念のため言っときますけど、私たちは別にすべての「ローカル組」日本人
がNY病の患者だと言ってるわけではありませんからね。

 上記の「かかりにくい」人たちの共通項は、ニューヨーク滞在のケツがあ
る程度決まってるということなのであります。要するに、彼らはいつまで
ニューヨークにいるというのが見えてる人たちなのです。

 この「ケツが決まってる」というのは、ひじょーに重要なポイントになり
ますので、読者の皆さんも覚えておいてください。

 通常、NY病はニューヨーク滞在2、3年目からその症状が現われ始めるよ
うです。

 脳ミソの硬直化、悲観主義、ケンカ腰口調などが見られるようになり、そ
の後は比較的短期間で成虫にふ化するといいますか、スーパーサイヤ人に変
身するといいますか、NY病の末期状態まで突っ走ってしまいます。

 やはり、それらの3つ、「脳ミソの硬直化」「悲観主義」「ケンカ腰口
調」を身に着けますと、患者自身及びまわりの物事もマイナス方向にしか転
がらなくなるわけでして、そこでふと我に帰ればまだ回復の可能性もあるの
ですが、大部分のケースはそのまま盲目状態で走り続け、結果的にNY病の症
状も雪ダルマ式に悪化してしまうのであります。

 ただですね、このNY病にかかっても肉体+精神が、ガラガラと音を立てて
壊れてしまうということはあまりないので、死ぬ心配は基本的には必要あり
ません。

 別の言い方をしますと、だからこそNY病はこれまで大して注目されること
もなく、手付かずのまま、私たちNYJJのココロに住み続けてきたのではない
でしょうか。だって、死なないのに。

 話を戻しますと、一般的に「脳ミソの硬直化」「悲観主義」「ケンカ腰口
調」などを生まれながらに、英語で言いますと「ナチュラル・ボーン(この
ボーンは”骨”ではなく、”生まれる”のボーンです)」に持っている方と
いうのは、特にNY病にかかりやすい傾向にあるようです。才能が開花するわ
けですね。

 では、男性と女性ではどちらのほうが多いのでしょう。

 う~ん、それは一概には言えませんね。どちらにもそこそこおります。

 じゃあ、ビザの種類ではどうでしょうか。例えば、H-1ビザ保持者に多いと
か、グリーンカード保持者のほうがかかりやすいとか。

 それに関してもはっきりとは言いづらいです。ただ、NY病にかかりやすい
人の特徴として、「自分がやりたいことをやってない」ということが挙げら
れますので、グリーンカード保持者の場合、比較的自分の好きなことができ
るという点では、H-1ビザ保持者に比べるとかかりづらいのかもしれません。
でも、しっかりいるけどね。

 他には、既婚者と独身者では後者のほうがかかりやすいような気がしま
す。これといって根拠らしきものはないのですが、やはり前者のほうが精神
的に安定しておりますし、ニューヨークのような不安が渦巻く街では一緒に
人生を歩んでくれる人の存在というのはひじょーに大きいのであります。

 以上が「どんな人がNY病にかかりやすいのかしら」話になります。

 もし、「いや、それは違う」とか「こういう要素ってない?」などのご意
見がありましたら、是非お聞かせください。

 では。 

                 「週刊Nuts」編集部

************************

『編集後記』

 今年ももう終りです。早いですね。

 そんなわけで、Nuts軍団では、すでに来年の作戦を組み始めました。もう
ちょっとで出来上がります。

 その前に今年の反省をやらねばらないのですが、それについては12月に
入ってからお話しするつもりです。お楽しみに。

 では、また来週。
 
                  「週刊Nuts」編集部 

****************************

『グリーンカードへの道・第55話』

 我が家のキッチンでオムライスを食べるふたり。

 「で、結局何なのよ、アンタが言ってる方法って?」

 「いや、○○○ちゃんが言ってたんだけど、それぞれの地区にコングレス
マン(下院議員)っていうのがいるじゃん。政治家のさ」
 
 「いるわよ」

 「その人に頼むらしいんだよ」

 「何をよ?」

 「だからグリーンカードの件だよ。みんなそうしてるらしいぜ」

 「バカねえ。アンタたちなんか投票権持ってないんだから、こっち(アメ
リカ)の政治家が動くわけないじゃない」

 「でも、おめえが持ってるだろ」

 「持ってるわよ」

 「もし、オレがグリーンカードを取るのを手伝ったら、その相手が自分に
投票してくれるかもしれないとか思うだろ」

 「え? なに?」

 「だからさあ、グリーンカードに関してオレたちに恩を売っとけば、”あ
あ、その節はどうもありがとうございました”ってアメリカ人の旦那やかみ
さんなりがその人に投票するかもしれないだろ」

 「なんであたしがアンタのグリーンカードのために、好きでもない人に投
票しなくちゃいけないのよ」
 
 「おめえ、オレの話よく聞いてんのか。誰もおめえに投票してくれなんか
頼んでねえだろ」

 「ホントに動いてくれるの?」

 「という話だぜ」

 「で、それってなに、やっぱりあたしが電話しなくちゃいけないのよね」

 「とーぜん」

 ここでかみさんの態度が突然巨大化する。

 「あんたさあ、マジック・ワードを忘れてない?」

 「え?」

 私の背骨にミシミシミシミシと緊張感が走る。

 「人にモノを頼むときに言う言葉は?」

 「え? あ、プリーズ」

 「そうそう。移民はアンタなんだからね。ほら、最初からきっちりお願い
してごらん」

 「あの~、この地区のコングレスマンに電話していただけますか、プリー
ズ」
 
 「そんじゃ、適当に調べて電話しとくわよ」

 かみさんの性格を知り尽くしている私には、その「適当」が約2週間ほど
の期間を意味していることがよ~くわかった。だから、私は少し強めにこう
言った。

 「適当じゃなくて、明日やれよ」

 「あ、なに、あたしに対して声を荒げちゃうわけ?」

 「スイマセ~ン、お願いですから明日電話してもらえませんか」

 「わかったわよ。明日電話しとくわよ」

 そう言って、かみさんは再びフォークとナイフを使ってオムライスを食べ
始めたのだった。

                      ひろ

*************************

『今週の歌』

「道端で おでこにタマゴを ぶつけられ
  
        タンコブできた ハロウィーンの夜 ひろ」

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