thinreports の日本語ビルトインフォントは IPAフォントです。IPAフォントは中国語・韓国語をカバーしていないので、フォントを変える必要があります。試していないですが、フォントは源真ゴシック(Noto Sans CJK の ttf 版)を使えばいけそう気がします。このフォントを適用する方法は二つあります。
一つは fallback font 機能を使う方法です。源真ゴシックをダウンロードして、下記のように fallback_fonts にそのパスを追加すれば OK です。
Thinreports.configure do |config|
config.fallback_fonts << '/path/to/genshingothic.ttf'
end
これによって、Thinreports の標準フォント(IPAフォントなど、選択できるフォント)で「描画できない文字」は源真ゴシックが適用されるはずです。ただ、この方法は手軽で良いのですが、標準フォントで描画できる文字と源真ゴシックで描画される文字とで適用されるフォントが異なるため、明朝体を適用したい場合には使えないかもしれません。
二つ目は、thinreports を hack する方法です。詳しい方法については、一つ目の方法で解決できない場合にお知らせしたいと思いますので、まずは一つ目の方法を試してみください。
2016年4月10日日曜日 22時29分39秒 UTC+9 Shohei Yokoyama: