* uim-tutcode
追加機能に関しては、デフォルトでは非使用設定になっているので、
使用するにはuim-pref-gtk等での設定が必要です。
** 後置型変換
uimのsurrounding text関係のAPIを使って、
カーソル前の文字列の取得・削除を行います。
そのため、uimのsurrounding text APIをサポートしているブリッジ
(uim-gtk, uim-qt, uim-qt4(lineeditのみ))でのみ後置型変換が可能です。
これら以外のブリッジでも後置型変換を使いたい場合、
tutcode-enable-fallback-surrounding-text?を#tに設定すると、
uimのsurrounding text APIが使用できない場合に、
文字列の取得は内部の確定済文字列バッファから行い、
文字列の削除は"\b"(tutcode-fallback-backspace-string)を送出します。
- \b(BS,0x08)文字を受けた時に削除を行うアプリでのみ動作。
- 内部の確定済文字列バッファは補完と兼用で、
長さはtutcode-completion-chars-maxの値。
*** 後置型部首合成変換は、開始キーをtutcode-postfix-bushu-start-sequenceに
設定すると使用可能になります。
(交ぜ書き変換の読み入力中以外でも後置型変換可能になりました)
*** 後置型交ぜ書き変換は、以下の開始キーを設定すると使用可能になります。
活用しない語 tutcode-postfix-mazegaki-start-sequence
活用する語 tutcode-postfix-mazegaki-inflection-start-sequence
活用しない語(読み1文字) tutcode-postfix-mazegaki-1-start-sequence
...
活用しない語(読み9文字) tutcode-postfix-mazegaki-9-start-sequence
活用する語(読み1文字) tutcode-postfix-mazegaki-inflection-1-start-sequence
...
活用する語(読み9文字) tutcode-postfix-mazegaki-inflection-9-start-sequence
** 活用する語の変換
tutcode-mazegaki-enable-inflection?変数を#tに設定すると、活用しない語
としての変換候補が見つからなかった時に、活用する語として変換を試みます。
また、最初から活用する語として変換したい場合は、読みに"―"を付けるか、
以下のキーで変換開始してください。
tutcode-postfix-mazegaki-inflection-start-sequence (後置型用キーの流用)
候補表示中は、<と>キーにより、語幹(活用語尾以外の部分)の伸縮が可能です。
** 漢字コード(Unicode/区点番号/JISコード)入力モード
開始キーをtutcode-kanji-code-input-start-sequenceに設定すると
使用可能になります。
以下の3種類の形式での入力が可能(DDSKK 14.2と同様)。
+ Unicode(UCS): U+の後に16進数。U+のかわりにuでもOK。(例:U+4E85またはu4e85)
+ 区点番号(JIS X 0213): -で区切った、面-区-点番号(面区点それぞれ10進数)。
1面の場合、面-は省略可能。(例:1-48-13または48-13)
+ JISコード(ISO-2022-JP): 4桁の16進数。(例:502d)
** ヒストリ入力モード
最近の部首合成変換や交ぜ書き変換、補完/予測入力、記号入力、
漢字コード入力で確定した文字列を再入力するモード。
開始キーをtutcode-history-start-sequenceに設定して、
tutcode-history-size変数を1以上に設定すると使用可能になります。
** 補完/予測入力候補表示を、tutcode-begin-completion-keyを押した時だけ動作
させる設定を可能にしました(従来は文字数が設定値になった時/キー操作時に動作):
tutcode-completion-chars-min,tutcode-prediction-start-char-countを0に設定
** 対話的な部首合成変換で、候補が無い場合にエラーで落ちるバグを修正
* TODO
-- 前置型部首合成変換中の交ぜ書き変換
-- 全角出力モード
コード表上で半角で定義されている文字を全角で出力。
--- [漢直Win] 半角出力モード: 全角出力モード時に、カタカナを半角で出力
-- 句読点の切り替え
-- 入力統計の出力
-- [tc2] コントロールキーを伴わないモード切り替え
-- [tc2] 交ぜ書き変換の先頭数個の候補は順番を変えない
-- [tc2] ストローク表表示
-- [漢直Win] ヘルプのヒストリ
-- 自動ヘルプで、より複雑な部首合成方法の表示
-- 前置型部首合成変換アルゴリズムの切り替え設定の追加
(現状で、前置型はtc-2.1ベース、対話型はtc-2.3.1ベース)
-- 一定時間無操作の場合に仮想鍵盤や補完/予測入力候補表示 (uimにtimerを追加?)
-- 総画数変換? (skk-tankan.el)
-- Pnut-Code[tcode-ml:2723]による文字の合成?
-- 「き」の一時的なコード表への登録機能? ヒストリ候補の固定?
-- 候補が無いラベル文字を通常打鍵として扱う
-- 対話的な部首合成変換でのbushu.help対応
-- 部首合成変換でのbushu.help対応
-- 対話的な部首合成変換でのsort対応
-- 後置型の漢字コード入力
-- 漢字コード入力時に周辺の候補表示(補完/予測入力と同様に)
-- カタカナ確定での「ゑゐ」への対応
-- カタカナ確定でのカナかな反転
-- カタカナトグルキーをTUT-Codeのコード表での定義に変更(T-Code等では不要なので)
-- T-Code/Try-Codeを選択肢で設定可能に
-- 内部コードをutf-8に変更(JISX0213に無い「はしご高」等を入力可能にするため)
-- 表形式の候補ウィンドウの代替表示(1行分を連結した1候補として表示)
-- 再帰的な後置型交ぜ書き変換(tc2のC-b)
-- JISX0213対応
uim-ximでktermに対して2面が正しく入力されない。8fa1a2が8fa1になる。
(XmbTextListToTextProperty()がEUC-JIS-2004の2面に対応してない?)
-- ヒストリ関係
--- ヒストリ内容のファイル保存
--- 通常文字のヒストリ入力
--- ヒストリの初期値を~/.uimで設定
--- 固定ヒストリを~/.uimで設定
--- ヒストリからの交ぜ書き辞書登録
--- 交ぜ書き変換の読みが空の時に変換開始するとヒストリ入力
--- ヒストリを補完/予測入力候補に使用
-- 補完/予測入力
--- 個人辞書を補完/予測入力候補に使用する。
--- 学習した候補を補完/予測入力候補に使用する。
SQLiteに学習した予測入力候補を削除する機能がuimに現状無いので、
個人辞書からpurgeした時にSQLiteから削除ができない。uimの変更要。
--- 高速化
-- マウスクリックによる仮想鍵盤キー入力
-- ソフトキーボードとして使えるようにする
uimでコントロール系のキーイベントを現状生成できないようなので、uimの変更要
--
木原 英人 / KIHARA, Hideto / de...@m1.interq.or.jp
http://www1.interq.or.jp/~deton/