作曲:遠藤喨及 歌:念仏サンガボイス
<ライナーノーツより一部抜粋> クリンシュガーなみこ(ウィーン在住) もともと「ゴスペル」という言葉は、福音(ふくいん)、すなわち良き知らせということです。これは、“イエス・キリストを背負い、十字架にかかったことによって、人類は罪から許され、神さまに救われることが可能になった”と説いたパウロの教えがもとになっています。一方、念仏ゴスペル(念仏の福音)とは、“念仏を唱えることで、どのような悪人でも阿弥陀さまの慈悲の光を浴びて救われることができる”と説いた、法然上人のメッセージです。ともあれ、作曲者としては、音楽CDとしてお楽しみ頂ければ、それで良いそうです。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ <言葉を超えたところに> 人間は(と、あえてひとくくりに言ってしまえば)、いろんな自他の思惑でがんじがらめになっています。とくに自分自身のものは、空気のようになっているので気づきもしません。ほんとうに深いところにある自分の声を、聞きそびれていませんか?聞きそびれたままに、取り返しのつかないほどの隔たりを感じてはいませんか? 優れた音楽や映画などの芸術に触れると、一瞬、その声を聞いたように感じることがあります。この念仏サンガボイスの温かい歌声は、その深みまで運んで行ってくれるような気がします。いつか行くはずの気持のいい風が吹く、温かい場所に。 文/中川理美 ※CDのお申込みは、こちらから⇒http://taosangha.com/ja/music/nembutsu-gospel/
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