SWoPP MLの皆様、
情報・システム研究機構セキュアコンピュータシステム研究開発センターの石川裕です。
以下の通り、2025年度より進めている「ハードウェア・ソフトウェア・理論の連携によるユニバーサルTEEアーキテクチャの実現」に関するシンポジウムを開催します。
皆様のご参加をお待ちしています。事前登録制になっております。
第1回 TriniTEE Symposium - ユニバーサルTEE実現に向けて -
日程:2026年3月30日(月)12:30~17:30
会場:一橋講堂中会議場1~4 (2階)
https://www.hit-u.ac.jp/hall/accessjp.html
オンライン(Zoom)
主催:大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構
データサイエンス共同利用基盤施設
セキュアコンピュータシステム研究開発センター (CRADSEC)
後援:国立研究開発法人 科学技術振興機構
参加登録〆切:2026年3月23日(月) 正午
URL:
https://cradsec.rois.ac.jp/jp/event/sympo2026/
概要:
2025年4月から5ヶ年計画で始まった経済安全保障重要技術育成プログラム「セキュアなデータ流通を支える暗号関連技術(高機能暗号)」において実施している研究課題「ハードウェア・ソフトウェア・理論の連携によるユニバーサルTEEアーキテクチャの実現」(通称:TriniTEEプロジェクト)の年次成果報告を行うとともに計算機科学分野におけるセキュリティ基盤研究開発の今後の展望について議論します。
TriniTEEプロジェクトでは、IoTからクラウドまで多様なプラットフォームにおいて、その要求・脅威モデルに応じて適切な保護領域を構成できる単一のTrusted Execution Environment (TEE)アーキテクチャの実現を目指します。ハードウェアが提供するプリミティブを用いて、ソフトウェアが柔軟に保護領域を構成し、それがセキュアであることを理論的に保証します。また、プライバシー等を考慮したアテステーション機構や、暗号処理等を含むTEEアプリケーションを異なるTEE上でセキュアに実行するミドルウェアの開発にも取り組んでいます。
プログラム:
13:00 開会のあいさつ
喜連川 優 (情報・システム研究機構 機構長)
13:10 プロジェクト概要
石川 裕(CRADSEC センター長)
13:25 ハードウェア
五島 正裕(CRADSEC 副センター長)
13:45 OS
河野 健二(CRADSEC 副センター長 / 慶應義塾大学 教授)
14:05 形式検証
関山 太朗(CRADSEC 副センター長)
14:25 アテステーション
須崎 有康(CRADSEC 客員教授 / 情報セキュリティ大学院大学 教授)
14:45 ミドルウェア
石川 裕(CRADSEC センター長)
15:05 休憩
15:15 ポスターセッション
学生・若手研究員による研究成果発表。今年度の成果を凝縮して紹介します。このセッションはオンライン配信しません。
16:15 パネルディスカッション「三身一体の研究開発の展望」
司会者: 石川 裕
パネリスト:五島 正裕、河野 健二、関山 太朗
本パネルディスカッションでは、本プロジェクトが掲げるハードウェア・ソフトウェア・形式検証の三身一体のコデザインに焦点を当てます。 ハードウェアの機能をソフトウェアが一方的に利用する従来型の関係ではなく、「共通プラットフォーム(共通言語)」を介して議論し、互いに独立しながらも整合的に研究開発を進める体制が本プロジェクトの特徴です。 形式検証技術は、その共通言語における重要な柱として、個別機能の安全性保証のみならず、分野をつなぐ相互理解の基盤を提供します。 現在進行中の分野横断的コデザインの実践状況を共有し、今後の技術的展望と社会実装に向けた課題および解決の方向性を議論します。 この取り組みは本プロジェクトに留まらず、今後の計算機科学における主要な研究開発パラダイムとなると期待しています。
17:20 閉会の挨拶
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