RE: BIメールニュースNo.057『不換紙幣がなぜ信用されるのか(3)』2010.7.24

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桂木健次

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Jul 24, 2010, 4:19:55 PM7/24/10
to StudyOnF_Soddy, in...@bijp.net
BI 古山明男 様

以下については、小生も70年代から考えてきた課題でした。

 ⇒http://groups.google.com/group/studyonsoddy

 ご参考まで。

Kenji Katsuragi
Profile  http://jp.linkedin.com/in/csanet
URL http://sites.google.com/a/apa311.net/csanet/Home
Open DB http://www.hotdocs.jp/mypublic/13353
StudyGroupWare http://groups.google.co.jp/group/studyonsoddy/
Blog http://onsustainablesoceity.blogspot.com/
http://csanet.seesaa.net/?1275697081
Mailto k_ka...@eco.u-toyama.ac.jp
Skype toyama_torimon
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☆Topics http://csanet.posterous.com/
http://kahokugata.sblo.jp/





> Date: Sat, 24 Jul 2010 21:38:41 +0900
> From: mai...@mag2.com
> To: katu...@live.jp
> Subject: BIメールニュースNo.057『不換紙幣がなぜ信用されるのか(3)』2010.7.24
>
───────────────────────────────────
【1】不換紙幣がなぜ信用されるのか(3)
     ベーシックインカム・実現を探る会 主任研究員  古山 明男
───────────────────────────────────

 現代のお金は、返済の約束そのものを流通させているようなものであり、銀行貸
出によっていくらでも作り出すことができる。しかし、返済のアテのない貸出が行
われれば、結局は不良債権となって消滅する。

 現実には、いいかげんな貸出がたくさん行われた。その消滅がはじまると、大連
鎖反応が起こり、大銀行すら倒産して恐慌になる。そこで、債務保証をつけたり、
もっと貸出をしたりして、危機を先延ばしする。それで、日本では90年代以来、
アメリカではリーマン・ショック以来、超低金利政策によって、お金がどんどん生
まれるようにしている。

 しかし、市中にお金はいくらでもあるのに、生活者に生活費が回っていないとい
う現象が起こっている。生活に困る層が増えているのに、余ったお金は土地、株式
などのバブルを起こしている。企業への資金供給を増やしても、経済は活性化しな
い。

 だったら、生活者に直接お金を渡してしまったほうが、経済が活性化するではな
いか。それが、経済面から見たときのベーシック・インカムの論理である。

 しかし、財源が問題である。税金でベーシック・インカムの財源をまかなうこと
は可能であるが、所得税でも消費税でも40~50%程度の税率が必要になる。い
かなる政権もそんな増税を言い出せば保たないであろう。

 そこで、次のような発想が出てくるのである。

 生産者側に対してお金を作ってもいいなら、健全な経済活動に使われるかぎり、
消費者側にもお金を作ってしまっていいではないか。お金を生産側から入れても、
消費側から入れても、ちゃんと経済活動と結びついて循環するならば同じことであ
る。

 しかし、毎年100兆円を超すお金が出されて市中に滞留するなら、じきにバブ
ルかインフレを起こす。消滅するメカニズムが必要である。現在のお金も、返済ま
たは不良債権の発生という形で、ちゃんと消滅メカニズムがついているのである。

 そこで、このベーシック・インカムのお金は、人から人へと渡る中で、時々に保
有している人が返済することにする。時間が経つごとに、そして使うごとに少しず
つ返済する。電子マネーを使えば、技術的にさほど難しいことではない。自動的な
返済であるから、結果的に減価マネーになるのである。現在の日銀券と共存させる。

 減価マネーには、多くの利点がある。とくに、ベーシック・インカムと組み合わ
せて生活の不安をなくせば、人間の拝金主義を根底から変えるであろう。

 このような案を、「電子式減価マネー」として発表した。
http://bijp.net/transcript/article/98

 問題点をさらに修正し、わかりやすくした案を用意しているところである。通貨
に関する根本的な議論を期待したい。


<古山明男 氏 プロフィール>
古山教育研究所を主宰
http://www.asahi-net.or.jp/~ru2a-frym/
ブログ「変えよう!日本の学校システム」は多くの支持を受けています。
http://educa.cocolog-nifty.com/blog/

2009年7月12日の当会主催の勉強会で「ベーシック・インカムのある社会」を講演。
講演録
http://bijp.net/transcript/article/91
http://bijp.net/transcript/article/98

Eiichi Morino

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Jul 24, 2010, 11:37:23 PM7/24/10
to studyo...@googlegroups.com
2010-07-24 (土) の 13:19 -0700 に 桂木健次 さんは書きました:

> BI 古山明男 様
>
> 以下については、小生も70年代から考えてきた課題でした。
>
>  ⇒http://groups.google.com/group/studyonsoddy

この方、こんなところまで出てくるのですか。
ゲゼル研究会の講演会にきて、BIやあるいは国民配当
による購買力外注の問題点を理解していただいたはずですが、
なにもわかっていらっしゃらなかったようです。
都合のよいところだけ剽窃し、彼らの政治宣伝に使い始めまし
たね。
戦前のカナダ、アルバータで彼らの仲間がしたことを繰り返し
はじめてますね。

ソディのようにブリティッシュ・ファシズムから離れていく
注意深さが必要に思えます。

--
Eiichi Morino < eiichi...@gmail.com >
http://a1morino.blogspot.com/
http://twitter.com/a1m
Skype ID: eiichi-morino
http://grsj.org/


富山 通りもん

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Jul 27, 2010, 8:03:21 PM7/27/10
to studyo...@googlegroups.com
社会メディア売り込み中です。どう扱いましょうか。


Kenji Katsuragi

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> Subject: Re: [StudyOn F.Soddy] RE: BIメールニュースNo.057『不換紙幣がなぜ信用されるのか(3)』2010.7.24
> From: eiichi...@gmail.com
> To: studyo...@googlegroups.com
> Date: Sun, 25 Jul 2010 12:37:23 +0900

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青木秀和(Hidekazu Aoki)

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Jul 27, 2010, 10:28:38 PM7/27/10
to studyo...@googlegroups.com
横から失礼します。

迂闊に反応しないことが肝要と思われます。

現時点のBasic Incomeのわが国の議論は、勝手な思い込みと特定な方向に
誘導しようという意思が入り交じってあまりに粗雑に展開されています。

BIの分配にあたっては国というものが全面に出てこざるを得ず、全体主義
との親和性が非常に高いということを、推進論者のほとんどが分かってい
ないか、分かっていても口を噤んでいるように思えます。


>
>社会メディア売り込み中です。どう扱いましょうか。


>
>>
>> 2010-07-24 (土) の 13:19 -0700 に 桂木健次 さんは書きました:
>> > BI 古山明男 様
>> >
>> > 以下については、小生も70年代から考えてきた課題でした。
>> >
>> >  ⇒http://groups.google.com/group/studyonsoddy
>>
>> この方、こんなところまで出てくるのですか。
>> ゲゼル研究会の講演会にきて、BIやあるいは国民配当
>> による購買力外注の問題点を理解していただいたはずですが、
>> なにもわかっていらっしゃらなかったようです。
>> 都合のよいところだけ剽窃し、彼らの政治宣伝に使い始めまし
>> たね。
>> 戦前のカナダ、アルバータで彼らの仲間がしたことを繰り返し
>> はじめてますね。
>>
>> ソディのようにブリティッシュ・ファシズムから離れていく
>> 注意深さが必要に思えます。
>>

∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
aoki.h...@nifty.ne.jp
* Love is Art, Struggle is Beautiful *
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

富山 通りもん

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Jul 28, 2010, 12:14:30 AM7/28/10
to ソディ 研究グループ
いまのところ、Fさんは沈黙しておられます。

 何かあったら流します。

Kenji Katsuragi

    

> Date: Wed, 28 Jul 2010 11:28:38 +0900
> From: aoki.h...@nifty.ne.jp
> To: studyo...@googlegroups.com
> Subject: Re: RE: [StudyOn F.Soddy] RE: BIメールニュースNo.057『不換紙幣がなぜ信用されるのか(3)』2010.7.24


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Eiichi Morino

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Jul 27, 2010, 9:23:38 PM7/27/10
to studyo...@googlegroups.com
2010-07-28 (水) の 09:03 +0900 に 富山 通りもん さんは書きました:
> 社会メディア売り込み中です。どう扱いましょうか。

声の大きさを競うほかないのかもしれませんが、
ゲゼル研究会のMLにもこうした方面の方々が
ほこりのように付いてきてわずらわしくて
仕方ありません。彼らはネタの仕入れ先と思って
いるらしく、インプットせず、もっていくだけです
ね。

ケインズが『貨幣改革論』を書いたので、彼を仲間と勘違い
して宣伝しはじめたダグラス主義者を念頭において、『貨幣論』では
間違いを指摘されても信仰を捨てることがない連中というように評し
ていますが、人のルサンチマンに訴え大衆動員をはかるようないやな
時代を感じます。

ナチスの教義審決者フェダーもそうでしたが、彼らは人々が抱く気分
を注意深く観察し歓迎される理論を集め、状況や批判に応じて
主張を微調整しながら成長しました。

同じことを繰り返すのは勘弁願いたいですが、ネットでの各種陰謀論
の横行とあわせ、昔を彷彿とさせます。

ケインズの利子理論や投資誘因論などが彼らに対する徹底した批判に
なっているとしても、彼らは大衆がそれを参照することなどないこと
をよく知っていました。

そうして世の中が少しでも評価するとその事を過大に宣伝します。
一例は、銀行の信用創造に関するダグラスのマクミラン委員会
証言ですが、しかし議会に証言を求められることなどいくらも
あるわけで、その一つとして意見を聞くというものにすぎない
のですが。しかし、こうした宣伝は効を奏しダグラスはノルウェー
王室に「ご進講」(笑)する講演の機会まで与えられたようです。
日本にも呼ばれて、いわゆる東京講演を行っています。

米国議会は危機からの脱出経路を探して、全米の経済学者を動員
すると同時に、全米各地から危機脱出のための提案を集めるために
議会で証言させ、10年間かけて、報告書にまとめています。

今日経済危機でいかに経済学が信用を無くしていると言っても
そうした遺産まで経済学はすべて継承しているわけです。

ネットで乱雑なリフレ論などをみると、I・フィッシャーあたりから
読み直してよという感想をもちます。

かつてローマに行きファシズムの宣伝ラジオ放送に協力した米国
の有名な詩人(名前ど忘れしました・・)のように戦後、ダグラス
信奉者であったことを悔い改めても遅いよということになるのかも
しれません。しかし社会的影響力のある人たちが、再びその政治宣
伝の担い手になっていく可能性は大ありです。

現実的な姿勢で左右のラディカリズムをチェックしていくしかないの
かもしれません。

> ______________________________________________________________________
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Eiichi Morino

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Jul 28, 2010, 12:41:37 AM7/28/10
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2010-07-28 (水) の 13:14 +0900 に 富山 通りもん さんは書きました:
> いまのところ、Fさんは沈黙しておられます。
>

またこちらき聞きにきてから発言するつもりなんでしょうね(笑)。

>
>  何かあったら流します。
>
>
>
> Kenji Katsuragi
>
>
>    
>
> > Date: Wed, 28 Jul 2010 11:28:38 +0900
> > From: aoki.h...@nifty.ne.jp
> > To: studyo...@googlegroups.com
> > Subject: Re: RE: [StudyOn F.Soddy] RE: BIメールニュースNo.057『不
> 換紙幣がなぜ信用されるのか(3)』2010.7.24
> >
> > 横から失礼します。
> >
> > 迂闊に反応しないことが肝要と思われます。
> >
> > 現時点のBasic Incomeのわが国の議論は、勝手な思い込みと特定な方向に
> > 誘導しようという意思が入り交じってあまりに粗雑に展開されています。
> >

> > BIの 配にあたっては国というものが全面に出てこざるを得ず、全体主義


> > との親和性が非常に高いということを、推進論者のほとんどが分かってい
> > ないか、分かっていても口を噤んでいるように思えます。
> >
> >
> > >
> > >社会メディア売り込み中です。どう扱いましょうか。
> > >
> > >>
> > >> 2010-07-24 (土) の 13:19 -0700 に 桂木健次 さんは書きました:
> > >> > BI 古山明男 様
> > >> >
> > >> > 以下については、小生も70年代から考えてきた課題でした。
> > >> >
> > >> >  ⇒http://groups.google.com/group/studyonsoddy
> > >>
> > >> この方、こんなところまで出てくるのですか。
> > >> ゲゼル研究会の講演会にきて、BIやあるいは国民配当
> > >> による購買力外注の問題点を理解していただいたはずですが、

> > >> なにもわかっていらっしゃ 蕕覆ったようです。


> > >> 都合のよいところだけ剽窃し、彼らの政治宣伝に使い始めまし
> > >> たね。
> > >> 戦前のカナダ、アルバータで彼らの仲間がしたことを繰り返し
> > >> はじめてますね。
> > >>
> > >> ソディのようにブリティッシュ・ファシズムから離れていく
> > >> 注意深さが必要に思えます。
> > >>
> >
> > ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
> > aoki.h...@nifty.ne.jp
> > * Love is Art, Struggle is Beautiful *
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Eiichi Morino

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Jul 28, 2010, 12:40:09 AM7/28/10
to studyo...@googlegroups.com
2010-07-28 (水) の 11:28 +0900 に 青木秀和(Hidekazu Aoki) さんは書きまし
た:
> 横から失礼します。

こんにちは

>
> 迂闊に反応しないことが肝要と思われます。

そうですね。

>
> 現時点のBasic Incomeのわが国の議論は、勝手な思い込みと特定な方向に
> 誘導しようという意思が入り交じってあまりに粗雑に展開されています。
>
> BIの分配にあたっては国というものが全面に出てこざるを得ず、全体主義
> との親和性が非常に高いということを、推進論者のほとんどが分かってい
> ないか、分かっていても口を噤んでいるように思えます。

巧妙に隠していますね。
ネットに流布しているツアィト・ガイストなどの陰謀論にダグラス主義
が使われていますが、このサイトや推進している団体を調べたのですが、
あるところまでいくと、米国を本拠にしているサイトであることまでは
調べがつくのですが、あるところからパタッと遮断されます。

国家紙幣論や金融市場、コモディティ市場で狼少年的言辞を流す
ところも、つながっているんじゃないかと思わせます。最近は欧
州にもツアィト・ガイスト流の情報が浸透してきていて、いやな流
れを感じます。

たしかにまた、今秋、金融市場の崩壊リスクを囃す向きがあるように、
リスクは高まるでしょうが、「非合理さ」を特色とする投機筋向けに、
根拠のない話が増え始めました。彼らにとって願ってもない状況が
また来そうです。

世界的に財政拡張の出尽くし感ただようなかで、またクルーグマン
などは財政赤字タカ派とバトルを繰り返していますが、彼のインフレ
ターゲット的な手法で実質金利をマイナスにもっていく手法も限界
感が漂うなかで、マイナス金利の政策しかないのかという感じをもち
ますが、ソディの預金通貨に負荷をかける手法にしても、課税貨幣
の導入にしても、彼らは耳目をひく宣伝になると思えばすぐ利用し
ます。

もう少しまともな姿勢で議論を積み上げる必要があるように思います。
1922年6月に最終的にマルクからの逃避が発生するまでの、ケイン
ズら議論など振り返られもしません。


>
>
> >
> >社会メディア売り込み中です。どう扱いましょうか。
> >
> >>
> >> 2010-07-24 (土) の 13:19 -0700 に 桂木健次 さんは書きました:
> >> > BI 古山明男 様
> >> >
> >> > 以下については、小生も70年代から考えてきた課題でした。
> >> >
> >> >  ⇒http://groups.google.com/group/studyonsoddy
> >>
> >> この方、こんなところまで出てくるのですか。
> >> ゲゼル研究会の講演会にきて、BIやあるいは国民配当
> >> による購買力外注の問題点を理解していただいたはずですが、
> >> なにもわかっていらっしゃらなかったようです。
> >> 都合のよいところだけ剽窃し、彼らの政治宣伝に使い始めまし
> >> たね。
> >> 戦前のカナダ、アルバータで彼らの仲間がしたことを繰り返し
> >> はじめてますね。
> >>
> >> ソディのようにブリティッシュ・ファシズムから離れていく
> >> 注意深さが必要に思えます。
> >>
>
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