ビル・トッテンの政府紙幣提起

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桂木健次

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Dec 8, 2009, 10:41:02 PM12/8/09
to StudyOnF_Soddy
>「彼(ビル)は政府貨幣を提案する。」

 この文面は何処かのアップしてなかったでしょうか。僕は読んでいます。なお、民主党には、国民新党(亀井)の懐柔分に建設国債を発行するのでなく、今
次補正予算原資に回さないで済んでいる基金余剰(埋蔵金)を担保にして政府紙幣発行で対応したらどうかと低減しています。まああ姑息的ながら。

 貨幣と人間の冒頭の文面、ラスキンの格言"There is no wealth but life"に言及して、

 「絶対的消費が生産の終結、王道であり完結である。そして、賢い消費とは、賢い生産より遥かに難題な技である。
 何も生産しないが資本である資本とは、根を張るような根であり、球根はチューリップのなかでなく球根のなかで、種子は糧でなく種子のなかでできる。
ヨーロッパの政治経済は、これまで球根の増殖へと注いできた。それはチューリップのようなものを見なかったし考えることもなかった。
 このことは資本の本性であって、真正の生産にはふた通りがあることはいうまでもない。実体的に言うと、ひとつは種子でもうひとつは糧。言い換えると、
土のためと養い口(糧)のための生産とに。

 国民の富とは、唯、それが消費することによって計られるべきである。消費が生産の終結であり目的であるように、生活は消費の終結であり目的である。

意味深ですね。(←桂木)

eiichi.morino

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Dec 9, 2009, 2:35:13 AM12/9/09
to StudyOnF_Soddy
ラスキンの言葉は心地よいですが、なぜそうかと。そうしたら思い当たりました。
我が近世の農学者たちと同じことを言っていたからです。

ずいぶん以前、ちょうどラスキンの文献を集め始めたころに、多くのカネ
を失う機会に恵まれ(笑)、私にとってはなんだかほろ苦い名前なんです。

いまは手許にあるのは、西本正美訳の岩波文庫版、『芸術経済論』のみ。
時間ができたら、ネットで探して熟読してみたいと思っています。
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