こんにちは、smeghead です。
> starbug1を業務(SW開発以外ですが・・・)で活用しようと検討しております。
ありがとうございます。私も開発以外の用途で使ったことがあります。
> 1.チケットの登録件数に上限はありますか?
> 恐らくサーバー側の記憶容量に依存するかと思いますので、実質上限はないかとは思いますが
> このたび想定している業務では3年間で10万件程度の登録を見込んでいます。
アプリケーション的には制限はありません。
記憶容量についても、登録する文字数と添付ファイルなどの容量と、ほぼ比例するかと思います。
添付ファイルを使わない運用であれば、チケットが10万件程度でしたら、データベースファイルの
容量は100MB程度かと思われます。
> 2.登録件数が増加するとレスポンスは低下しますか?
> 抽象的な質問ですみません。これまでstarbug1を使用したのは1000件程度の登録でしたが、
> レスポンスは件数に関わらず爆速ともいえるレスポンスでした。
> 数万件を超える登録でもレスポンスは落ちないものでしょうか。
> サーバーのスペックは下記の通りです。
Starbug1は、内部でsqlite3というデータベースを利用してます。
データ数が増えた場合の性能劣化は、sqlite3の能力に依存しています。
試しに、開発環境で11万件程度のダミーチケットが登録された状況を作って、
ページ表示にかかる時間を感覚で測ってみました。
結果
- 状態別チケット一覧 ページ表示にかかる時間 約2秒
- チケット検索 ページ表示にかかる時間 約4秒
- 統計情報 ページ表示にかかる時間 15秒
環境
CPU: Intel(R) Core(TM)2 Duo CPU L9600 @ 2.13GHz
メモリ: 8G
Webサーバ: Apache/2.2.20 (Ubuntu)
データ数が増えれば、チケット一覧系の表示速度はある程度遅くなってます。
統計情報は、集計クエリが複数発行されるので、性能劣化が顕著でした。
実際のデータが投入されれば、もう少し性能劣化する可能性はありますが、
利用不可能な状態ではないのではないかと思います。(統計情報ページはきついかもしれません)
もし、性能劣化が激しい状況になった場合、例えば年度毎に、新しいサブプロジェクトを別に作成すれば、
性能劣化は防ぐことができます。
サブプロジェクト毎にデータベースファイルが別れているため、性能劣化は別のサブプロジェクトに影響しません。
検討おねがいします。
以上です。
2012年5月9日水曜日 1時37分50秒 UTC+9 gonzalez: