【スマートグリッド勉強会】当勉強会における活動のスコープについて

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大輔 今泉

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May 23, 2010, 5:00:21 PM5/23/10
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みなさま

やっと追いつきました(^^;。
4月度勉強会で話し合った大事な内容で、当勉強会が取り扱うべきトピックのスコープをどのへんで設定するかということがあります。
公開したファイルは、その時の議論で使ったもの。
SGJ-7th-session-Imaizumi_b.pptx

議論の内容を簡単にメモします。

[スコープ図の説明]
・普通は1で考えている。
・2は、電力業が関わるスマグリと、電力業が関われない(彼らの収益に直接関係しない)スマグリとを1つのスコープに収めたもの。
・3は、技術面に着目、実線円は現在の電力業が業態変更を行わずとも実装できるもの。その外は現在の電力業が実装不可能なもの。やや2と近い。
・4は、既存の電力系統にぶらさがるものを実線円で括り、その外は記述にあるようにBloom Energyのようなダークホース的な存在が既存系統と
は別個の世界で展開するパターン。
・5は、かなりスコープを拡大。交通システムも都市システムも考えて行こうよというもの。

[意見、議論]
・スマートグリッド関連の新規ビジネス発想として、ユニバーサルに供給品質を保つのではなく、地域・対象顧客によっては低品質の供給でよしとし(その分
料金を下げ)、既存電力業とは違ったサービス構成で収益ビジネス化を図る、というものがある。3の実線円の外には、そういうサービスも入ってくる。
・スマートグリッドに関連して、新規デバイス(家庭用再生可能エネルギー発電設備、蓄電池等)の保守メンテを一手に引き受けるビジネスがありうる。3は
それも包含。
・Bloom Energyが本当に参入してくるにしても、いずれ保守メンテのビジネスが必要になる。そこに起業余地。(ベンチャーは保守メンテが不得
手。資源多用するので)
・5について。次世代エネルギー・社会システム協議会では、すでに「社会システム」という言葉を使っている。彼らが見ているのは5の世界。
・インドの案件も5.
・5をやると、交通システムの専門家、都市システムの専門家のご参画が必要になり、かんかんがくがくの議論が期待でき、盛り上がる。(ただし、当会の既
存メンバーは話づらい領域になっていく)
・当勉強会が行うべきは、3と4の中間あたり。既存電力業が業として行っている部分におけるスマートグリッド浸透をしっかりと押さえつつ、新しい展開に
ついても押さえていく。3と4の折衷が、当勉強会のスコープになるのではないか。
・2だと、スマートグリッドの設計の話も入ってくる。これだと技術論になる。当勉強会のメンバーでは話ができない世界に。
・3は、スマグリの夢を語れる。
・3は、理想像を語りながら、みなさんが平等に議論できる。3の実線円の外にはHEMSも入ってきて、色々話せる。

[結論]
・当勉強会が取り扱うべきスコープは、3と4の折衷。

**********************
以上は、当勉強会において公正な手順を踏んで行った議論の結果であり、今後、みなさんが尊重されることを期待します。
これ以外のスコープのお話については、勉強会では取り扱いません。
ただし誤解のないように言い添えておきますと、オープンな飲み会的イベントでは、なんでもありだと思います。
A. 当勉強会の活動=従来の毎月の少人数のネタ持ち寄り式の活動。そのスコープが上記
B. 先日来、出ている新しいタイプの飲み会的イベント、またはセミナー企画等。そのスコープについては議論していません。何でもあり。

以上のAとBとをしっかりと分別して、ご認識くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。


世話人 今泉



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