WPS office for Linux とメニューの日本語化

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ABE Shin-ichi

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Mar 2, 2020, 7:19:59 AM3/2/20
to slackware-tech
ご無沙汰しております。JWです。
これまでは LinuxのOfficeアプリケーションtpして LibreOfficeをインストールして使用していましたが、
私的な事情で、他者がMS-Windowsで作成したMS-Officeのテンプレートドキュメント(docx, xlcxなど)に
何らかの記入をして提出する、という作業が必要になりました。
LibreOfficeからテンプレートを読み込んだところ、書式が崩れてしまい残念ながら提出書類として使うことが
できませんっでした。
そこで、今やwindows PC でメジャーになりつつある(もうなっているのかもしれませんbが)WPS Office の
Linux版をインストールして使用してみたところ、テンプレ^戸書式が崩れることなく問題なく使うことができたので
以下の通り報告します。

前置きが長くなりましたが、WPS Office for Linux は英語版のみが存在しており、そのままではメニュー画面が
英語にままなので、日本語化の方法も含めて下記記します。(Web検索でも出てくる情報です)

Step-1) WPS Office for Linux の入手
 下記リンクから Linux版、*.deb または *.rpm)をダウンロードします。(私は debianタイプパッケージをダウンロードしました)
  https://linux.wps.com/#

Step-2) 入手した *.deb パッケージを *.txz タイプに変換する
 変換には deb2tgz コマンド(スクリプト)が必要なので、入っていない場合はインストールしtれおく。
 参考サイト) https://slackbuilds.org/repository/14.2/misc/deb2tgz/?search=deb2tgz

 $ deb2tgz wps-office_11.1.0.9126.XA_amd64.deb
 $ ls -a
wps-office_11.1.0.9126.XA_amd64.txz
 上記のファイル名でもインストールはできますが、気分的に私の場合は slackware的なファイル名に変更しました。
 $ mv wps-office_11.1.0.9126.XA_amd64.txz wps-office-11.1.0.9126.XA1-x86_64-1.txz

Step-3) WPS office をインストール
 $ sudo installpkg wps-office-11.1.0.9126.XA1-x86_64-1.txz

Step-4) メニューの日本語化
 日本語化に必要なソースを入手する。
 $ git clone git://github.com/wps-community/wps_i18n.gi
 $ cd wps-i18n/ja_JP
 $ sudo make install

以上で終了です。
XFceのアプリケーションメニューに WPSの項目が出てくるはずです。
例えば WPS Write を起動すると、メニューバーが日本語されていることがわかります。
SCIM-Anthyによる日本語入力もも問題ありませんでした。

興味のある方はお試しください。

以上
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