ちょっとだけ考えてみました。
・Pros
1.同様にAPIが公開されている各種ウェブサービスとのマッシュアップから、既存の発想にとらわれない
将棋(系)コンテンツが生まれる(かもしれない)
例えばサードさん作のAndroidアプリ「対局会場アーカイブス」では棋戦開催地情報とGoogleマップが
リンクしているわけですが、ここからさらにグルメ系SNSとマッシュアップして
―会場近くのレストランから、ご当地メニューを出し、かつパーティープランのある店を
ユーザ投稿の料理写真+レビューを添えて人気順に5件表示させる―といったコンテンツが
作られるかもしれません。
http://android.appinfo.jp/apps/jp.thirdfilerook.fireworks.matchplacearchives/
(参考)食べログAPI
http://tabelog.com/help/api/
グルメ、旅行、棋書レビュー等とのマッシュアップは鉄板かなと。。
2.イベント衆知等が効果的に行われる(かもしれない)
対局スケジュールを自動的にスケジューラアプリに読み込めたらうれしい、というファンは多そう。
API経由のデータなら、棋士や段位で絞り込んだスケジュールのみ読み込むといった設定も
簡単に実現できそうです。
・Cons
1.本来連盟サイトに流れるはずのトラフィックがAPI利用の外部サイトに流れ、アクセス減となる可能性がある。
2.連盟の望むクオリティに達しないサービス、アプリケーションが制作される可能性がある。
3.API経由の公式情報とそうでない非公式情報がマッシュされることで、情報の信頼性が損なわれる可能性がある。
API公開が無償・無制限で行われることを前提に考えると、Consのリアリティにばかり目が行きそうです。
個人的には将棋連盟からAPI利用権を年間購入するかたち、かつツイッタのような時間あたりのアクセス制限が
あってぜんぜんかまわないと思っています。