山田@Jinmenです。
私も久々にOpen vSwitchを触り始めたので、
情報がまとまり次第Wikiに書かせていただきたいと思います。
いまRHEL6でセットアップをしているのですが、
1.4.0でRed Hat network scriptsと統合されたのが便利ですね。
> - RHEL packaging now supports integration with Red Hat network scripts.
実体は、 /etc/sysconfig/network-scripts/ にある ifup-ovs と ifdown-ovs です。
例えば下記のようなスクリプトを書けばブリッジを作成してくれます。
# cat ifcfg-ovsbr0
DEVICE=ovsbr0
ONBOOT=yes
DEVICETYPE=ovs
TYPE=OVSBridge
また、VLANでハマりましたので情報共有します。
(何かご存じの方がいれば情報を…)
eth0がCiscoのスイッチにtrunkで繋がっていて、
vconfigでVLANインタフェースを作成すると疎通します。
# vconfig eth0 100
# ifconfig eth0.100 192.168.x.x/24
しかし、Open vSwitch側でVLANインタフェースを作成すると
スイッチの先までパケットが行きませんでした。
# ovs-vsctl add-br ovsbr0
# ovs-vsctl add-port ovsbr0 eth0
# ovs-vsctl add-port ovsbr0 vlan100 tag=100 -- set Interface vlan100
type=internal
# ifconfig vlan100 192.168.x.x/24
パケットをキャプチャしたり色々してみましたが
原因がよくわからなかったのでeth0.100をovsにくわせてしのいでいます。
# ovs-vsctl add-port ovsbr0 eth0.100
# ifconfig ovsbr0 192.168.x.x/24
networkスクリプトは下記のような感じで、起動時にVLANとブリッジを作ってくれます。
# cat ifcfg-ovsbr0
DEVICE=ovsbr0
ONBOOT=yes
DEVICETYPE=ovs
TYPE=OVSBridge
IPADDR=192.168.x.x
NETMASK=255.255.255.0
# cat ifcfg-eth0
DEVICE=eth0
ONBOOT=yes
# cat ifcfg-eth0.100
DEVICE=eth0.100
VLAN=yes
ONBOOT=yes
DEVICETYPE=ovs
TYPE=OVSPort
OVS_BRIDGE=ovsbr0
2012年2月12日16:57 中嶋大輔 <uwanoso...@gmail.com>:
山田です。
情報ありがとうございます。
起動スクリプトでOVSのブリッジを作ってDHCPでIPアドレスを
振ろうとしてもうまく行ったり行かなかったりしたので、
タイミング的なコツがあるのかも知れませんね。
次に検証環境触れるのは明後日になりそうですが、試してみたいと思います。
2012年2月13日23:22 中嶋大輔 <uwanoso...@gmail.com>: