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フレスコ2件

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菊池 雅都

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Jun 22, 2013, 5:19:48 PM6/22/13
to 聖なる経済学翻訳チーム


おはようございます 菊池です。


ジャック・フレスコの著書、"The Best That Money Can't Buy" が、ネットにありました。




それから、ヴィーナスプロジェクトが2012年に映画を作っていました。
The-Best-That-Money-Cant-Buy.pdf

菊池 雅都

unread,
Jun 25, 2013, 5:54:24 PM6/25/13
to 聖なる経済学翻訳チーム
おはようございます 菊池です。


ウィキリークスの逆襲始まる 租税回避2000兆円の秘密ファイル公開スタート

国際調査報道ジャーナリスト連合(International Consortium of Investigative Journalists: ICIJ)が、英領バージン諸島やケイマン諸島などのタックス・ヘイブン(租税回避地)におかれた企業やファンド等のデータを検索可能とするデータベース"ICIJ Offshore Leaks Database "を公開しています。10万件以上のデータが公開されています。

こちらで公開データの検索が出来ます。

菊池 雅都

unread,
Jun 27, 2013, 7:10:14 PM6/27/13
to 聖なる経済学翻訳チーム
おはようございます 菊池です。

いつもメールを無断転送している某経済学者から、以下の評釈をいただきました。

議論の深まりは大歓迎です。

とりあえずそのまま転送します。



おはようございます。
これから沖縄出張です。

ということで、皆さんが疲れてお昼かなというころには
ビーチで思索です。深い深い思索にふけります。見ている人には
一見眠り込んでいるようですが、違います。睡眠学習です。
ひたすら鍛えてきた技ですから、素人にはただ寝ているようにしか
見えないでしょう。

さて、マイナス金利です。何度も論じられてきました。
ヒャエル・エンデによる児童文学作品「モモ」では、

イタリア・ローマを思わせるとある街に現れた「時間貯蓄銀行」と称する灰色の男たちによって人々から時間が盗まれてしまい、皆の心から余裕が消えてしまう。しかし貧しくとも友人の話に耳を傾け、その人自身をとりもどさせてくれる不思議な力を持つ少女モモが、冒険のなかで奪われた時間を取り戻すというストーリー。

で、

エンデ本人が世の中に訴えたかったことは、この「時間」を「お金」に変換し、利子が利子を生む現代の経済システムに疑問を抱かせることが目的だった。
ウィキペディア

というのもあります。より理論的にはわれらが菊池さんも翻訳に加わった
「聖なる経済学」があります。全文がネットで公開されていますのでご確認ください。
そのうち、マイナス金利についてピックアップして検討します。

 まず、なぜマイナス金利を主張するのか、それを確認しましょう。

「現在のリスクフリーのプラス金利の通貨システムで起こっている、ただ
所有しているだけの者がそこから利益を得ることは、不正義である。」

という認識が基本です。その基本から次のように論理展開します。

「不都合を被るのは、蓄えを持っている人々だけなのだ。債務を負っている人にとっては、実際には利益になるのだ。普通の人々が恐れるのは、収入インフレを伴わない価格インフレなのだ。もし、価格と収入の両方が上昇すれば、インフレーションは本質的に遊んでいるマネーへの課税になる。富裕層から取り上げる再分配であり、利息の効果の反対の作用をもたらす。 後にマイナス金利のマネーシステムを考察するとき、再びこのインフレーションの好ましい側面を検討しよう。」

 実質利率=名目利率-インフレ率 ですから、名目利率 < インフレ率 であれば
実質金利はマイナスとなります。アベノミクスで懸念されているように賃金上昇無く、インフレーションがおきれば、これは働く人への大打撃です。ですが、インフレーションと同時に賃金上昇が起きれば貨幣価値は減価して、有産階級は打撃を受け労働者階級は守られます。
 これが根本発想で、これによって遊休資産への課税となり富裕層への課税になるという主張になります。
 そうでしょうか。富裕層は現金で資産を保有していません。その多くは株式など金融商品に投資されています。そして、インフレヘッジになるのが株式だとされています。つまり、富裕層はインフレーションでも、株式投資を通じて資産効果でインフレヘッジ出来てしまうのです。
 実際に困窮するのは、預金とか国債とかニアマネーで資産蓄積している年金世代です。現役の時の蓄えで老後を過ごす年金世代にインフレはもっとも深刻な打撃を与えます。だから私はインフレ待望論に反対しています。これは年金世代への課税に等しいのです。

 インフレ政策は富の再配分をもたらします。それは債権者から債務者への資産の移転を意味しますが、その債権者の実態は年金世代です。エンデ達の想定する富裕層ではありません。富裕層は株式投資などでインフレヘッジしているのです。むしろ、資産効果でインフレーションで儲けることも可能です。インフレーションによるマイナス金利政策は、富裕層ではなく年金世代に打撃を与えます。

 ゲ ゼ ル は 、 通 貨 の 腐 敗 を 、 マ ネ ー の 交 換 媒 体 の 機 能 と 価 値 の 蓄 蔵 機 能 を 切 り 離 す 工 夫 と して 擁 護 し た 。 マ ネ ー は も は や 物 理 的 資 本 よ り も 好 ま れ る と い う こ と は な い だ ろ う 。 そ の 結果 、 彼 は 、 交 換 対 象 と な る 十 分 な 商 品 が あ り な が ら 、 そ れ と 交 換 す る マ ネ ー が 不 足 す る ため に 起 こ る 人 工 的 な 欠 乏 と 経 済 的 衰 退 が 終 わ る こ と を 予 見 し た 。 こ の 提 案 に よ れ ば 、 マ ネー は 循 環 を 余 儀 な く さ れ る 。 マ ネ ー を 持 つ 者 に は 、 も は や 、 欠 乏 が 、 実 物 資 産 か ら の リ ター ン が 利 息 を 上 回 る ポ イ ン ト ま で 引 き 上 が る の を 待 っ て 、 マ ネ ー を 経 済 か ら 隔 離 す る イ ンセ ン テ
ィ ヴ は 働 か な い 。 こ れ が 、” フ リ ー マ ネ ー ” と 呼 ば れ る 第 2 の 理 由 で あ る 。 富 裕 層の コ ン ト ロ ー ル か ら 解 放 さ れ て 、 マ ネ ー は 今 日 の よ う に 巨 大 な よ ど ん だ プ ー ル の 中 で 凝 固す る 代 わ り に 、 自 由 に 循 環 す る だ ろ う 。

 この記述は私には読解不可能です。翻訳を点検する時間は無いのですが、ここの翻訳は要検討と思います。


 私はマルクスの貨幣論に依拠しています。商品から貨幣へと生成し、世界貨幣に至る貨幣論です。かれはまた、こうした試み、こうなればヨイのにという議論を空想的社会主義としています。また、このような空想的な経済学が「貧困の経済学」と称したのに対して
「経済学の貧困」と揶揄しています。たんにこうなればヨイと語るのは素敵なことです。人は夢見る権利があります。ただし、それは経済学ではありません。

 柴田武男



菊池 雅都

unread,
Jun 27, 2013, 8:47:47 PM6/27/13
to 聖なる経済学翻訳チーム, コールマン博士翻訳チーム
菊池です。

ふぐり玉蔵先生の情報なので、どこまで信頼するかはみなさまのご判断に委ねますが、
マイクロソフトのケアレスミスで、ウィンドウズにNSAの特別なコードが埋め込まれ、
NSAは暗号を破ってウィンドウズPCを自由にコントロールできる、とのことです。

だいたい、マイクロソフトの開発環境に偶然NSAのコードがあったとか、
コロッケに醤油をかけるみたいにケアレスミスで製品にそのコードを埋め込んだなんて
考えられません。

この話全体がインチキか、または最初からマイクロソフトとNSAが仕組んでいたのでしょう。





http://beforeitsnews.com/alternative/2013/06/how-nsa-access-was-built-into-windows-2693630.html

マイクロソフト社のケアレスミスにより、Windowsの中に、NSAの特別なコードが埋め込まれていることが判明した。その特別コードは、今も使われており、初期のWindows95を除いては全ての以降のシステムに埋め込まれている。その他のアメリカの巨大な企業、Notesシステムにも同様のシステムが埋め込まれていることが分かった。

国家安全保障局(NSA)は、連邦法施行に従ってwindows 95のリリース以来すべてのウィンドウズ・ソフトウェアに秘密にアクセス可能です。コンピューター・セキュリティ専門家は、セキュリティと暗号化機能に使われているソフトウェア・ドライバがNSAのアクセスを可能にしていると言っています。
セキュリティ専門家はそのドライバを ADVAPI.DLL であると確認しました。
このドライバは C:\\Windows\systemに位置していて2個の異なるキーを含んでいます。
1つはウィンドウ中の暗号機能をコントロールするために使われ、もうひとつのキーがNSAに属しています。
アンドリュー・フェルナンデス(ノースカロライナのCryptonym株式会社との主任研究員)によると、ウィンドウズの内部の秘密鍵を持てばNSAは一瞬に簡単に不正なセキュリティプログラムをロードして、あなたのWindowsをコントロール下に置くことができると言います。

boss-shikumi

unread,
Jun 28, 2013, 3:28:29 AM6/28/13
to sacrede...@googlegroups.com
菊池さん


Firefoxでは警告するソフトがあるようで
カレイドスコープというブログから入れてみると
フェイスは 警告
井口さんのブログは 警告がなって
金玉ブログはなりません
で、もちろんカレイドスコープにはなりません

たぶん、何か別の要因で警告がなるのかと思います
だって、同じようなこと書いているブログだしね…
フェイスはさもありなん
ウインドウズは ビスタの時にそういう 
もっと具体的な話がありましたよね…

ま、すでに裸なんじゃないかとも思っちゃいますが…
--
翻訳サイト: https://sites.google.com/site/sacredeconomics2012/home
アップロードするときは、
アカウント: ID sacredeconomics2012 PW eisenstein でサインインしてから
こちらのページから翻訳サイトに入ってください。 https://sites.google.com/?tab=n3&pli=1
プロジェクト・アマテラス http://p-amateras.com/project/29
フェイスブック http://www.facebook.com/SacredEproject
このグループにメールで投稿: sacrede...@googlegroups.com
このグループから退会する: sacredeconomi...@googlegroups.com
その他のオプションについては、次の URL からグループにアクセスしてくださ
い。 http://groups.google.com/group/sacredeconomics?hl=ja?hl=ja
---
このメールは Google グループのグループ「『Sacred Economics』翻訳チーム」の登録者に送られています。
このグループから退会し、メールの受信を停止するには、 sacredeconomi...@googlegroups.com にメールを送信します。
その他のオプションについては、https://groups.google.com/groups/opt_out にアクセスしてください。
 
 

jpkr...@yahoo.co.jp

unread,
Jun 28, 2013, 6:21:39 PM6/28/13
to sacrede...@googlegroups.com
ご送信失礼しました
一年くらい前
スイス人の友人とドイツ人の友人が入り浸る喫茶で
聞いた2人の話
パソコンの情報はCIAが全部覗き見してるから
秘密は書かないほうがいいよ(後半は冗談めかしていたけど)
前半は大真面目
日本産OSのことは知っていたし、政府の開発援助がまったくなく
アメリカに負けたと聞いたけど
アメリカの政府援助ってこういうレベル!!!あっけー
日本政府は援助っできなっかったんかな
政治的圧力で?とおもってしまう

菊池 雅都

unread,
Jul 7, 2013, 5:20:19 PM7/7/13
to 聖なる経済学翻訳チーム
菊池です。いつもの無断転送です。
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みなさん おはようございます。

 われわれの世代で経済学を学んだ者は、『近代欧州経済史序説』という大塚久雄の名著を記憶しています。なぜ、イギリスで産業革命が、また近代資本主義を確立できたのかが明快に説かれています。その中のキーワードが周辺です。中心ではありません、周辺から変革が始まると。ポルトガルからスペイン、さらにオランダからイギリスへと。
 イギリスは当時ヨーロッパの中心国ではありませんでした。なぜ、中心国でもないヨーロッパの田舎の国が近代資本主義を確立できたのかという問は、周辺国だから出来たのだという解答に帰結します。

 今まさに、そのことを実証するような出来事が進行しています。アフリカ諸国の経済発展です。そこで行われているイノベーションは素晴らしいものです。その一つが携帯電話を使った金融取引のサービスです。日本でもドコモ口座があって、携帯を利用しての送金システムがあります。どこかちがうのでしょうか。

  「ケニアでは、人口のかなりの部分はまだ銀行のサービスを受けていない。その分、エムペサの需要がある。エムペサを通じて行われる資金移動は、年間120億米ドルに達する。ケニアのGDPの31%に相当する規模だ。現在、75カ国を対象に、国際送金も始めている」


 銀行サービスが無い地域でエムペサが使われている、つまり、銀行抜きで送金ができるのです。ドコモ口座は銀行口座に依拠しています。そうでないのです。銀行とは、預金・貸出・決済の三者を結合したものです。当初は預金・貸出を中心に営業するものでしたが、銀行の本質は決済、送金システムです。その役割をエムペサが担っているのです。

 ここは流石日経です。

--銀行との関係はどうなっていますか。

という質問をエムペサの関係者に投げかけています。本質的な問いかけです。

「当初、銀行はエムペサを競合相手とみて、支援してくれなかった。しかし、エムペサが成功して以降、銀行はわれわれのサポーターになっている。彼らのプラットフォームを利用しているからだ。銀行口座を開く場合にも携帯電話で登録するだけでよい。そして、貯金をしたり、融資を受けたりできる。エムペサが切り開いた新たな市場だ」

 銀行がエムペサを競合相手と考えるのは当然です。しかし、ここまで普及したエムペサを潰せません。それは、 「ケニアでは、金融取引の95%は現金取引だ。現金取引以外では70%がエムペサによるものだ。いかにエムペサが、地域経済にとって強力なものになったか、理解いただけると思う」というケニア経済に大きな打撃を与えるでしょう。

 さらにこのエムペサで社会構造も大きく改革されています。

「われわれにとってうれしいのは、エムペサが女性にとって、母親にとって、意義のあるものになったことだ。われわれのような国では、女性は経済の中で非常に大きな役割を果たしている。女性こそが実際に農場に行き、農業を行う。女性が家畜の世話をし、牛乳を採取して売っている。エムペサで、女性が金融サービスに接する機会が増えている。事業を始め、拡大するチャンスがあるということだ。現在では、エムペサのユーザーのうち、55%程度が女性だ。男性よりも女性の方が多い。女性起業家が多い。2008年には38%だった」

 ということです。バングラデシュのグラミン銀行によるマイクロファイナンスを想起させます。女性という経済の周辺を中心にする機能を果たしています。

 これはアフリカにおけるイノベーションの一端でしょう。中心国では、たとえば日本では銀行が隅々まで支店網を張り巡らし、携帯だけで送金システムを構築する必要はあまりありません。では無いかというと、過疎地域における金融サービスの排除は深刻です。ですが、制度があまりに確立して整備されている中心国ではなかなかイノベーションは起きにくいのです。白地のキャンパスにこそ自由に絵画が描けるのです。

 まだ、白いキャンパスの若者達に希望を託す所以です。古い柵に捕らわれず野心を待てと。くすんだ汚く書き込まれたキャンバスからの希望です。

 柴田武男

----------------  日本経済新聞デジタル版より---------------------- 

<M―PESA(エムペサ)>とは
 携帯電話のショートメッセージ(SMS)で手続きや本人認証をする送金サービスの名称。Mはモバイルを指し、PESAはスワヒリ語でお金を意味する。実際の現金の出し入れはケニア全土に7万件あるM―PESAの代理店で行う。送金したい人は代理店で現金を渡し、自分の口座に入金する。そのうえで、お金を受け取る人の携帯電話番号と金額をSMSで送信する。受取人は、近くの代理店店舗でSMSの情報を見せてお金を受け取る仕組みだ。銀行がまだ十分に普及していない中、送金やお金の貸し借りが容易になった。金融サービスを得て、女性らが起業するのにも役立っているという。




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携帯送金、アフリカなど世界73カ国導入 貧困層に需要 
2013/7/8 0:38

 【ロンドン=松崎雄典】携帯電話を使った小口の送金や預金、決済といった金融サービスが、アフリカなどの途上国や新興国で急速に普及している。銀行口座を持てない貧困層を中心に需要が強く、通信会社がサービスを提供する国は70カ国以上に増えた。金融取引の裾野が広がり、経済発展を後押しするとの期待も出ている。

 携帯電話の業界団体であるGSM協会(GSMA)の調べでは、携帯電話を使った金融取引のサービスはアフリカや中東、南米、東南アジアなどの73カ国で計183件が提供されている。サービスへの登録者数は世界で8000万人を超える。

 先行したのはアフリカ・ケニアの「M―Pesa」と呼ばれるサービスだ。英携帯通信大手ボーダフォンが開発し、同社が40%出資するケニアの通信大手サファリコムが2007年からサービスの提供を開始した。利用者数は12年5月に1500万人を超え、ケニアの人口の4割弱が利用している計算だ。

銀行の役割補う

 需要が拡大しているのは、個人間の送金サービスだ。例えばAさんがBさんに送金する場合、Aさんは近くの小売店などM―Pesaの代理店で現金を払って電子マネーを購入し、携帯電話に取り込む。この電子マネーを携帯電話のショートメッセージでBさんに送り、Bさんは近くの代理店で電子マネーを現金に交換する仕組みだ。

 M―Pesaのシステムが個人や代理店の電子マネーの残高や出入りを管理。代理店は常に一定量の電子マネーや現金を確保し、取引が円滑にできるようにしている。

 家族や親戚でのお金のやり取りのほか、商取引でも利用が進んでいる。送金だけでなく、預金や引き出し、支払いなどの金融取引も可能だ。

 利用には身分証明書が必要だが、一定の預金残高の維持などを求められる銀行口座の開設に比べるとハードルは低い。途上国では銀行の支店網が地方まで整わず、金融サービスを受けられない事情もある。

 アフリカでは銀行口座を持つ人の割合は人口の10%以下だが、携帯電話の保有者は60%に上る。携帯電話の電話機本体や通話料が安くなったことが、M―Pesaの普及を後押しした。

 都市から地方への送金が増えた結果、地方の消費が高まったことが研究により確認されている。地方の小規模な商店は仕入れの決済が容易になり、より多くの在庫を抱えるようになった。

 M―Pesaはボーダフォンの子会社がタンザニアや南アフリカでも展開し、今春にはモザンビークやインドにも広げた。フランスの携帯通信大手オランジュも「オランジュ・マネー」と呼ばれる同様のサービスを08年にコートジボワールで開始。現在はアフリカの13カ国で展開している。

 サービスの幅も拡大。ボーダフォンは昨年末から国際的な送金システムとM―Pesaをつなげ、英国からタンザニアなど一部の国では国境をまたぐ送金が可能になった。

手数料に課税

 一方、携帯での金融取引の増加に各国政府が着目。ケニア政府は今年2月から送金などの取引手数料に10%の課税を始めた。これを受けて、サファリコムは手数料を引き上げた。同社のボブ・コリモア最高経営責任者は「金融サービスへのアクセスへの障害になりかねない」と批判するが、ウガンダも同様の課税を開始。タンザニアも追随する計画だ。


菊池 雅都

unread,
Jul 7, 2013, 6:52:11 PM7/7/13
to 聖なる経済学翻訳チーム

菊池です。またまた無断転送です。
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 勉強家の菊池さんから、早朝にコメントをいただきました。
ありがとうございます。朝早くから目が覚めているのは、菊池さんもそろそろかな。

年寄りは朝早いですよ。

さて、ビットコインには私も着目していました。こちら結論は早いです。

ビットコインは、仮想通貨ではありません。通貨です。インターネット上で流通しているから
仮想通貨だとはなりません。貨幣の本質は価値尺度です。そこから流通手段であり、交換手段であり、富の蓄蔵機能となります。

現実社会でに、購買力を発揮してモノが購入できれば、それは貨幣です。インターネット上で月面の土地を販売し、大土地所有者だとかいうのは、仮想通貨でありお遊びです。

菊池さんの情報提供してくれた朝日記事には、

使い方は、ドルや円などをインターネット上でビットコインに換えて相手に送金。受け取った側も、自国の通貨にネット上で換金し、自分の銀行口座から引き出せる。ネット通販などで使われている「ペイパル」などの電子決済との違いは、コインが独自の価値を持ち、通貨のように振る舞うことだ。

とあります。経済音痴の朝日にしてはまあまあですが、貨幣論の基本が分かっていません。価格が変動するというのは、交換レートが機能しているからです。ドルやユーロだって為替レートに左右され、価格変動しています。現実の貨幣に交換できるのですから、ハードマネーです。だから、マネーです。目新しくも何もありません。

柴田武男


おはようございます 菊池です。


「ビットコイン」なるものがあります。
http://www.bitcoin.co.jp/ 

手数料なしで国際送金をするものだそうです。
投機の対象になっているとかの批判もありますが、ウィキペディアは次のように書いています。

Bitcoin (ビットコイン) は2009年に作られた電子マネーである。中本哲史(サトシ・ナカモト)という正体不明の人物による論文に基づいている。[1]
Bitcoinは極めて低いコストでの決済(およびマイクロペイメント)を権力機関や発行者無しで平均10分程度の待機によって可能にする。ノードから別のノードへの貨幣の移動は電子署名された取引で行われ、P2Pネットワーク内の全てのノードにブロードキャストされる。初期の通貨流通や、二重支払いの検知のためproof of workシステムが用いられている。

今年6月には朝日と産経も取り上げています。
http://www.asahi.com/business/update/0617/TKY201306170490.html 
【編集委員・有田哲文】「ビットコイン」という名前のコンピューターとインターネットの中だけにある仮想通貨を使う人たちが、世界各国でじわじわと増えている。国も中央銀行もいらないという変な通貨は、マネーの新しいカタチになるのか。
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/130629/fnc13062910330002-n1.htm 
【ワシントン=柿内公輔】インターネット上の決済に用いられる「仮想通貨」の“流通”がネット通販とともに拡大している。代表的な仮想通貨の「ビットコイン」は世界中で取引される一方、荒っぽい値動きや「匿名性」が投機と犯罪の温床になっていると指摘され、米当局が摘発や規制に乗り出す事態にまでなっている。

当局が排除する動きも。
http://ascii.jp/elem/000/000/802/802238/ 

Anandtao

unread,
Jul 8, 2013, 8:44:35 AM7/8/13
to sacrede...@googlegroups.com
菊池さん

いつも情報ありがとうございます。

ビットコインは、国籍を超えた分散型の人間の意図を介さない新しい通貨だと友人が一時期熱く論じていましたが、今は投資対象になっていて、その国定通貨との交換レートの沸騰に注目が集まっているように見えます。
実際のとこ、どうなんでしよう。

価値交換機能と価値保存機能との分離がないと分散型の通貨の可能性が発揮できないのでしょうか。
適当なことを語っていますが。

三木卓 Takashi Miki
Anand Tao


2013/07/08 7:52、菊池 雅都 <n...@hotmail.co.jp> のメッセージ:

菊池 雅都

unread,
Sep 16, 2013, 8:17:47 PM9/16/13
to 聖なる経済学翻訳チーム
菊池です。

見つけたばかりなので、詳細はまだわかりませんが、
Forum 2000 Conference という賢人会議?があるようです。

こちらは、最近プラハで開かれたシンポジウムの模様です。
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