こんにちは。Kと申します。
あくまで一人の経験者としての、1つの意見だと捉えていただければと思います。
結論からいうと、プロジェクトは1つにした方がよいと思います。
もう少し細かく言うと、基幹となる1システムに対して、1プロジェクトが好ましいかと思われます。
まず、前提から察するに案件が「大小さまざま」とのことですので、
もちろん「案件になるかもしれない」または「案件にならなかった」ものも多々存在するかとお察しします。
Redmineのプロジェクト作成はそう面倒ではないとはいえ、各種設定作業は必ず発生しますので、
案件になるかならないか微妙なものに対して、毎回プロジェクト作成~多々諸々の設定作業を実施するというのは、
それ自体がちょっと工数としてはモッタイナイかなと思われます。
そこで、下記のように1つのバージョンを1つの案件として管理してみてはどうでしょうか。
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プロジェクト:メインとなる1システム(サブシステムやツールが存在し、同一チームが管理する場合は、それも含む)
┗バージョン:1つ1つの案件
┗チケット:改修する機能単位、または作業単位 (ここはどのような開発スタイルか、またどういった観点で管理したいかにもよります)
※プロジェクト 1 対 N バージョン
※バージョン 1 対 0~N チケット
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案件になるかもしれない時点でバージョンを作成し、作業内容が見えてきた時点でチケットを作成するといった運用です。
案件が途中で消滅したとしても、仕掛中のチケットの記録=実績が残ります。
バージョンの切り口で見れば、案件の予実が分かり、
プロジェクトの切り口で見れば、そのシステムに対する保守・開発の傾向を見ることもできます。
リポジトリの管理やシステムトラブル時の過去チケットのトラッキングなどなど、ちょっと割愛しますが、
こういった【保守】観点を考慮した場合、やはり1システム1プロジェクトのほうが好ましいのではないかと思われます。
2015年9月12日土曜日 11時12分50秒 UTC+9 taroimo: