11/4リリース予定の RapidReport 5.15について

[RapidReport]

11/4にRapidReportのバージョン5.15をリリースする予定です。

今回のバージョンから、.NET Frramework/Core/5以降にてExcel(XLS/XLSX)ファイルを出力するためのライブラリであるNPOIに修正が加わり、名前空間に jp.co.systembase と付加されたものが同梱されます。

(Java版については今回のバージョンアップでは変更はありません）

この修正により、同一プロジェクト内でRapidReport同梱のjp.co.systembase.NPOIと、任意のバージョンのNPOIを共存して利用可能となります。

ただし、5.14以前のRapidReportを用いてExcel出力を行っていたプロジェクトを、5.15に対応させる場合、ソースコードの修正が必要となります。

お手数をおかけしますが、対応のほどよろしくお願いいたします。

C#の場合、以下のusing句を

using NPOI.SS.UserModel;
using NPOI.HSSF.UserModel;
using NPOI.XSSF.UserModel;

以下のように修正する必要があります。

using jp.co.systembase.NPOI.SS.UserModel;
using jp.co.systembase.NPOI.HSSF.UserModel;
using jp.co.systembase.NPOI.XSSF.UserModel;

VBの場合、以下のImports句を

Imports NPOI.SS.UserModel
Imports NPOI.HSSF.UserModel
Imports NPOI.XSSF.UserModel

以下のように修正する必要があります。

Imports jp.co.systembase.NPOI.SS.UserModel
Imports jp.co.systembase.NPOI.HSSF.UserModel
Imports jp.co.systembase.NPOI.XSSF.UserModel