こんにちは
属性の結合ですが、まず以下について整理してください。
A. 結合する元のデータ( GIS データ等)
B. 結合したいデータ(位置情報なしのデータ等)
森林簿のデータは後者の結合したいデータ B でしょうか?
もし、森林簿のデータを「施業キー」をキーにして結合したい場合は一対多もしくは
多対多の対応になります。
また、結合の方法は下記の方法があると思いますが、どちらを使用しましたか。
1. レイヤプロパティの「テーブル結合」
2. プロセシングツールの「属性テーブルで結合 (table join)」
1つ目の方法は、レイヤ間の関係を指定するもので、結合データ B 側の情報が書き換わると
追従するように(キャッシュが更新されれば)変化した属性テーブルとなります。
反面、データ A のデータ内容が実際に書き換わるわけではありませんので、
地物自体が増えるわけではなく、データ B 側にマッチする複数のデータがあっても、
ひとつのデータしか参照しません。(確認していませんが、上の方にある行が
優先的に結合されるかどうか、保証されていないと思います。)
2つ目の方法は、オプションで結合のタイプについて選択できます。
「マッチした地物ごとに地物を作成(1対多結合)」を指定すると、マッチした各データを
それぞれ結合した複数の地物が出力されます。
こちらは、結合した結果のデータを新たに作成しますので、あとからデータを修正しても
差し替わるように反映はされません。
なお、マッチする両方のデータの内容を、改行や点区切りなどで連結し、併記した状態に
なるような結合はできません。( SQL をつかえばできるかもしれませんが)
エクセル等で、今あるデータの構造を目的の結合ができるよう前処理の必要があります。
あるいは「整理番号1」ではなく「整理番号2」と結合したい場合は、「施業キー」が
一意ではないため、そもそも結合キーとして不適切です。
エクセル等で、一意となるキーを作成するなどの処理が必要となります。