河川ごとの始点と終点の標高差の算出方法とDEMのラスタ値について

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山岡賢仁

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Oct 21, 2016, 10:40:36 AM10/21/16
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お世話になります。

2点質問があります。


①河川の始点と終点の標高差を河川ごとに集計したいです。
数がすくなければ、profile toolで一つ一つ標高差を見ていき、河川の属性テーブルにその数値を手入力していけばよいのですが、対象とする河川が200程度あるので、一つ一つの河川にこの方法で標高差のデータを入力していくのは時間がかかりすぎてしまいますしミスが出てしまいそうです。

河川の上の標高の最大値と最小値が分かればいいと思ったのですがどのような処理をすればいいのか分かりません。
なにかいい方法はありますでしょうか?

②DEMのラスタ値について
①のためにDEMと河川データを重ね合わせているときに疑問に思ったのでですが、今私が対象としている地域の標高は最大1100m程度のはずなのですが、基盤地図情報のデータから変換したDEMを見ますと最高値が700程度となっております。
これは私が変換の際に座標系を間違えたか何かのミスをしたからなのでしょうか?それとも、ラスタの値は標高とは関係なく、このまま解析を進めたら正しい標高差がえられるのでしょうか。
よろしくお願いします。

山岡賢仁

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Oct 21, 2016, 10:44:13 AM10/21/16
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elevationのレイヤーがDEMなのですがmaxが700程度となってます。この地域の標高のmaxは1100程度のはずなのですが.......
キャプチャ質問用.PNG

きた

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Oct 21, 2016, 11:08:42 AM10/21/16
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まず、DEMですが、標準で表示される最小値と最大値は、その比重によって間引かれています。
例えば、標高の低い値を青にして、高い値を赤にした場合、低い値の数が多かったら、地図はほとんど青くなって変化がわかりづらいためです。
実際の値を取得したい場合は、レイヤプロパティで「最小値/最大値のロード」で「最小/最大」にチェックをつけて、「読み込み」ボタンをクリックします。

次に、河川の最大値と最小値の取得ですが、河川にバッファを作って、ラスタメニューの地域統計プラグインを使うと、バッファポリゴンに重なる最小値、最大値をDEMレイヤから取得できます。
地域統計プラグインが無い場合は、「プラグインの管理とインストール」で有効にしてください。

必ずバッファポリゴンレイヤとDEMレイヤの座標系は、同じにしてください。

きた

東雲

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Oct 21, 2016, 11:21:52 AM10/21/16
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河川はベクタデータであるんでしょうか?
もしあるならフィールド計算機でxat(0)、yat(0)、xat(-1)、yat(-1)をそれぞれ計算すれば始点と終点の座標が出せます。
この座標をポイントデータとしてプロジェクトに読み込んで、Point sampling tool でラスタの値を取得すれば一括でできると思います。

山岡賢仁

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Oct 23, 2016, 2:35:54 AM10/23/16
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きた様

詳細な説明ありがとうございます。DEMの値の調整出来ました。

標高の抽出は地域統計プラグインでは、出来なかった事とその後の解析の事を考えて東雲様の方法で、行いました。

山岡賢仁

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Oct 23, 2016, 2:37:24 AM10/23/16
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東雲様

ありがとうございます。お陰様で標高と標高差の習得が出来ました。

CSVファイルの扱い方も分かったので、この後の解析にも役立ちそうです。

きた

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Oct 23, 2016, 7:16:25 AM10/23/16
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標高の抽出が地域統計プラグインで出来なかったということですので、
一応、操作方法を書いておこうと思います。参考にしてください。

  1. 河川のラインレイヤと、標高DEMレイヤを同じ座標参照系(CRS)にして、レイヤに追加します。(添付 図1)
    座標参照系が違う場合には、レイヤを名前をつけて保存して、座標参照形を変更します。
    座標参照系は、平面直角座標系が望ましいです。
  2. メニュー「ベクタ」→「空間演算ツール」→「固定距離バッファ」を選択します。(添付 図2)
  3. 距離を5m程度に設定し、「Run」ボタンをクリックします。(添付 図3)
    すると、変換が始まって、バッファレイヤが作成されます。(添付 図4)
    「バッファ」欄を「一時ファイルへ保存」にしていた場合、一時レイヤとして追加されるので、必要であれば名前をつけて保存します。
  4. メニュー「ラスタ」→「地域統計」→「地域統計」を選択します。(添付 図5)
  5. 「ラスタレイヤ」に標高DEMレイヤを指定、「ポリゴンレイヤが含む地域」にバッファレイヤを指定します。
    「計算する統計量」の「最小値」と「最大値」にチェックを付けて、「OK」ボタンをクリックします。(添付 図6)
  6. 処理が終了すると、バッファレイヤに「min」と「max」フィールドが追加されて、標高DEMの値を取得しています。(添付 図7)

以上です。

きた

河川標高_図3.png
河川標高_図4.png
河川標高_図5.png
河川標高_図6.png
河川標高_図7.png
河川標高_図1.png
河川標高_図2.png
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