[利用環境]
Mac OS High Sierra 10.13.6
Qgis 3.0.0-Girona
[使っているデータ]
Fukuokacity wifi (デリミテッドレイヤ)
地理参照系:JGD2011 EPSG:6697
背景画像(XYZtiles)
投影座標系:EPSG:3857 - WGS 84 / Pseudo Mercator
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初めまして。
初歩的で申し訳ないですが、
現在、研究の一部で地理の表現方法として、上記のような環境で、公開されている「FukuokaCitywifiの拠点座標」のようなGPS情報を、XYZタイルのOpenStreetMapの上にプロットを行っているのですが、もっとGIS機能を使いこなしたいと思っています。
具体的に言うと、地図上にプロットされる点の密度を求めたり、各地物からのバッファを表示したりしたいです。
そのために疑問がありまして、以下になります。
(1)背景の地図データとデリミテッドレイヤの座標参照系は揃えるのが基本でしょうか?現在は正しい(と思われる)地図上の位置に各座標がプロットされていますが、統計を取ろうとする上でこれはまずい?
(2)また、以上のような用途でGISを使いたい場合、地図データはラスタ、あるいはベクタどちらが適切でしょうか?どちらでも可能?
(3)平面直角座標系のshapeファイルを用いれば単位がメートルの地図を使えるため、プロットした座標の密度を求めたりバッファを作成したり、縮尺を加えたりできようになる、という認識でよろしいですか?
平面直角座標系に10進数緯度経度のGPSデータをプロットする場合は何か変換が必要ですか?
(4)また、オススメの二次利用が可能なGPS情報をプロットしやすい地図があれば教えていただきたいです。自身は非地理系で植生を調査しているのですが、植物関係で使いやすい地図等あればご教示願います。
書いてるうちに煩雑になってしまいましたが、どなたかに教えていただけましたら幸いです。
[参考にしたサイト]
https://sites.google.com/site/qgisnoiriguchi/
https://namie-geo.jp/gis/qgis-manual-archive/
[書籍]
[オープンデータ+QGIS] 統計・防災・環境情報がひと目でわかる地図の作り方 (技術評論社)
QGIS入門 第2版 (古今書院)

(1)データの座標系
異なるデータ同士の分析の場合は、座標系は揃えるのが基本です。
が、使われている背景画像(XYZタイル)は、文字通り「背景」なので、単なる写真と同じで何か属性データを持っているわけではありません。
たとえば、見えている道路が「道路」としてのデータを持っているわけではないので、見た目で確認する以外の分析には使えません。
道路や行政境界を分析に使いたい場合は、そういった「意味を持った」データを別途入手する必要があります。
(2)データ形式
バッファや密度分析を使う場合はベクタデータが適していると思います(密度はできたものをラスタ化したほうが使いやすい場合もありますが)。
改めて「どんなデータの場合にベクタがいいか、ラスタがいいか」と考えてみると、判断基準が多すぎて返って明示するのが難しいな、、と思ってしまいましたが
(ベクタデータ)
・ポイントや境界など「位置がはっきり指定できるもの」
・「地物」という言葉のとおり、モノと認識できるもの
・名称、住所、記録など、ひとつの地物にいろんなデータをもたせたい場合
(ラスタデータ)
・衛星画像など、画像的なもの
・標高データなど、単一のカテゴリの情報を持つもの
・行政境界などの人為的な境界によらない分析をしたい場合
その他、たとえばメッシュ状のデータになるとベクタとラスタ両方使うことが考えられますが
規模が大きくなるにつれてラスタのほうが扱いやすく=データが軽くなります(ラスタのピクセル1つに対して、ベクタはそのピクセル4隅の座標データ+属性データが必要になるため)。
ただし、上述のようにラスタデータは複数の属性を持つことが難しいです。
(3)平面直角⇔緯度経度
仰るように、長さや面積が関わるような分析をするときは平面直角などの投影座標系に変換したほうがはるかに扱いやすいかと思います。
データをプロットするだけなら、QGISのような賢いソフトは自動的にしてくれますが
データ同士を操作して分析しようとすると、座標系を合わせる必要があります。
(4)地図
背景地図であれば、このサイトにもよく出てくる国土地理院のタイル地図の使い勝手が良いかと思います。
https://maps.gsi.go.jp/development/ichiran.html
植生関係であれば、環境省が整備している以下のようなデータがあるようです。
http://gis.biodic.go.jp/webgis/sc-023.html
その他メジャーなものは(このあたりはすでにご存知と推量しますが)
・国土数値情報
・基盤地図情報
https://fgd.gsi.go.jp/download/menu.php
・統計GIS
https://www.e-stat.go.jp/gis/statmap-search?type=1
それにしても、大もとはおなじ国交省なのに組織によってダウンロードサイトがバラバラなのは何とかならんか。。と思いますが
改善される様子はないようです。