IwaUさま
こんにちは。新井と申します。
グループの会話ログを確認すると、半年ほど前にも同様の質問をされているようですが、
ディゾルブしようとしているポリゴン群はジオメトリのギャップ(隙間)チェックで
エラーが全く出ない状態でしょうか?
各辺が座標レベルで一致していればディゾルブ時に内部にゴミが残ることはありませんが、
ノードツールでノードを移動・追加削除していると、わかりにくい隙間が残りがちです。
ギャップチェックで確認して、一つ一つ潰してしていくしかないと思います。
手作業では手に負えない個数のジオメトリの場合には、
ディゾルブ後のジオメトリの形状に目をつむるのであれば、
画像処理におけるモルフォロジー変換の応用で内部のごみをつぶすことはできます。
①元のポリゴンレイヤに対し、ベクタ - 空間演算ツール - バッファ で、
ギャップ幅をカバーできるくらいのバッファ距離設定(例えば100m)で
バッファ処理を実行する
②バッファ処理後の出力レイヤをディゾルブする
③ディゾルブ後のレイヤに対し、今度はバッファ距離に先ほどの
マイナス値(例えば-100m)を入力して実行する
といった手順を踏めば、内部のギャップに由来するごみを潰せます。
バッファ距離は何度か試行錯誤する必要があるかもしれません。
作業イメージとしては、
にあるクロージング処理と同じです。
各ポリゴンが全て凸多角形の場合には、理論的にはこの処理で元の角が再現されますが、
ポリゴンに凹部がある場合にはその角が変わってしまうという副作用があります。
ご参考まで。
新井 智之
2021年7月19日月曜日 18:55:10 UTC+9 IwaU: