投影座標系で日本全土を対象としたascファイルを出力する方法

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yukai fukutani

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Dec 29, 2021, 12:39:57 AM12/29/21
to QGIS初心者質問グループ
初めて投稿いたします。
投影座標系で日本全土を対象としたascファイルを出力する方法について皆様の知恵をお貸し願えないでしょうか。

現在、Maxentという生物の分布予測に用いるソフトを扱っているのですが、Maxentでは環境データをascファイルで用意する必要があります。
そこで、国土数値情報の土地利用細分メッシュ(ラスタ版)、データ平年値(気候)メッシュデータといったshpファイルを、QGISを用いてascファイルに変換しようとしています。

ascファイルに変換したい範囲は日本全土です。
また、単位を度ではなくメートルにしたいため、座標系は投影座標系です。
ここで困ったことが、ascファイルに変換する地域の範囲が投影座標系の範囲を超えてしまう(複数の投影座標系を持つ地域を横断している)ことです。
地理座標系であればこのような問題は発生しませんが、投影座標系ではどのように対処すればよいのでしょうか?

なお、ascファイル作成の具体的な手順は以下のnoteを参考にしています。
以下のnoteでは四国を対象地域としていますが、私がやりたいのはこれの全国版、という感じです。

当方の環境はQGISバージョン3.16、win10です。

よろしくお願い致します。

ありた

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Dec 29, 2021, 8:04:22 AM12/29/21
to QGIS初心者質問グループ
こんにちは

日本全国の統計を経緯度ベースの地域メッシュ単位で行っていることからもわかるように
一言でいえば「無理です」。

まず、投影座標系上(地図上)の任意点間の 1m は実際の地球上の 1m と異なります。
これは、まるい地球表面を平面の地図にするときに引き伸ばしたり、ゆがめたり
する必要があるためで、地図を扱う場合の大原則です。

たとえば平面直角座標系はメルカトル図法の一種なので、基準となる線(この場合は
子午線)から離れるほど、引き伸ばされた地図となり、地点によって距離も面積も
等しくありません。
しかし、基準子午線付近のある一定の範囲においては測量等で利用できるレベルで
誤差を小さくできるため、この誤差を許容し利用しているものです。



目的や、その後行いたい処理、どの程度の精度を要求するかによって異なりますが、
・日本列島領域に対し比較的誤差の小さな図法を採用し、誤差は許容する
 (アルベルス正積円錐、斜軸メルカトルなど)
・任意の座標系を用い、現実世界の距離を意識した間隔でデータを整理し、
 作成したグリッドの面積などは $area で正確な値を算出する
 (距離や面積が正確でないのは当たり前なので、面積を計算し、密度で分析する)
などでしょうか。

yukai fukutani

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Dec 29, 2021, 11:01:06 PM12/29/21
to QGIS初心者質問グループ
ありた 様

ご回答ありがとうございます。
各座標系のなりたちを考えれば不可能なのは明らかな質問でした…。

誤差が小さくなる方法を提案していただきありがとうございます。
アルベルス正積円錐図法を試してみようと思います。
2021年12月29日水曜日 22:04:22 UTC+9 ありた:
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