以前のスレで、ありたさんが説明されています。参考にしてください。
https://groups.google.com/g/qgisshitumon01/c/Zmap4L5dl2M/m/lIrMBRtyAAAJ以下はありたさんの回答の引用です。
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ご存知のように、地図にはメルカトル図法や平面直角座標系(横メルカトル図法)、
また、モルワイデ図法のような楕円形の地図や、正距方位図法のような円形の地図
円錐図法のように子午線が放射状の図法(天気予報の台風情報図など)など
さまざまな図法があり、目的に応じて使い分けたりしています。
(特に印刷物などの最終成果の段階で)
プロジェクト CRS は、どういった地図として描画するかを指定したものになりますので
その際のデータ(レイヤ)の座標系は極論すれば何でも構いません。
レイヤの CRS (データをどのような座標系で解釈するかの設定)が適切に設定され、
正しく読み込むことができたデータであれば、地球上のどこに位置する地物なのか
QGIS は認識できているからです。
正しくインプットできたものであれば、どのような形でアウトプットしても構いません。
また更に言えば、複数存在するデータは、 CRS がそれぞれ異なっていても、
適切に読み込まれていれば、データを重ね合わせて表示することができます。
敢えて、「プロジェクト CRS とデータの CRS の相違」によるデメリットといえば
プロジェクト CRS に従ってマップを描画するため、データを座標変換する必要があり、
特に背景地図などのラスタデータでは座標変換処理にパワーを要します。
このため、 QGIS のマップキャンバスを遷移するときなど、動作が遅くなることがあります。
そのような場合は、(最終成果がたとえ平面直角座標系やモルワイデなどであっても)
プロジェクト CRS として、ラスタと同一の CRS を設定したほうがよいでしょう。
色々な座標系(図法)があるのは、それぞれにおいて長所と短所があるからです。
「プロジェクト CRS とデータの CRS の相違」によるものではありませんが、
使用し方によっては、その短所が表にでることもあります。
たとえば GIS の処理では、データの(読み取り CRS として設定されている)座標系を
暗黙的に使用するものがあります。(バッファにおけるバッファ距離設定など)
そのような処理を行う場合には、あらかじめ目的の座標系に再投影しておく必要があります。
また複数のデータを使った空間分析処理では、(データ間の CRS が異なっても
最近ではちゃんと認識あるいは内部で1つ目の CRS に自動変換処理されるため)
以前にくらべ、あまり不具合のようなものは聞かなくなりましたが、今でも
分析する場合はデータ間の CRS を揃えた方が無難。ということは耳にします。
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引用はここまで
キタ