バッチ処理のエラーについて

[G_Who]

お世話になっております．

QGIS3.36.2です．

国土数値情報の洪水浸水想定区域データをダウンロードしてポリゴンデータを融合する際，バッチプロセスで実行しようとしているのですが，下図のようなエラーが出てしまいます．

原因と対策をご教授願いたく，よろしくお願いいたします．

・「入力レイヤ」は「オートフィル」で「レイヤから選択」しました．

・「基準となる属性」は「式による計算」の「地図のレイヤ」からダブルクリックで選択しました．これは浸水深ランクコードにあたります．

・「融合ポリゴンの出力」も「式による計算」の「地図のレイヤ」からダブルクリックで選択しました．これは河川名にあたります．

・工具アイコンの「詳細のオプション」で無効地物フィルタ」は「フィルタリングしない」にしました．

要は，結果のレイヤ名が河川名で表示され，浸水深ランクコードごとにマルチポリゴンとなればよいのです．シングルプロセスで同じ処理はできるのですが，バッチ処理でできるようになりたく存じます．よろしくお願いいたします．

[G_Who]

お世話になっております．自己解決しました．

「融合ポリゴンの出力」をダイアログでパス指定すればよかったのですね．

2024年5月29日水曜日 9:55:48 UTC+9 G_Who:

[G_Who]

お世話になっております．

とりあえず解決はしたのですが，融合ポリゴンの出力のファイル名の「自動塗りつぶし設定」で欲が出ております．

自動塗りつぶしモードで「数値で塗りつぶす」ではなく，「パラメータの値で塗りつぶす」を選んだ場合，「使用するパラメータ」の選択肢が「入力レイヤ」「基準となる属性」「接していない地物は融合しない」「融合ポリゴンの出力」に限られていて欲しい項目がありません．欲しい項目は「A31_202」で河川名を表現しているのですが，こういう場合，どうすれば良いのでしょうか？

2024年5月31日金曜日 10:15:13 UTC+9 G_Who:

[mooya]

こんにちは

河川ごとにフィイル分割したいということでしょうか、そうであれば

出力ファイルを　ベクタレイヤをマージ　で1つにした後、　属性でレイヤを分割　で分割すると良いと思います。

提示の方法を十分理解できてないですが、1ファイルに複数の河川が含まれ、ファイル毎のバッチ処理ではうまくいかないかと思います。

2024年5月31日金曜日 10:52:41 UTC+9 G_Who:

[G_Who]

お世話になっております．

ファイルは最初から河川ごとに分かれておりまして，一ファイル内の属性テーブルの 属性A31_202にはすべて同一の河川名が格納されております．

この河川名を取り出してファイル名にしたい，という希望です．

わかりにくい説明で申し訳ありません．

よろしくお願いいたします．

2024年6月3日月曜日 12:46:36 UTC+9 mooya:

[mooya]

G_Who様

　こんばんは、

　たぶん、「自動塗りつぶし設定」で、レイヤの属性値を取り出して使うという込み入った処理はできないので、

　融合　の　バッチ処理インターフェイス　の　融合ポリゴンの出力　の　オートフィル　の　式の計算　に式を書いて属性値を取り出すと良いと思います。

　具体的には、

attribute(  get_feature_by_id(  @INPUT ,1),'A31_202')

　で、属性値が取り出せるので、パスと拡張子を足して

'C:/' || attribute(  get_feature_by_id(  @INPUT ,1),'A31_202') || '.shp'

のようにすれば良いと思います。

2024年6月3日月曜日 14:00:33 UTC+9 G_Who:

[G_Who]

お世話になっております．

ご教授どおりに試してみたのですが，下図のようなエラーが出て処理が進まないようです．

試しにパスを囲っているシングルクオーテーションを外してみたところ，今度は別のエラーが生じて処理が止まるようです．

基本的な事項がわかっていないため，頂いた式をコピペして使うことしかできません（何とか使いこなせるようになりたいのですが）．

ご多忙中申し訳ございませんがご教授いただけると幸いです．

関数の意味を調べようと公式を当たってみましたが，get_feature_by_id関数の第2引数になぜ1を指定するのかや，attribute関数の第2引数をシングルクオーテーションで囲う理由がわかりません（試しにダブルクオーテーションで囲ってみましたがシェープファイルの作成に失敗するエラーに変わりはないようです）．

よろしくお願いいたします．

2024年6月4日火曜日 23:35:09 UTC+9 mooya:

[mooya]

こんばんは

　融合　の　バッチ処理インターフェイス　の　融合ポリゴンの出力　の　オートフィル　の　式の計算　に式を書いて

　という記載ですが、　オートフィル　の文字をクリックすると、メニューが出て、そこから　式の計算　を選んで、式編集のウインドウを出して、そこに、式を書くということです。わかりにくくてすみません。

　

　融合ポリゴンの出力のセルは、出力ファイルのパスが書かれることを期待しているので、そこに式を書くとエラーななります。最後の式は、パスの文字列を返す式で、パスそのものではありません。

get_feature_by_id関数の第2引数になぜ1を指定するのか

　ほとんどの場合、idは1番から連番が振られます。同一レイヤの中のA31_202ほ値は全て同じということでしたので、確実に存在するであろう1番を指定しています。

attribute関数の第2引数をシングルクオーテーションで囲う理由

　attribute関数の第2引数はフィールド名なので文字列を期待しています。‘ ‘で囲うと文字列扱いになるため、囲っています。

　関数やプロセッシングの入出力はそれぞれ期待している型があるので、それがわかってきて、私も使えるようになってきたのですが、型もたくさんあるし、なかなか難しいところではあります。

2024年6月5日水曜日 14:54:21 UTC+9 G_Who:

[G_Who]

  お世話になっております．

関数の解説ありがとうございます．この辺りは試行錯誤でやっていくしかないのでしょうか．

オートフィル　の文字をクリックすると、メニューが出て、そこから　式の計算　を選んで、式編集のウインドウを出して、そこに、式を書く

との手順で式ビルダに下記を記述したのですが，プレビューがNULLとなり，融合ポリゴンの出力がNoneとなってしまうようです． 

（属性がA31_202からA31a_202に変わったのは最初の当方の記述ミスです）

'C:/Users/****/Dropbox/20240605融合/処理後/' ||attribute(  get_feature_by_id(  @INPUT ,1),'A31a_202')|| '.shp'

式の結果が評価されていないのでしょうか．なにか根本的な勘違いをしている気もするのですが，分かりません．上記を実行しても「2024-06-06T08:33:45     WARNING    “.” ファイルは対応していません」のエラーが出るようです．お手数ですが，ご教授願えませんでしょうか．

2024年6月5日水曜日 22:45:30 UTC+9 mooya:

[mooya]

こんにちは、

　こちらでも、洪水浸水想定区域データをダウンロードして計算してみましたが、式としては、特に問題はないようです。

　

　式を内側から、確認 （式エディタの左下のプレビューを見る） していくとどこでエラーになるでしょうか

　例えば、下記のようになるはずです。

 @INPUT　→　'A31_20_21_8606041419_dbb7255b_f931_44f9_9254_752432b6a532'

 get_feature_by_id(  @INPUT ,1)　→　<地物: 1>

2024年6月6日木曜日 8:35:21 UTC+9 G_Who:

[G_Who]

お世話になっております．

わざわざダウンロードまでして検証して頂き，ありがとうございます．

式を内側から記述していったところ，最後までエラーにならずに実行できました．

これまでは式を外側から記述しておりました．これがエラーの原因だったのでしょうか．

その時は関数の補完が働かなかった気がします．

おかげさまで解決しました．ありがとうございました．

2024年6月8日土曜日 0:34:40 UTC+9 mooya:

[mooya]

こんにちは

　うまくいったようで良かったです。

　入力順が原因というのは考えにくいので、式がどこか違っていたか、@INPUTで参照する入力レイヤが違っていたかだと思います。

2024年6月9日日曜日 4:55:21 UTC+9 G_Who: