r.sun.incidoutの処理高速化は可能でしょうか?

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小松広幸

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Nov 10, 2020, 12:24:41 AM11/10/20
to QGIS初心者質問グループ
 以前に添付PDFでいただいた資料を参考に「 r.sun.insoltime 」での出力を確認しました(ver.3.14.15)。
実はCRSの設定が間違っていて"横じま模様"のような出力に悩んでいました。
(ラスタ > 再投影 >…補完法をリニアからキュービックにする手順が必要だった?)

 「r.sun.incidout」は実行してみましたが、出力がまっさらでした(保留にします)。

そこで、日の出に関係しそうなアルゴリズムとして「r.sunmask.datetime」を試してみたのですが…
やたらと時間がかかります。

自分のPC環境(i7-6700,32GB-RAM)では2次メッシュサイズの領域でも30分ぐらい必要でした。
これは国交省の250mメッシュデータ(Shpデータなのでラスタ化をする?)を使うことで、
計算時間を省略できるものなのでしょうか。

wata909

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Nov 10, 2020, 11:18:00 PM11/10/20
to QGIS初心者質問グループ
こんにちは。
 
ご指摘の通り、解像度と範囲(つまり、ラスタのセル数)が聞いているようです。
私の環境(win10 64bit i7-3930, 32G)では、二次メッシュ約3つ分をおこなったところ、
元の解像度(5m)だと30分でも終わらず、50mに解像度を落とした場合、2,3分弱で終わりました。

解像度の変更は、ラスタ→投影法→再投影(warp)といってもらって、

2020-11-11 12_59_47-Window.png

2020-11-11 13_01_00-再投影(warp).png

添付のように「変換先のCRSでの単位での解像度」の部分を「50」(ここが、解像度変更後のセルのサイズになります)として頂ければ大丈夫だとおもいます。


2020年11月10日火曜日 14:24:41 UTC+9 小松広幸:

小松広幸

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Nov 13, 2020, 1:56:18 PM11/13/20
to QGIS初心者質問グループ
返事が遅くなりました。

「なるほど!」、でした。
また、5mメッシュだと細かい起伏がノイジーな感じもしていたのですが、
それもメッシュサイズの拡大によって平均化されて良好なイメージになりました。

また、処理速度を改善する手段としてQGISもそれを持っているわけですね。
今後も重たいアルゴリズムを使う際には必須の方法でもありますね。

ありがとうございました。
2020年11月11日水曜日 13:18:00 UTC+9 wata909:
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