Piece_Rightのフィルタについて

[takapon]

内海と申します。

Piece_RightのバリデーションにはwithMethodを使って独自のバリデータを利用することができますが、フィルタにはそのような機能は
無いのでしょうか？
たとえば、「日付入力で、和暦を入力したものを西暦に変換した後、Dateバリデータを実行したい」という場合です。

アクションクラスの和暦を西暦に変換するメソッドを利用するようのことはできないのでしょうか？

宜しくお願いします。

[KUMAKURA Yousuke]

熊倉です。

Piece_Right のフィルタには、WithMethod バリデータのような任意のクラスメ
ソッドによるフィルタリング処理機構はありません。
ですが任意のディレクトリに Piece_Right_Filter として作成したフィルタクラ
スを使用して処理を実施することができます。

Piece_Unity 経由で利用する場合は、Configurator_Validation に
「filterDirectories」という設定ポイントがありますので、こちらにそのディ
レクトリパスを追加すれば利用可能です。クラス自身は、フィルタとして動作す
るために filter() 内に適切な処理を書く必要があります。

「filterPrefixes」という設定ポイントもあり、これを利用すれば
《Piece_Right_Filter》というクラス Prefix とは別の名称も利用できますので、
自作フィルタとして短縮したものをクラスとして準備するのもよいかもしれません。

ちなみにこれらはバリデータでも同じことができます。
作成しているアプリケーションでよく登場する確認処理なども、自作バリデータ
として追加しておけば簡単に再利用可能です。

[takapon]

内海です。

熊倉様、レスありがとうございます。

無事に、独自のフィルタを追加することができました。

実は、ひらがなをカタカナに変換するフィルタをPiece Frameworkのパッケージの中にそのまま追加していました。(^^;)
やはり、ちゃんと追加の方法があるのですね。
ありがとうございました。