今野です。
自分もまずはRASモデルで計算できるのを確かた後に、LESモデルに移行したほ
うが良いも思います。
また、以下の初期値ファイル(potentialFoam実行前のサイズが小さいもの)や
設定ファイルを添付して送ってもらうと、他の皆さんもさらに具体的なアドバ
イスがしやすいと思いますよ。
0/{U,p,k,epsilon}
constant/{RASProperties,transportProperties}
system/{controlDict,fvSchemes,fvSolution}
もし、constant/polyMesh以下のメッシュも圧縮すればサイズが小さいのであ
れば、上記をまとめて圧縮して送ってもらえれば、他の人が追試できます。
メッシュ・サイズが大きいのであれば、ParaViewで見たメッシュ図(パッチ名
を表示していると尚良い)のスクリーン・ショットを添付する等をしたほうが
他の人が状況を飲み込みやすいと思います。
今野です。
> 2. RANSモデルをk-omegaに
RANSモデルがk-epsilon系だと解けないのは、kの初期値が低すぎるか、
k,epsilonおよびU,pの緩和係数が大きいためだと思われます。
場合によっては、kやepsilonの下限値を設定してリミッタを掛けないと、安定
に計算できない時もあります(本当はやりたくありませんが、、)。
なお、potentialFoamでU,pの初期値を作成した場合、特に計算初期では緩和係
数を小さくしないと、衝突領域等でk,epsilonが不安定になり発散することが
多いです。緩和係数が大きいと、U,pとk,epsilonの不整合による振動が激しく、
安定しないからです。
> 3. 差分を中心差分から風上差分に
system/fvSchemesを見せて頂ければすぐに指摘したのですが、乱流をRANSモデ
ルで解く場合、U,k,epsilonの輸送方程式の移流項の差分スキームが中心差分
だと大抵安定しません。何らかの風上系のスキームを使う必要があります。
といったわけで、計算が発散する場合には、とりあえず以下のような安定より
の条件で計算してみて、境界条件が間違っていないかを確かめることをお勧め
致します。
*移流項の差分スキームを全てupwindにする。
*U,p,k,epsilonの緩和係数を、0.1程度に小さくしてみる。
*k,epsilonの初期値を大きめにする。
その後、スキームをより高精度な風上系に戻す、緩和係数を大きめに戻す、
といったように高精度化、高速化を図っていくのが近道かと思います。
事情により公開できないデータ(メッシュや境界条件の一部)もあるかと思
いますが、以下の計算条件設定ファイルの内、公開しても良い部分も多々ある
かと思います。
0/{U,p,k,epsilon}
constant/{RASProperties,transportProperties}
system/{controlDict,fvSchemes,fvSolution}
今後は、公開できるファイルは条件設定はなるべく具体的に提示しながらご質
問されたほうが、的確なアドバイスを得やすいと思います。