今野様
質問への回答ありがとうございます。返信が遅れてしまい申し訳ありません。
早速その条件を削除して計算にかけたいと思うのですが、
fvSolution内の「格子番号0(pRefCell)の圧力を0(pRefValue)」の条件を不要にするには
具体的にどのようにPISO{}内を書き換えればよいのでしょうか?
単純に問題となっている2行を削除してしまっても構わないのか、
それとも明確に値を指定するのではなく、値を指定しない形で自由にさせればいいのか教えていただきたいです。
また、問題となっていたicoFoam計算の途中でコアダンプしてしまう問題についてですが、
system/fvSolution/PISO{}内の nCorrectors の値を現状の”2”から”10”へ増やし
圧力の計算と速度の更新を繰り返す圧力補正ループ回数を増やしたところ、
指定したendTimeまで計算し続ける事ができました。
しかし、クーラン数の最小値がmean=約7000 最大値がmax=約15500となってしまいました。
かなり無理やりな形になってしまったので、果たしてこのやり方が正しいのか、よく理解できていません。
paraViewで確認した結果がこちらです。
左から0(s)、0.1(s)、1.0(s)時点の中央に凸形状の頂点を通るスライス(y=40.0e-6のスライス)で
UMagnitudeを2Dベクトル表示で表示しました。
これを見ると、途中まではまさに私が思い描いた通りの流れが再現できていると思ったのですが、
時間が経過すると1.0(s)時点のように流出面の設定した面と凸部との間に渦が発生してしまいました。
この原因としては下のイメージ図のようなものを考えています。
設定した上からの流れ(赤)に巻き込まれる形で、本来流出面として設定されているにも関わらず、
流入面の流れに巻き込まれる形で計算モデル内に逆流し、流出面に逃れようとした流れ(赤)と衝突する。
行き場を失った緑の流れが渦を作る。
このような状況を起こさないためには、流出面を逆流禁止にして、流れが一方通行に流れるような境界条件の設定をしなければならないのでしょうか?
今考えているのは、本来ならありえませんが、流出面から外側に向けて微小の流れをあらかじめ設定しておくことで
無視できるくらいのそれらしい流れを再現できるのではないかと考えています。
しかしこれでは全く意味がないと思うので、解決策などをご存知の方がいらっしゃいましたらご教授いただきたいです。
2023年1月19日木曜日 16:29:43 UTC+9 Masashi Imano: