いつも本グループを参考にさせて勉強させて頂いております.古川と申します.
現在私LESで垂直加熱平板の乱流自然対流場の計算を行なっているのですが,流出境界条件の与え方で苦労しています.
最初本計算にあたって,流出境界条件をUを inletOutlet (inlet 値は0)でTをzeroGradient,PもzeroGradientで与えていました.
http://www.geocities.jp/penguinitis2002/study/OpenFOAM/noreflect/noreflect.htmlしかし上記の資料によりますと,zroGradientの境界条件だと流れの数値的な反射があることがわかっています.
この解決策として本資料ではUの境界条件にadvective boundary condition を使用しております.
advective boundary condition は次式で表され,
DΦ/Dt = dΦ/dt + U ・∇Φ = 0 (Φは変数)
で変数の実質微分が0の形で表されています.
LESの数値計算でもこれと似たような境界条件としてconvective boundary condition が使用されることが多いらしいです.
この境界条件は
dΦ/dt + Ubulk ・∇Φ = 0
となっていてadvective の速度がバルクの速度となっているのがconvective boundary conditionです.
advective boundary condition を見たところ,実質微分に現れる項の速度はUのphiから取得しているようでした.なのでこのphiをUの平均速度のphiにすればconvetive boundary conditionに変えられるのではないかと思っています.
しかしC++のコード開発の経験がなく,どこをどういじってUmeanのphi field が得られるのか見当がつきません.
いまのところadvective を流出境界条件として使用してLESの計算を行なっているのですが,なかなか収束しないことがたまにあります.
上記の問題点についてご助言,参考にできる資料がありましたらご教授の程よろしくお願い致します.
古川