技術系の掲示板で初めて質問して、質問の仕方が悪くて回答がもらえないでいる人が多いようなので、回答している人間から見た回答を得られる可能性を上げるポイントを以下に書いておきます。
1. OpenFOAMのバージョンを書きましょう(例. OpenFOAM v11、OpenFOAM v2406)。
OpenFOAMはFoundation版かESI版かによってフォーマットがかなり変わり、同じ版でもバージョンによって細かな点が変わります。バージョンがわからないと回答のしようがない場合が多くあります。
2. ログファイルを添付しましょう。エラーメッセージの部分だけを書き込んだり、画像にして添付している人がいますが、あなたが重要でないと思っているところにヒントがあるかもしれません。
また画像で貼られるとエラーメッセ-ジをコピー&ペーストして検索するのが面倒になるので、回答者を遠ざけてしまいます。
3. ケースファイル一式をzipで圧縮して添付しましょう。10個ほどのファイルを1つ1つばらばらに添付している人がいますが、ファイルの数だけダウンロードして計算できる状態にフォルダを組み立てるのは面倒なので、回答者を遠ざけてしまいます。
1度ダウンロードして展開すれば計算がすぐに再現できるようにしましょう。
4. 回答をもらったら解決したかどうかによらず、レスポンスしましょう。回答者は貴重な時間を使って調査・回答したりしています。問題が解決したかどうかを必ず報告しましょう。
書き込まれた質問と回答は将来、同じ問題にぶつかったユーザーが問題解決する参考になることがあります。自分の問題が解決したからといって放置したり、質問を削除してはいけません。
レスポンスのない質問者は、今後、質問しても回答をもらいにくくなる可能性があります。
また時間があれば以下の記事を読んで参考にするとさらに回答を得やすくなるかもしれません。
- 技術系メーリングリストで質問するときのパターン・ランゲージ