現在,RASのk‐ωモデルを用いて,低レイノルズ数領域の外部流れを解析しております.
しかしソースコードでは,k‐ωモデルは高レイノルズ数領域に用いるように書いてあるのですが,
低レイノルズ数領域では使えないのでしょうか?
実際にレイノルズ数を4000として,kおよびωの初期値を様々な値を用いて解析したのですが,
発散してしまいます.
もし,k‐ωモデルを低レイノルズ数領域に対応させることができるなら,
その方法についても知りたいです.
御教授宜しくお願いします.
経験的には、
「高レイノルズ数領域用のモデルだから、低レイノルズ数領域で発散する」
ではなく、
「計算精度が怪しいと思って解釈せよ」
だと思います。
k‐ω以外のモデル、たとえばk-εではちゃんと収束するなどあれば別ですが、
発散するのは、メッシュだとか、境界条件に問題があると考えた方が良いと思います。
1.5-dev には kOmegaSST_LowRe モデルが入っているみたいです。
http://www.cfd-online.com/Forums/openfoam/69590-yplus-query.html
そこで、1.5-devを以下のスレッド
http://groups.google.com/group/openfoam/browse_thread/thread/de5d8233fcaaa44f?hl=ja
を参考にビルドしても良いですが、お使いのバージョンが1.5や1.5.xなら、
乱流モデルのソースツリーにkOmegaSST_LowRe をコピーして、Make/files を修正したのち、
乱流モデルのライブラリをコンパイルし直しても使えると思います。
incompressibleの乱流モデルだとすると、具体的には以下のようにします。
% src
% cd turbulenceModels/RAS/incompressible
% cp -r ~/OpenFOAM/OpenFOAM-1.5-dev/turbulenceModels/RAS/incompressible/kOmegaSST_LowRe
.
% vi Make/fies <- kOmegaSST_LowRe/kOmegaSST_LowRe.C の行を加える。
% wmake libso
1.6系のkOmegaでLowRe版を使いたいのであれば、1.5-devでのkOmegaSST_LowReとkOmegaSST
のソースの差を調べて、kOmegaのLowRe版を自分で作る必要があると思います。