dynamicMeshDictを用いたピッチング運動のさせ方

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うに

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Nov 19, 2025, 3:22:40 AM (13 days ago) Nov 19
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お世話になっております。
現在大学の研究でopenFoamを用いて翼回りの流体解析を行おうと考えている菅と申します。

openFoam初学者なのでまずはチュートリアルファイルのwingmotiontutorialを編集して翼のピッチング運動をさせようと考えました。使用しているopenFoamのバージョンは11です。

基本的にdynamicMeshDictしかいじっていない状況で、解析は行えるのですが、翼やメッシュなど何も動かない結果になっています。また、振幅5度、10度だと解析は回りましたが15度だと発散してしまう状況です。

dynamicMeshDictを添付しますのでどなたかご教示いただけますと幸いです。必要なファイルや情報があれば別途添付させていただきます。
dynamicMeshDict.txt

うに

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Nov 19, 2025, 8:55:12 PM (12 days ago) Nov 19
to OpenFOAM
進展ありましたので報告させていただきます。
dynamicMeshDictのphaseを消すとともにcellzoneをallにすることで動かすこと自体はできました。
しかし解析領域全体が動いており望んでいる動きではありません。
やはり翼だけ動かすのではなく円柱などの回転領域を用いる必要があるのでしょうか?

最終的には飛行機のエルロン周りを解析したいと考えているのですが、その場合主翼とエルロンの間に隙間がほとんどなく回転領域の指定ができない気がしております。

ご指南いただけますと幸いです。

2025年11月19日水曜日 17:22:40 UTC+9 うに:

H‐Tsubota@xsim.info

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Nov 19, 2025, 11:20:30 PM (12 days ago) Nov 19
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「wingmotiontutorial」というのが何なのかわかりませんが($FOAM_TUTORIALS/incompressibleFluid/wingMotion のこと?)、
正常に動くチュートリアルがあるのであれば、そこから目的の設定に向かって少しずつパラメーターを変えて動作確認を繰り返し、
動きがおかしくなる点を特定すればいいのではないかと思います。

ただ最終的にやりたいこと(飛行機のエルロン周りを解析)からするとメッシュのモーフィングで解析するのは厳しいのではないかと思います。
メッシュが大きく歪むと計算が発散するので、大変形するような解析は向かないです。

大変形する場合は、ご自分で書かれているように回転領域を使うか、またはオーバーセットメッシュなどを使う場合が多いのではないでしょうか。
(現状のFoundation版OpenFOAMにはオーバーセットメッシュ機能なかったと思いますが)


2025年11月20日木曜日 10:55:12 UTC+9 うに:

うに

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Nov 20, 2025, 5:08:20 AM (12 days ago) Nov 20
to OpenFOAM

返信ありがとうございます。
失礼しました。おっしゃる通りチュートリアルファイルのwingmotionのことです。

回転領域を使うことでピッチング運動させることはできましたがエルロン周りの解析は難しそうです。

別のアプローチか研究内容を考えてみようと思います。

アドバイスありがとうございました。
2025年11月20日木曜日 13:20:30 UTC+9 H‐Tsubota@xsim.info:
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