はじめての音響数値シミュレーションプログラミングガイドについて

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yomogi

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Jul 18, 2013, 8:10:12 PM7/18/13
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はじめまして。現在、「はじめての音響数値シミュレーションプログラミングガイド」でFDTD法を勉強させていただいております。
FDTD法のプログラムの内、プログラム5-13(p113)と5-23(p119)に関しての質問です。

5-23は境界条件として、インピーダンス境界を適応していると思うのですが、5-13は特に境界条件についての記載がありませんでした。
5-13はどのような境界条件になっているのでしょうか。
プログラムを実行してみたところ減衰することなく波が伝わっているようでした。

よろしくお願いいたします。

Hoshi Kazuma

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Aug 1, 2013, 9:57:43 PM8/1/13
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はじめまして,星と申します。

プログラム5-13(p113)は,特に境界条件を設定してませんね。

この場合,粒子速度 (プログラムではUx, Uy) が更新されるかポイントです。

プログラム5-13では,

Ux[0,  y](四角の下辺)
Ux[41,y](四角の上辺)
Uy[x,  0](四角の左辺)
Uy[x,31](四角の右辺)

の全てが0のまま更新されません。よって四辺は,全て空気の粒子が動かない辺,すなわち剛壁とみなされます。

プログラム中の
<pre>
for n in range(5000)
</pre>
繰り返し数5000を500から1000まで,徐々に変化させながら音波の進行を見ると,固定端反射していることが確認できます。
是非お試しください。
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