こんにちは。横浜市在住の鈴木です。
昨日から、NVDA 2016.3JP beta 160610を試しています。
tohoku-f01については、高音がくっきりしているのか音声がくっきりきこえるのと、読み方がなめらかなのでmeiより速さを上げても聞き取れるように感じています。
(meiで高速読み上げで速さを70にすると自分にはくずれて聞こえるがtohoku-f01ではこの速さでもなめらかに聞こえる)
さて、自分には聞き取りにくいと感じているパターンもいくつか試しているのですが、全体的に思うのは、tohoku-f01は文章を連続的に読み上げさせることについてはよく調整されていると思うのですが、1文字ずつ読み上げさせる場合には改善の余地があるように感じます。以下、いくつか例をあげます。
1)
"GTP"と入力あるいは1文字ずつ読ませる → 「ティーピーピー」のように聞こえる。
("gtp"を連続読みさせると、1文字目は「ジー」と聞こえるが、2文字と3文字目は「ティーピー」と聞こえなくもないがやはり区別しづらい)
2)
「もじです」と入力または1文字ずつ読ませる → 「モディデツ」のように聞こえる。
(連続読みさせると「モジデス」のようにだいたい聞こえるが、「す」のところは「ツ」っぽくも聞こえる)
3)
"tohoku"と入力あるいは1文字ずつ読ませる → 「ピーオーエイチオーテーユー」と聞こえる。
(連続読みさせると「トウホク」と聞こえる)
4)
「かきくけこ」と入力あるいは1文字ずつ読ませる → 「アキウテコ」と聞こえる。
(連続読みさせると「カキクケコ」と聞こえる)
たぶん、1文字読みさせた場合の問題は上記以外にもあると思います。
自分が書いた文章の文字レベルのチェックは1文字ずつ読ませて確認しますし、いちいちフォネティック読みさせるのは作業効率悪すぎです。上記のような状況では、入力している最中でさえ、自分が正しい入力をしているのか混乱し不安になります。
そういうわけで、普段の使用にはもう少しmeiを使います。
上記につきまして、検証の上、改善していただけるとありがたいです。