Node v6.11.0 における不思議な挙動

[Yoshitaka Sakamoto]

はじめまして、坂本と申します。

開発しているアプリケーションで Node が不可思議な動きをしたので、もしご教示いただけることがあればと思い、投稿しました。

環境：

　AWS 上で構築したサーバーです。

　(CPU) Intel(R) Xeon(R) CPU E5-2666 v3 @ 2.90GHz

　(OS) Ubuntu 16.04.2 LTS

　(Node) v6.11.0

現象：

　以下のソース（1）で SIGSEGV エラーが発生し、プロセスが停止する。(2)、(3)、(4) では問題ない、(5) では SIGSEGV 発生。

　実行オプションには

    --max_old_space_size=1024 --expose-gc 

　がついており、process 自体は forever にて fork した child_process で動いています。

　(*) catch 部分はすべて同じなので、 (2) 以降は省略しています。

　この部分だけを単独実行しても再現はしない模様です。

(1)

var when = Promise.resolve();

when = when.then(function() {

  return new Promise(function(rsl, rej) {

     rej('THROW ERROR');  // => SIGSEGV

  });

});

when['catch'](function(e){

  console.log(e);

});

(2)

var when = Promise.resolve();

when = when.then(function() {

  return new Promise(function(rsl, rej) {

     rsl();  // => OK

  });

});

(3)

var when = Promise.resolve();

when = when.then(function() {

  return new Promise(function(rsl, rej) {

     process.nextTick(rej);  // => OK

  });

});

(4)

var when = Promise.resolve();

when = when.then(function() {

  return new Promise(function(rsl, rej) {

     setImmediate(rej);  // => OK

  });

});

(5)

var when = Promise.resolve();

when = when.then(function() {

  return new Promise(function(rsl, rej) {

     throw 'THROW ERROR' // => SIGSEGV

  });

});

同期的なエラーの throw に対して発生する、ということは現象的にわかっているのですが、

発生するようになる条件がわからない状況です。

よろしくお願いします。

[Yosuke FURUKAWA]

ちょっとまだ不明点が多いのでなんともなのですが、いきなりPromiseをrejectした（例外を投げた）時のタイミングで、SIGSEGVが起きるという話ですね。

一旦 ben が見てくれているようなので、そのままフォローしていただいたほうが早そうですね。

https://github.com/nodejs/node/issues/13782

2017年6月19日月曜日 16時11分56秒 UTC+9 Yoshitaka Sakamoto:

[Yoshitaka Sakamoto]

確認ありがとうございました。よく考えたら本家とここは繋がっているのですね、二重投稿してしまい、失礼しました。

なぜ setImmediate( ) をかませば改善するのか、の点に疑問を残しながらですが、ben さんのお陰であっという間に解決です！あとは自分でソースを読めばなんとかなりそうです。

2017年6月19日月曜日 20時09分56秒 UTC+9 Yosuke FURUKAWA: