ネットワーク科学MLのみなさま
香川大学の青木です.
東北大学の稲垣さんに,店舗間の近接ネットワーク分析による市街地分類についてセミナーを行っていただきます。
オンラインでご参加いただく場合,次のページより事前にご登録ください.
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日 時:2023年2月8日(水)16:00-17:30
報告者:稲垣 和哉 氏 Kazuya Inagaki (Tohoku University)
Title: 店舗の共起関係に基づいた中⼼市街地における店舗集積の共通構造の推定
Abstract: 中心市街地における各エリアの特徴は,個々の店舗で完結するのではなく,店舗同士が互いに補完し合い,相乗効果を生み出すことで形成されていると考えられる.本研究では,店舗の集積メカニズムを店舗の立地相互作用に基づいて定量的に把握するため,店舗をノード,店舗間の共起関係をリンクとした店舗の共起ネットワークで店舗集積を表現し,店舗の共起ネットワークを生み出した「店舗の潜在的な属性」を推定する手法として,拡張Stochastic Block Model を提案した.国内の主要な10都市を対象とし,店舗集積を生み出した店舗の潜在的な属性を推定した結果,各店舗は13 の潜在的属性に分けることができ,それぞれの特徴は構成される業種から解釈することができた.また,都市間で⽐較した結果,潜在的属性間の共起関係において共通する構造があることが明らかとなった.
会 場:香川大学幸町北キャンパス2号館2階 遠隔教育調査研究室,及びZoom
(注)最新情報はセミナーホームページ https://kagawa-regional-science.github.io をご参照ください.
世話人:
青木 高明(香川大学教育学部)
島根 哲哉(香川大学地域マネジメント研究科)
長町 康平(香川大学地域マネジメント研究科)