大変な状況であること、お心が混乱されていることお察し申し上げます。先ずはご自身と、生まれ来る赤ちゃんの健康を大切にしてください。私に出来るアドバイスは、
1.赤ちゃんの権利を、最大限確保するための最善の策を考える。
お相手と結婚する/しないに関わらず、子どもの父親としての「認知」の問題。胎児認知、出生届と同時の認知届け提出。出生後の認知。どの段階でネパール人男性に認知してもらうかによって、赤ちゃんの出生届に父親の名前が書けるか/書けないかの違いが生じると思います。出生後の認知であっても、ネパール人男性が認知すれば、お子さんの戸籍に「父親」として明記されると思います。おふたりが赤ちゃんの出生前に婚姻されたとしても、お子さんの日本人としての戸籍は、日本人である母親のところに入ると思いますが、(父母の婚姻や父親からの認知により)父親の名前が子供さんの戸籍に反映される/されない...という、違いが発生するはずです。
この部分については、滞在国の日本大使館・領事部や、総領事館にご確認ください。大使館の年末年始の休暇は日本の官公庁に準じてと思います。
2.何がご本人と赤ちゃんにとって「幸せ」となるか?考える、ご家族と相談する。決断する。断固として実行する。
中絶が不可能な時期を迎えているため、出産するしか方法がない。とのこと。状況の中で最善の出産と子育てにトライするべきでしょう。
ネパール人のお相手と共に子育てをする方法を模索するか?シングルマザーとして育てていくか?子どもの父親としても、配偶者としても相応しくない相手であれば、却ってシングルマザーの方がベターである可能性もあります。子育てと、未熟な夫の両方を抱えて一度に育て上げるのは大変困難です。
日本での出産や子育てにおいては、日本のご家族の理解や協力も不可欠だと思います。
ご自分で育てることが出来るのか?周囲の協力が得られるのか?シビアに考えてみてください。可能性のひとつとして、養子に出すこともあり得ると思います。願っていても実子に恵まれなかった善良なご夫妻とのマッチングをしてくれる誠実な産院や、斡旋機関のことも(可能性として)調べてみてはいかがでしょう。
ご本人と子供さんにとっての「最善」を見つけたら、毅然として、苦しくても最善の努力をしてください。それが、子供さんに対しての最大の愛情になると思います。
どのような方法を採られたとしても、予想していなかった出産であったとしても、子育てというものは素晴らしい経験です。挫けないでくださいね。困難の中の最善を見つけてください。勇気を持ってください。お祈りしています。
ネパール人の気質については、別の返信にまとめます。