ネパール人彼氏について

[ノエル]

わたしは今年の三月から26歳のネパール人の彼と付き合っている21歳学生です。彼はわたしがアルバイトしている大型商業施設の正社員の方で、現在就労ビザで日本にいるそうです。出会った時は彼は結婚しており、わたしも彼を同僚としか思っていなかったのですが、昨年、彼の奥さんの浮気(結婚前から)が発覚し、彼が離婚したいと考え始めた頃から親しくなり、つきあうことになりました。自分の中で不倫ということが悪い事だと思っていながらこんなことになり、罪悪感にさいなまれながらも彼が好きでダラダラと関係を続けていましたが、このままではダメだと思い、彼が一時ネパールに帰国した際、もし離婚してこなかったら別れようと決意しました。多分離婚はしてこないだろうと思っていると、なんと彼は離婚して帰国し、奥さんに250万円ほど支払ったそうです。会社にもその旨を伝え、書類などもしっかりと作成していました。最初は半信半疑だったのですが、わたしが働いているアルバイト先はかなり大手で、離婚の申し出などもかなり細かく調べがあったので、離婚したことについては疑いをもたなくなり、やっと普通のカップルになれたと喜んでいました。しかし、その3ヶ月半ほどたって、彼が元奥さんとの家族との金銭的いざこざなどを解決するためまた10日ほどネパールに帰国したのですが、親などから押し切られて結婚が決まったと言われました。親から結婚の話をずっとされており、本人はいやだと言い続けていたし、離婚してまだ３ヶ月もたっていないので大丈夫だと思っていたので大変ショックをうけました。彼からお金を貸して欲しいとか、なにかの保証人になって欲しいなどと言われたことは一度もなく、離婚もして帰ってくるようなネパールの人のなかでは先進的な考えの持ち主だと思っていたので驚きがかくせないですし、すごく傷つきました。何があっても自分と一緒にいて欲しいと言われていたのですが、わたしはもう不倫はしたくないですし、彼との先がないことはわかっているので別れることは決意しているのですが、彼のことを本気で好きで、とても辛いのでここにかかせてもらいました。アドバイスなど頂ければ幸いです。よろしくお願いします。

[空の下ミキ]

こんにちは。とても辛い経験、心中お察し申し上げます。

拝見するに、然るべき決断を既になさっているように思えます。お相手の方も、誠実な方なのだと思います。日本にも、ネパールにもきちんとされていますし、ネパールでの再婚のこともノエルさんに隠さず伝えておられるのですものね。ですから尚更、これから就職や、もしかしたら大学院への進学などの人生大切な時期を迎えるノエルさんには、つらさに耐える勇気を持っていただきたいと思います。

ネパール人は家族を大切にしますし、家族は「伝統的価値観」を子どもに善意で押しつけてくることも少なくありません。昔の日本のように、結婚は「家のため」という側面もあり、高い教育を受けた人でさえ親の決めた相手と（深いつきあいなしに）すんなり結婚してしまうこともよくあることです。もしノエルさんがこの方と結婚できていたとしても、将来、お相手の家族と難しい局面が発生していたと思います。

全ては、お二人の長い幸せのために起こったことかもしれません。

今、この辛さに耐えることが、ノエルさんの来たるべき人生の糧となりますように。

しっかりと学業を修め、将来のため頑張ってください。遠くからですが、お祈りしています。

負けないで！

抱えきれないことがあったら、いつでもここにぶちまけてください。ね！

2018年11月29日木曜日 11時18分16秒 UTC+5:45 ノエル:

[ノエル]

ミキさん、心温まるお言葉をありがとうございます。
本当に身にしみる思いで何度も読み直しました。
正直わたしも彼をすぐに忘れることはできないと思いますし、頭ではダメだとわかっていても彼に一緒にいて欲しいと言われたらはっきりと断れるのかどうか、自信は全くありません。
終わりがわかっていても、自分が最後には傷つくことが分かっていても彼といたいと思う気持ちはなかなかしぼんでもくれません。恋の魔力とは恐ろしいものだと感じています。
やはり、ネパールでは親が決めた相手と結婚することが良いこととされているのですね。わたしは彼が彼女でたる自分以外の人と結婚することを決めたと聞いて、彼の私への気持ちがすごく実は軽かったのではないかなどと考えていました。ミキさんのおっしゃる通りで、彼はウソをつこうと思えばつけたのに、ハッキリと私に真実を告げてくれた優しい人です。彼がしたことは簡単に許せる行為ではないですが、彼の今後の人生を考えると決して楽ではないものであることは明白であり、一方的に彼を責められないと思いました。
この恋を通じてまた一つ自分が成長出来たらと今は思っています。
本当にありがとうございました。